shuhei.
読んだ本たち、紹介したい本たちをまとめています
こんにちは。 初投稿です。 好きなものについてつらつらとと思いたったので、今回は「ソラニン」という作品について、書きつらねてみたいと思います。(ネタバレ的な要素を含みます。あらかじめご了承ください。) 初めて出会ったのは高校生くらいの時かなと思います。しかも曲の方から入って漫画読むというパターンだったと。読むたびに考えさせられて、自分が変わると見方も変わるし、そんなところが好きです。 変化なんかしたくなくて、このままこの幸せが続いたらと思うけども続かないこともなんとな
この本に関しては、ネタバレに関わることを言いかねないのと 非常にネタバレすべきではないと思う小説だったので 本文に関わることは割愛しながら、感想だけ綴ります。 私は、いわゆる「どんでん返し」と言われるような 後半であっという仕掛けがあるものが好きです。 こういうものが好きな方も他にも一定数いるのでは? とも思っています。 何で好きなのかな?とちょっと考えてみたのですが 多分私は、「自分の予想できない出来事」を面白く 興味深く思ってしまうタイプなんだと思います。 不確実
「1ヶ月後、小惑星が衝突し、地球が滅びる」と言われた時、 私はどうするだろうか。 怯えるのか、割り切るのか、希望を見出せるのか。 よくある恋愛映画などでそんな表現があるけれど、実際にそうなると 人間はどうするんでしょうね。 正直、自分がどうなるのかなんて想像もつきません。 だって、いくら想像しても、それは想像の域を超えないのだから。 本書の中では、それこそ終末世界になっていきます。 自分の何かのために、倫理観が崩壊し、 人殺しや強奪、そんなものが横行します。 世界が滅び
みなさんは逃げたくなるようなことに直面したことはあるでしょうか。 ないって方はすごく少ないのでは?と思っています。 仕事・家庭・プライベート・学校・・・ いろんな場面で逃げたくなる瞬間ってありますよねー 毎日のように私もあります。 また、「逃げることは悪いことか?」 みたいな論争も定期的に見かけます。あれは皆さんどう思いますか? 個人的には、逃げることは大いにありだと思っている。 そうすることが自分の人生を否定しないことにもなるというのもありますが、、 「逃げる」って
以前、同じタイトルのnoteを投稿したのですが 最近また同じ思いに駆られたので、2024年版をと思い投稿します。 ↓過去分はこちら↓ 最近、コテンラジオの民主主義編を聴き切りました。 これがすごく自分にとっては衝撃でした。 特に「社会契約論」に関しては、今まで残念ながら触れる機会がなく印象的でした。 (もしかしたら高校の時にやったのかもしれませんが、残念ながら、、) ルソーの社会契約論が特に印象的だったので 私の解釈で記載します。 なんか全然言葉足りずな気がしますが
ブレンディッドラーニングという言葉を聞いたことがあるでしょうか? 実は、私ごとなのですが、 人材育成に関わるような、SaaSの企業に只今在籍しておりまして。 その関連で本書を手に取り読みました。 内容ブレンド?何をブレンドするんや?となると思うので その辺りから、説明します。 すっごく簡単にいうと 「オンライン研修」と「オフライン(対面)研修」をブレンドします。 コロナでオンライン研修はすごく発展しました。 Zoom、Meetの使用は当たり前になり、 私もそうですがフ
新年の挨拶みなさま、あけましておめでとうございます。 年始早々色々なことが起こっておりますが、 みなさまが無事に過ごしていることを祈る限りです。 余談ですが、親族で上越に住んでいるものがおり、 その際はすごくヒヤヒヤしながら、ニュースを追っていました。 幸いにも無事でした。 個人的な感覚として、その地を訪れたことがあるとか、 その地に関わりがある人と知り合うとか、そういう行為を繰り返して 世界が広がる感覚があります。 もちろん書籍とかそういうもので広がる世界もあると思う
「問い」ってすごく大事ですよね。 日本ファシリテーション協会ってのがあって、ちょこちょこ行ってるんですが まさにそんな話ばっかりしています。 まえおき仕事でも、どんな問いを社内にも、対顧客にも投げかけるのが大切で むしろいい問いを立てるってのが仕事なのでは?って思うくらい。 別の話ですが、世の中には「発問」「質問」「問い」の3種類があると聞いたことがあります。違いは何かわかりますか? その人曰く、「自分に答えがあるのが発問、相手に答えがあるのが質問、双方に答えがないのが
