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「おそれ」~恐れから畏れへ(From Fear To Awe)~

「おそれ」~恐れから畏れへ(From Fear To Awe)~。「畏れ」が、恐怖心やパニック、正常性バイアスのようなマイナスをプラスに導いてくれるかもしれない。


畏敬の念を持つことで「禍を転じて福と為す」ことができるかもしれない。
畏敬の念には次のような効能があるそうです。


前向きな感情の増加と苦痛の大幅な減少、社会的つながりを育む肯定的な感情を高め衰退を早める否定的な感情を減少させ、お金への欲求を弱め、時間が豊富であるという感覚を得、否定的なセルフトークを鎮め、精神的肉体的な健康改善、幸福感の向上、意思決定を変え、利他的な行動の増加にも関連し、人生を満足のいくものにする。


畏敬の念は、私たちの周りにあって、どこでも行うことができ、思っているよりも単純でもあり、誰もがアクセスでき、練習することで開発できます。たくさんのお金も、どこか特別な場所に旅行する必要もなく、また特権も必要ありません。


不安や恐怖心に支配されてしまうと、身動きが取れなくなってしまいます。だけども、そんなこと言ったって、雷や地震などの脅威や危機が来て不安になるな、恐怖にかられるなといっても難しいのではとも思います。


落雷のおそれ、ゲリラ豪雨のおそれ、洪水のおそれなど、「~~のおそれ」という言葉、情報が頻繁に入ってくるようになった気がします。
古人は、天地間の現象と人間世界は、表と裏のように密接に関係があり、人間世界において行いが誤っているときは、天変地異があらわれると考えていたようです。


「ブルーモーメント」というドラマがやっていますが、夜明けの空や夕焼けのつかの間の美しさは畏敬の念を育むそうです。


恐れから畏れへ(From Fear To Awe)。恐れに支配されると思考停止で動けなくなってしまいますが、畏れなら恐れとは違う何かが発動するように思います。


畏敬の念は、私たちの周りにあって、どこでも行うことができ、思っているよりも単純でもあり、誰もがアクセスでき、練習することで開発できます。たくさんのお金も、どこか特別な場所に旅行する必要もなく、また特権も必要ありません。