営業ときどきクリエイティブ

営業ときどきクリエイティブ

最近の記事

クリエイティブって、この瞬間が「やりがい」。

営業でありながら、ときどきクリエイティブな仕事をします。そのほとんどはリーフレットやWEBの構成案づくりです。今回の案件は、お客様の新人営業の方がまとめた原稿からの構成案づくりでした。 今までいろんな業界に販売してきた製品を、新しい業界へ販売するためのリーフレットです。いただいたのは「タイトル」「サブタイトル」「メリット4点」「モデルプラン」の4点でした。もちろん、これをダイレクトに構成に落とし込むことはできますが、それではプロとしての名が恥じます(少し大げさですみません)

    • クリエイティブは主観と客観の交差点

      あるお客さんのホームページのデザインディレクションをしました。機械メーカーで、その会社のものづくりに対する想いを伝える「ものづくりコンセプト」ページです。私はその会社のものづくりに対する真摯な姿勢にすごく共感しているので、それをどうにかして伝えたいという想いで取り組みました。 メーカーのものづくりに対する想いって、ふつう顧客には関心が湧かないところだと思います。性能や価格、耐久性など、あくまでも大切なのは商品情報。ものづくりに対して真摯に取り組んでいても、価格が高ければ購入

      • クリエイティブの絶対的な味方にしたい、生成AI

        生成AIを駆使して、お客さんのホームページ掲載用の導入事例の文書を作りました。全部で9業種。丸投げのお客さんなので、自分で調べ文章を作成しました。 ここで活用したのがチャットGPT。ネットからひろってきた記事をペーストして、まるパクリにならないように削除するワード、不要な文章を指示。また追加したい項目などを加えながら、文章を作っていきました。時には各文すべてが「ます。」で終わることもあるので、単調にならないように修正指示しながら、80点までの文章を作成。最後は自分で仕上げる

        • ビジネスは信頼、チームも信頼

          少し前に部下に対する性悪説な見方での指導を行いました。端的に言うと「嘘をついているのではないか」と、部下への不信を伝えました。強い企業、ルールを明確にしている企業には、特別なことではないのかもしれません。私のお客さんで管理職の人に、このことを伝えると特段驚いたようすもなく、サラっと流されました。 ただ、私の中では不安はありました。それは私自身が仕事において会社において、チームにおいて信頼が一番大切だと思っているからです。これが無ければ、組織として成り立たない。成長もない。発

        クリエイティブって、この瞬間が「やりがい」。

          1年間の挑戦の結果

          会社のメルマガを初めてちょうど1年が経ちました。 月1回の発行、6つのコーナーに分かれていて文字数は約4000文字。スタートした最初は丸1日くらいかけて作っていました。 既存客との接点を増やすという意味で始めたメルマガですが、開封率は約30%。お客様から「楽しみにしているよ」「朝礼の発表ネタとして使わせてもらている」など、わずかですが嬉しい声もいただけるようになりました。 このような声をいただけるのももちろん嬉しいですが、私としては作成時間が大幅に少なくなったことも自身の

          期待を超えるデザインとは

          これは私の仕事の中でも大きなテーマとしていつも考えています。 期待を超えるとは、相手の創造を超えるとも言えますが、決して突拍子もないデザインというわけではありません。 目的、要望に対して、このような表現があったのか、と思っていただくもの。 違うアプローチで表現を試みて、より効果的のあるものをつくること。 時には大胆さも必要でしょうし、発想の転換も必要でしょうし、視点を変えることも必要だと思います。 ただ、単に大胆にすれば良いというものではありません。それはあくまでも表面的な

          期待を超えるデザインとは

          部下への性悪説のコミュニケーション。後悔はあるがこれもチャレンジ。

          わが営業部は下記のメンバーです。 部長(私) 40代 Aさん 60代(前部長) Bくん 40代(中途10年目) Cくん 30代(中途4年目) Dくん 30代(新卒10年目) Eくん 20代(新卒6年目) このチームでどれだけの数字が作れるか。プレイングマネージャーなので、自身の数字も作りながらのアドバイスにも限界があり、日々悩んでいるのが実情です。 でもみんなの活躍に驚かされることもあり、全員の成長がチームの成長であり、数字につながるということも実感しています。 ただ

          部下への性悪説のコミュニケーション。後悔はあるがこれもチャレンジ。

          デザインディレクションの難しさ

          うちの会社はデザイン制作におけるディレクターはいません。営業がその役割を担っています。デザイン案件での受注が決まると、うれしい反面、ほんの少し憂鬱になります。 良いものを提出したい。お客様の期待を越えて、喜ばれ、効果がでるクリエイティブを創りたい。販促デザインに携わるものにとって誰もが想うことだと思います。 デザイナーには、その案件の目的、背景、お客様の嗜好性などを伝えることはもちろん内容を理解してもらうため、なるべく詳しくはお伝えするように心掛けています。 それに対し

