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愛とか正義とか~哲学・倫理学~

◆一言で「どんな影響があったか」

「主観的な世界」だけを生きる自分から
→「客観的な世界」を生きる「主観的なプレイヤー」

という2つの方向から世界をみるというパラダイムシフトが起きた本。



◆この本を読む目的・狙い

・社会を成り立たせている資本主義・経済を理解したいと思ったときに、まずは母体の哲学・倫理学を理解するとよいと聞いたため。


◆最大の気づき・学び

我々は、社会で共存しており
社会を成り立たせるには、皆が納得できる客観的な正しさが必要になる。

ただ、この客観的な社会を生きるプレイヤーは個人であり、個人としての正しさ(自分はどう思うか、どうしたいか)を自分で考え、答えを出す(哲学する)必要もある。

従って、社会を構成する1人としての考え(客観的な視点)と自分の生を生きる個人としての考え(主観的な視点)の両方を持ち合わせることが大事だ。


◆感じたこと

自分は自分の世界観(主観)を押し付けようとしていた時期があった。押し付けはダメだと気づき、今では自分の考えを押し黙ろうとしていることに気づいた。

押し付けはよくないが、
黙って自分だけ考えに留めているのも、社会や人と共存することを放棄することになる。

共存を放棄し、自分は自分、人は人としてしまうと、自分の考えだけに凝り固まった主観だけの一匹狼になる。それでは、人と何かを成し遂げることは不可能だ。

主観的な自分の考えも、主観という前提を伝えたうえで、場に出してみる。場に出したうえで、いろんな考えとぶつかり錬磨することで、自分も相手も納得できる形にできると良いと思った。
※なおき君もいってくれた、もっと出していいって。
※葵月にも主観を壊してくれる人が必要と言ってくれた。


◆今後の行動

◆コミュニケーション編
・自分の世界観があるように、相手の世界観があることを知る。

・まず相手の話を傾聴し、相手の世界観を知ろうとする。そして尊重する。

・自分の世界観についても場に出す。

・言語化が得意でないのでどうせ伝わらないと諦めていた部分があったが、自分の考えを言語化する力をつける。

・自分の考えを持つためのインプット量を増やす。

◆社会人として編
・自分の生きるステージである社会のことが全然わかっていないので、社会の解像度をあげるべく読書する。


◆感想(感じたままに)

本書が伝えたかった事を受け取れたかな?w

「正義」って有るか無いかとかではなくて、社会を成り立たせる上で創りつづけていく必要があり、社会で通用するには主観ではなく、常に客観的で全員が納得できるものでなくてはいけない。※正義が主観で成り立つと、僕は人を殺してもいいと思います!ってひとがでてきて世界はぐちゃぐちゃ。

みたいなところで、本書を読む前の自分は、「客観的な世界を生きている」って感覚無くて、それこそ「自分はこう思うのでこうします、自分の正義はこうです」みたいな主観の塊みたいな人間だったなとw

1人で生きていくならそれでいいけど、社会で生きるうえで1人で生きることなんてなくて、自分の意見は持ちつつも、社会の視点ももって、意見をいったり、人と共によりよい意見にしていけたらいいなと思いました。

そこで改めて、コーチングのスキルを身に着けていてよかったなと。ジャッジなく相手を理解しようとする、人の話を聞くって、ともに社会を作っていく上で一番大事なスキルだと思う。

人の話を聞きつつ、自分の意見も伝える。
そうやって人と共に、生きていきたいとおもった本でした。

ぜんぜん違う捉え方しているかも(笑)

また読みます。
以上!


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