激昂の後に訪れる虚無感に涙するのは、外に向けても、誰からも避けられてきたその想いが、ぐるっとその方向を変えて真っ直ぐ自分の心に突き刺さってくるからに他ならない。 結局、自分自身こそ本当の理解者なのだ。
鮮やかな黄色、そこにぽつんと白いお花。さすがに青すぎませんか。そよ風に靡いた花たちと揺れる。 そんなに生き生きとしているのならその輝きを僕に分けてくださいよ。いや、もう分けてもらってた。僕の心の器分差っ引いて零れ落ちたその輝きがあまりにも多すぎるからこんなにも切なくなるんだろう。