          デザインディレクションの難しさ

          目標の立て方 進め方

          2023年12月までにライティングと企画力アップ、という目標を漠然と立てていた。毎日最低20分の読書、そして、2024年9月に新しいステップ(独立?)、年収は600万以上。紙には書いていました。毎日は見ていませんでした。2024年の1月が終わり、目標としていた新しいステップは遠くかすんだままで、道すら見えていません。 日々、少し悩んでいるのが現実です。自社は厳しい経営環境。今期は赤字の可能性もあります。ただ、営業部のマネージャーをしている以上、自分の数字だけでなく会社全体の

          「成長の喜び」と「自分自身」を信じて

          昨日、新規のお客様と商談しました。 昨日の案件は展示会のブース装飾です。 新規といっても2回目の訪問。 前回もブース装飾の相談でしたが、お客様の条件をクリアできず コンペに参加できませんでした。 今回は前回の経験があり、お客様のビジネスが理解できていたため深いヒアリングができました。 聞いたら6社くらいのコンペになりそうとのこと。 予算的には80~100万くらいなので、正直そこまでたくさんの会社へ声をかけなくてもいいのでは・・・と思いましたが、それはお客様の方針。 与えられ

          「成長の喜び」と「自分自身」を信じて

          継続の意志

          自分のスキルアップのために継続しようと決めたことがある。 そのうち達成でいているのは朝の広告コピーの模写のみ。 他の毎週の文章作成、毎日の読書は出来ていない。 継続は力なりというのが格言となる通り、継続というのは難しいことですね。 どうしてできないのか。冷静に振り返れば、それを行う時間を優先していないからだ。 これをするための逆算から時間を作っていく。では、時間を作ろう!といっても何か明日からも出来ないようにする。時間を作るでなく、時間を決める。こっちの方が継続率は必ずアッ

          クリエイティブな仕事の限界

          クリエイティブな仕事には答えがあるようで答えがないようで あるデザインを10人に見せるとする。 好き、まあまあ、ふつう、うーん、いまいち、まじで・・・ 少し極端だけど、こんな反応だって起きる可能性もある。 人は個性があり、正確も違い、バックボーンも違い、感性もちがう。 だから、いろんな反応があるのは当然でもある。 でも、多くの人が「いいね」と思ってもらえるデザインもある。 もちろんデザインには目的があり、それを形にするという大前提はある。 でもその目的を少し横に置いたと

          クリエイティブな仕事の限界

          自己嫌悪との戦い

          50代で営業職。先行きが不安定な業種のため、先の見通しも決して明るくない。 自分の身は自分で守らないといけない。普段、企画や文章を書くことがちょこちょこあるので、それを伸ばして武器にできたら。そう思い日々、文章力アップを心がけて努力しているが、思うような成長曲線が描けていない。 これを言ったらもともこもないかもですが、国語が小さい時から大の苦手。高校の時には模試で360人中の下から20番目という時も。どうしても苦手意識をぬぐい切れない。 時々自分が書いた文章を読み直しては、

          デザインも文章を創造を越えて

          仕事がらデザインのディレクションをすることがあります。その時に心掛けていることが、お客様の創造を越えること。こんな表現があったのか、これは思いつかなかったな、などデザインを見てもらった時にお客さんのこころの声が聞こえそうなリアクションの時は得てして、非常にスムーズに仕事が流れていきます。 逆にデザイン案件でつまづいた時は地獄を見るような思いです。非常に細かい、言葉が悪いかもですが、どうでもいいようなところまで修正が入り、直しても直してもゴールが見えない迷宮の中でもがくことも

          デザインも文章を創造を越えて

          苦手なこととの向き合い方

          苦手なこと。 デジタルツール。 ブルーカラーの人とのコミュニケーション。 万人を笑わせる、場をなごますジョーク。 威圧的でこわもてな人。 規約や法律や規則などの文章の解読。 効率的な作業の進め方。 イライラした人への対処。 エリートの人たちとの会話。 整理整頓。 ラインなどでの文字のキャッチボール。 超独創的な発想。 明らかに気が合いそうにない女性との時間。 私服のセレクト。 ちょっと考えただけでこんだけ思いつきました。 成功者や常に新しいことにチャレンジし成果を上げて

          苦手なこととの向き合い方

          創作は楽しい!? 苦しい!? さぁどっち?

          大谷さんを見ていて一番感じるのは、常に楽しんでプレーしていること。 スポーツ選手からよく聞かれる言葉「勝負を楽しむ」。 スポーツは見るのもやるのも大好き。楽しんでやっていたかと聞かれれば、プレッシャーのなか胃がキューっとなる方が多かったが、時には、無の境地を感じることもあった。だから楽しむことが良い結果につながるのは理解できる気がする。 では創作の場合はどうだろう。私は企画を考える前はいつも憂鬱。気が重い。でも考えるのは好き。なので重い腰を上げて立ち向かえば、エンジンがかか

          創作は楽しい!? 苦しい!? さぁどっち?