実は、百田尚樹さんの本を読んだのは初めてです。 なんで読んでこなかったのかなと少し後悔しました。 あと、この方が探偵ナイトスクープの作家だったというのは 初めて知りました。 関西在住としては、「ナイトスクープ!!」ってなりました。 非常に、面白かったです。 読みやすく、かつうまくどんでん返しがあり、 気づいたら読み終わっているようなそんな小説でした。 あと面白かったのが本の構成です。 ショートショートと呼ばれるような短編小説がいっぱい詰まっている作品で 心地よい裏切りが
「高校生」っていいですよね。 みんなこの単語を聞いて想起するイメージはそれぞれだと思いますが、 個人的には、「爽やかさ」「エネルギー」「不安定さ」とかそういうことを 想起します。 同じ佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」という小説が中学の時好きで、 夢中になって読んでいたことを思い出し、手に取りました。 ご存知の方も多いと思いますが、 あの小説も、すごく青春の爽やかさと、フラストレーションと 心地よく体に入ってくる本だったと記憶してます。 ※読んだの20年近く前になるので、
タイトルに惹かれて、気づけば図書館で借りていました。 居酒屋っていいですよね。 大阪在住なんですが、大阪駅ビルにはまりもう数年がたちます。 普段も散歩が好きなんですが、散歩する中で路地に目を向けて 良さげな居酒屋がないかなって思わずみてしまいます。 また、「異世界居酒屋のぶ」、「居酒屋ぼったくり」、「ワカコ酒」とか そういう居酒屋の漫画も大好きです。 なぜここに惹かれるんだろうって考えます。 昔イギリスに少しだけ住んでいたことがあるんですが、 その時に日本の居酒屋っぽ
私の好きな「ソラニン」という曲の歌詞です。 戻れないから、いいもので 本当に戻るものではないんだろうなと感じました。 ※ネタバレを含みます。 実際に過去に戻れてしまったら、 突きつけられるのは、一週目と変わってしまった現実です。 例えば、誰かが死んだとき、 もし戻る前の過去ではその人が死んでいなかったとしたら その人の死んでしまった原因は、自分が過去に戻るという選択をしてしまったから と思うかもしれない。 「死」というのはすごく極端ですが いろいろな「違い」を見て、自
いつも思います。相対する人を「個人」として認識したいのに 枠組みを作って接してしまう。男だとか女だとか年上とか年下とか既婚とか。 そんな「無意識下でのステレオタイプ」を取り除きたいなと常々思うこの頃です。 昨今のセクシャルマイノリティの話についても 本書を読んで改めて強くその必要性を感じました。 あわせて、ヘテロセクシャルと言われる、セクシャルマジョリティにこそ、 自身も含めその個人の愛と性を深掘りして考えるべきだと、そう思いました。 けれど、愛と性の話をオープンにする
みなさんは、どうしても思い出してしまう逃れられない過去はあるだろうか。 その過去に引っ張られて何かをしてしまう、何かをできないということは? そんな過去と未来と自分とを考えることができた本でした。 その中で個人的に興味深かった部分を紹介します。 未来を考えるのが苦手人間は未来を考えることが苦手だと著者は言う。 過去を振り返ってそれを未来に投影したり、過去を加工して未来としたりする。 過去と未来は対称的ではないのに、と。 思い当たる節があります。 自分の未来を想像した時
※この感想記事は、ネタバレを含みます。 本書の実質主人公といっていい小学五年生の少女は、 写真に触れるとその写真を撮った時の映像を見ることができます。 最後、彼女はその力を大切な方を目にすることにはあえて使いません。 ちなみに、写真という意味では 私は、あまり写真を撮る人ではないです。 今はそこまでではないですが、 料理を逐一写真撮ってる人を毛嫌いするタイプでした。 写真を撮らない理由は、その場面や想いを味わうことに集中したいし 写真は撮っても結局見ない。結局覚えてい
恋愛小説を読むのが好きで、なんで好きなのかなと考えてみたんですけど 人間の人間たる核みたいなものに触れられる感覚があるのかなと思いました。 本書も恋愛小説というカテゴリに入るのかなとは思うのですが 恋愛小説としてしまうような勿体無さも感じました。 人が人を好きになるってどういうことかなと定期的に思います。 その時々によって自分の答えも変わります。 今は、一周くらい回って「触れたい」って思うことかなと思います。 物理的にだけでなく、心理的にも その人の内面に触れること、