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クリエイティブって、この瞬間が「やりがい」。

営業でありながら、ときどきクリエイティブな仕事をします。そのほとんどはリーフレットやWEBの構成案づくりです。今回の案件は、お客様の新人営業の方がまとめた原稿からの構成案づくりでした。

今までいろんな業界に販売してきた製品を、新しい業界へ販売するためのリーフレットです。いただいたのは「タイトル」「サブタイトル」「メリット4点」「モデルプラン」の4点でした。もちろん、これをダイレクトに構成に落とし込むことはできますが、それではプロとしての名が恥じます(少し大げさですみません)。

お客様の売上に少しでも貢献したい。販売のきっかけづくりにしたい。そしてお客様から「さすが」と言って欲しい。最後のは少し自己満足ですが、やっぱり喜んだ顔というのはやりがいにつながるので、いつも心の片隅で「さすが〇〇さん」という言葉を欲しています。いただいた原稿ではストーリーが少し弱かったため、ネットで類似サービス・製品や、ターゲット業界の情報を収集しました。そこでいろんな訴求ポイントを感じながら、構成案を作っていきました。

そこで気を付けたのは、お客様の原稿を生かせる部分は最大限に生かし、より訴求力を上げること。サブタイトルに「〇〇業界の課題解決に」とあったので、「こんな困りごとはありませんか?」と3つの課題を投げかけ、それに対して3つのメリットという構成にしました。特長などを伝えるときは3つという数が適切なので、4つのメリットを3つにまとめました。メリットの中で上手くまとめられていなかった部分を「環境保全と地域貢献」という多くの人が賛同しやすいタイトルとして整理しました。

そして、最後に実績を追加しました。今回は新しい業界への販売ですが、さまざまな業界への導入実績の多い製品です。よって、「いろんな業界の困りごとを解決しています」といった切り口で入れました。

困りごとから「自分事化」していただき、その解決策を提示、そして最後は信頼の獲得。この流れで組み立てました。お客様が作った原稿にプラスαした構成です。私の独りよがりにならず、お客様、その先のお客様目線を大切にしたつもりです。

明日、この構成案の打合せがあります。どんな反応をいただけるか、今からワクワクしています。まだ評価が分からない段階でのこの気持ち、この瞬間もクリエイティブの「やりがい」だなぁと感じています。

これが会議で「おお、いいじゃん」と言われたら、なお最高です。もちろん、これも大きな「やりがい」でもありますが、その前の段階の自己満足かもしれませんが、やりきった後の反応を想像するワクワクも心地よい感じがします。

もちろん、時には大きなダメ出しをいただくこともあります。へこむこともあります。自分のいたらなさを見つめ直さざるを得ないこともあります。でも、こういったこともあるからこそ、成長を感じたときや、「良いのができた!」と思える瞬間がいとおしいのかもしれません。

これからもお客様の売上に貢献できるよう、「いいじゃん」「さすが」といった言葉を少しでも多くいただけるよう、邁進していきます。

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