はじめてもらった原稿料は2000円

はじめてもらった原稿料は2000円だったらしい。 昨日の日曜日、離れて暮らしている母の家に行った。 ここ数ヶ月はいろいろあって日曜日はほぼ母の家に行っている。 昨日はあまり外に出たがらない母を連れ出して近所の公園に散歩に出かけた。 歩いている最中にふと母がこんなことを口にした。 「あんたがもらった初めての原稿料は2000円だったのよ」 何のことかと思ったので話を聞くと、中学1年のときにわたしが書いた作文が、学校が発行している冊子に採用されたらしく、そのときもらった原稿料

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ともあれ何かを書かねばならない

ライターを名乗るからには、ともかく何かを書かなければいけない。もちろん、毎日何しらの文章は書いているのだけれども、このところクライアントから原稿料をもらって書くことしかしていない。自己を表明する文章、というと素朴すぎるが、ともあれ自分の思考回路と直結した何かを残しておく必要があるわけだ。 これは別に精神衛生上の話をしているわけではなくて、フリーライターのキャリアアップ(!)を考えてみたときに、原稿料だけでは先がないという話である。1文字いくら、1記事いくら、そういう仕事は当

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「コンボライターのエトです」

「コンボライターの皆さまへ」という出だしのメールが、月に2,3通届きます。 メンタルヘルスの雑誌『こころの元気+』を発行している、コンボ(地域精神保健福祉機構)からのメールです。 以前、『こころの元気+』を読んで、お便りを書いて送ったところ、その文章とイラストを「読者の投稿コーナー」に掲載してもらえました。 そのお知らせに「コンボライター登録者募集」の紙が同封されていて、登録して以来、毎月いろいろなテーマで原稿募集のメールが届くのです。 原稿を書く・書かないは自由で、書

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⑮ギャラ未払い事件・全記録[連載/ボクっ娘のなれの果て、還暦を迎える。]

こんにちは辛酸なめ子より辛酸なめてきましたが辛酸なめ子を名乗りたくはないのでペンネームを「泥水すすり」と改めようかなと思うくらい泥水をすすってきたフリーランス(自営業者)編集者・魚住陽向です(息継ぎなし)。 皆さんは、仕事をしたにもかかわらず「ギャラが支払われない」とか「ウソをつかれて、のらりくらりと逃げられ、報酬を支払うのを渋られた」という経験はありませんか? 私は、あります。 そして、結果的には内容証明を送り、プレッシャーをかけて相手を追い詰めたという経験があります

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ライターは原稿料をどう設定するべきか

かつて、校了間際のPOPEYE編集部から「坂口恭平ピンチのため、代打としてポパイ大学という坂口連載で『経済』について書いてくれ」と頼まれて書いた原稿です。 THE WHOに「Substitute」(直訳すると「代用品」)って名曲があるけど、さしずめそんな感じでしょうかね。坂口恭平の代役を言づかりました。 そういや、その名も〈WHO〉っていうバーが新宿にあって、むかし坂口と並んで飲んでいたらこの曲がかかった。キース・ムーンのドラムがトタン屋根にあたる雨粒の音みたいでかっこよ

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無間地獄のクラウドソーシングから抜け出す3つの方法【vol.05】

一生、安い原稿料で労働搾取されることに甘んじる覚悟がある方は、クラウドソーシングで仕事をしてもいいと思います。 しかし、いまは初心者であるものの、将来プロのライターとしてまっとうな仕事をしたいという方は、クラウドソーシングを早めに見限ることをお勧めします。 とはいえ、実績がほとんどないのでライターとして仕事を始めるにはまずはクラウドソーシングに頼るしかない、という方も多いでしょう。 残念ですが、それは当然です。草野球の経験があるからと言って、簡単にプロ野球で活躍できない

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クラウドソーシングがライターを潰す5つの理由【vol.04】

前回はクライドソーシングがライターにとって諸悪の根源であると説明しましたが、今回はクラウドソーシングがライターを潰す理由を具体的に説明していきたいと思います。 その理由は主に以下の5点です。 1. 労働搾取される。 2. スキルが磨けない。 3. 悪いクセがつく。 4. プロ意識が欠落する。 5. 市場価格を下落させる。 ひとつずつ解説していきましょう。 1. 労働搾取される。 クラウドソーシングには、原稿1本100円という案件が当たり前のようにあります。1文字0.

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原稿料の価格破壊を招いた諸悪の根源【vol.03】

私の知る限り、長年クラウドソーシングで原稿を書いてきた自称ライターは、本当にひどいレベルの人ばかりです。誰にも指導されず自己流で粗悪な原稿を書き続けてきたので、悪いクセがつき、文章が稚拙、文脈が読めない、創造力がない、理解力がない、ビジネスマナーがない、ないない尽くしのライターだらけです。 なぜクラウドソーシングはこれほどひどいライターを量産するのでしょうか。 クラウドソーシングには、プロの編集者がつくことはまずありません。つまりライターは大量の記事作成をすることで書き慣

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原稿料を1本10,000円以上にする3つの方法【vol.02】

いわゆるネットからネタを集めて二次情報を書く“こたつライター”の仕事では、1本10,000円以上の仕事を見つけるのは簡単ではありません。 では単価を上げるにはどうすればいいでしょうか。 3つあります。 ① 専門性 ある特定のジャンルに強ければ、原稿料は高くなります。他の人には書けないからです。どんな仕事でも同じですが、誰にでもできる仕事は当然安くなります。できる人が少ない仕事には付加価値がつくので、当然単価は高くなります。 どんなジャンルでもいいので得意ジャンルを作る

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ギャラを受け取ったら領収書を発行

初めて請求書を書いた新人ライターが、次にぶち当たる壁が「領収書」だ。これは「たしかに受け取りました」という意味で、求められたら発行しなければならない。 いまでは振り込みが主流で、銀行の振込控えが領収書になる。だからギャラを振り込みで受け取る場合で、領収書を発行することはほとんどない。 それでもまれに「領収書をください」といわれることがあるし、ギャラ以外でお金をやり取りする際にも、領収書を書かねばならない場面は意外に多い。 請求書と同じく、領収書にも決まったフォーマットはな

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