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「休職」をかんがえる〜改めて、「休む」とは(続)〜
あまり語られない「休職」
世の中では、思ったよりも多くの人が自身の体調不良などによる休職を経験している。
なのに、あまり語られないのは、恥ずべきことだと、知らず知らずのうちに思ってしまっているからなのか。
弱みを見せては生きていけない。そんなふうにも、小さい頃から意識づけられていた。
また、「生産性」という言葉も、最近の世の中には強く根付いているように思う。
休んでいる間、外向きには何も生産し
アクティビズムを持続可能にする3要素〜気候ムーブメントからの教訓〜
以前、SSIR(Stanford Social Inovation Review)の記事をもとに、燃え尽き症候群と社会運動について書いた。以来、SSIRをチェックするのが日課(というほどでもないけれど…)となり、先月末、興味深い記事が出てきた。
タイトルのように、この記事によれば「気候ムーブメントは、より公正で健康的な世界の実現を目指す全ての社会活動家への教訓を持っている」らしい。
というのは、
ガラスの破片がばら撒かれた世界で生きる〜『82年生まれ、キム・ジヨン』で描かれる女性の日常〜
3年ほど前から周りの人が読んでいて、よくおすすめされてきた『82年生まれ、キム・ジヨン』。たまたま古本屋で格安で売られているのを見つけ、ようやっと読んだ。
描かれていることは、進学、就職、結婚、出産、子育てなど、それぞれのライフステージで選択を求められる女性の姿だ。読んでいる間は、とても心がチクチクする。
女性を取り巻く環境は、改善されてきた点もある。でも、女性への偏見や差別的なジェンダー観は
2022年は「波」だった
あと少しで、2022年が終わる。
12月には今年の漢字が「戦」だと発表された。
2月に始まったウクライナ戦争は今なお続いていて悲しい。また、ミャンマーやアフガンなどでの弾圧も、終わりを見せることはない。
2022年の漢字を知った時、そんなふうに「戦」が選ばれた背景を想像しながらも、私自身のこの一年を漢字一文字で表すなら何になるだろうと思った。
少し考えてみると、「波」のようだったと感じる。