ナナイロ

こんにちは。 門番、あるいは門として。

ナナイロ

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記事一覧

情報は真珠の輝き ③

外側と内側、表と裏、上と下、自己と他者、出来事と自分、情報と認識、何もかもがどこかで反転する基点があるとしたら、それは別のものと呼べるのか。 並列して交わらない…

ナナイロ
7日前
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情報は真珠の輝き ②

事実も真実も、 わたしたち人の主観の中には収まらないのだ。 では、何人か集まって客観したらどうなのか。 主観がいくつ集まろうとそれは主観の寄せ集めでしかないだろ…

ナナイロ
7日前
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情報は真珠の輝き ①

2023.2.7〜2024.10.10 情報は情報でしかない。 だけども、万物は情報によって創造される。 わたしたちの世界では、通常、情報と名の付くものは、最も重要な部分を伏せた…

ナナイロ
7日前
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自らをもって由とする

2023.5.8 何かを為し 何かを成すこと 何も為さず 何も成さなかったこと これらは経験である 経験によって生み出された 満足感 挫折感 喪失感 それらは体験であり 己…

ナナイロ
1年前
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水のうた

2006.3.2   やがて来る変化の時に、 魂は一斉に 自らの飽和したエネルギーを解き放ち、 新たなバランスを構築するだろう。 調和に向けた永遠の営みは、 再び新たな局面…

ナナイロ
1年前
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お覚悟を

2011.4.10   どなた様も、もう他人事では済まないところまで、事態は迫っています。 それは日本全国、何処に在っても同じこと。 不安を煽るつもりはありません。 ただ…

ナナイロ
1年前
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ワンダラーの秘密 (3)

ワンダラーであるということは、そのまま、ワンダラーとして生きる、ということに直結しています。 そうと自覚したその瞬間から、冷たく光る刃が、多方向から首筋にヒヤリ…

ナナイロ
1年前
2

ワンダラーの秘密 (2)

ワンダラーの秘密と題していますが、そもそもワンダラーを自認している人は、それがお役目でない限り表には出てきません。 そこにワンダラーの秘匿性があると思います。 …

ナナイロ
1年前
3

ワンダラーの秘密 (1)

少しだけ震災の描写があります ワンダラーには、AからZまでと比喩される、多岐にわたるお役目があるそうで、それはワンダラーの一人ひとりが何かしらの部分を担っていると…

ナナイロ
1年前
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こころ

2007.3.26 こころは、どこにあるの。 からだのなかに、あるの。 からだのそとに、あるの。  みえない。 きこえない。 ふれられない。 本当にそう? 今、見たものが… …

ナナイロ
1年前
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浅瀬より臨みて

2007.3.10 深くなれば深くなるほど 真実は静かに語り始める 背を向けた過去が 目を背けた痛みが 耳を塞いだ怖れが 今も生々しく息づく浅瀬を越えて 強さってなんだ? …

ナナイロ
1年前

人の在り方 

母の言葉より 2022.12.22 地球上のすべての存在は美しい。 鉱物も自然も動物たちも、 その在りのままの姿で 完璧な美しさを放っている。 では、人間はどうか。 人も本…

ナナイロ
1年前
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世界はすでにアップデート済み(万たるワンダラーの方々へ)

みなさん、体調はいかがでしょう、 お元気でお過ごしのことと願います。 [日々の暮らし] …その営みの夕暮れ時を感じ、 世界が急速に閉じていくような夜の訪れを まさに[…

ナナイロ
1年前
3

今 その翼は

2006.9.15   時が満ちるのを待ち続けた。 雨の日も、雪の日も、嵐の日も。 強い太陽の光にさらされて、 夜の冷たい風にさらされて、 逃げもせず、隠れもせず、ただ静か…

ナナイロ
1年前
3

にんじん

2007.4.5   目の前にぶら下げられて、必死に走る。 追いつけ、そして手に入れろ! そうすれば、のし上がれる。 地位が約束される。 権力だ。名声だ。金だ。 そうすれ…

ナナイロ
1年前
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わたしは無害な羊です

2008.6.28   本当にこの世は まやかしだらけだね 盲目の羊たちが 強欲な狼に飼われている 羊たちは 狼が自分らを守ってくれると信じているけど まさか はじめから餌…

ナナイロ
1年前
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情報は真珠の輝き ③

外側と内側、表と裏、上と下、自己と他者、出来事と自分、情報と認識、何もかもがどこかで反転する基点があるとしたら、それは別のものと呼べるのか。

並列して交わらないと思い込んでいたものが、実は同じものごとの表と裏の関係だったとしたら、情報とは何なのか。
情報の何を見たら良いのか。
情報を、どう取り扱えばいいのか。

わたしたちは客観性を求めて有り難がるが、本当に大切なのは、自分自身がどう感じているか

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情報は真珠の輝き ②

事実も真実も、
わたしたち人の主観の中には収まらないのだ。

では、何人か集まって客観したらどうなのか。

主観がいくつ集まろうとそれは主観の寄せ集めでしかないだろう。

事実や真実を客観することなど人にはできない。

いくつもの主観を持ち寄って多角的な視点を確保することと、その視点の数々が情報として統合され、言葉によって言及されることは、まったく違う面上での作業となる。

客観とは主観の入らない

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情報は真珠の輝き ①

2023.2.7〜2024.10.10

情報は情報でしかない。
だけども、万物は情報によって創造される。

わたしたちの世界では、通常、情報と名の付くものは、最も重要な部分を伏せた状態で流布される。
その行為は、当人の認識がどうであれ、潜在的に明確な意図を持って、実は入念に準備された計画のもと、最も効果的なタイミングと方法によって行われている。

そういう文明社会の集大成として、ここ数年で展開さ

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自らをもって由とする

2023.5.8

何かを為し 何かを成すこと
何も為さず 何も成さなかったこと

これらは経験である

経験によって生み出された
満足感
挫折感
喪失感

それらは体験であり
己の『見た景色』の数々である

経験による体験も
見た景色によって影響を受けた価値観も
己を構成する一つひとつへ反映され浸透するが
「己そのもの」ではないし
過去への執着を引き起こしているものも
「己そのもの」ではない

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水のうた

2006.3.2

 

やがて来る変化の時に、
魂は一斉に
自らの飽和したエネルギーを解き放ち、
新たなバランスを構築するだろう。
調和に向けた永遠の営みは、
再び新たな局面を迎えることになる。
放出されたエネルギーは
それ自体がバランスを取られるべく、
必要なエネルギーを求める。

それがどんなものであっても、
わたしたちに判断はできない。
個々の形をもつ命は形を失うかもしれないし、
形に傷が

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お覚悟を

2011.4.10

 

どなた様も、もう他人事では済まないところまで、事態は迫っています。

それは日本全国、何処に在っても同じこと。

不安を煽るつもりはありません。
ただ、覚悟だけは…
携帯すべき時になりました。

周知の事実ですが、人間として肉体を維持できる時間には限りがあります。
こうして存在していることは、当たり前などではありません。

何事にも必ず変化の時はやってきます。

どのよ

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ワンダラーの秘密 (3)

ワンダラーであるということは、そのまま、ワンダラーとして生きる、ということに直結しています。

そうと自覚したその瞬間から、冷たく光る刃が、多方向から首筋にヒヤリと感じられると思います。
踏み出す一歩を問われ、覚悟というものがどういうものなのかを日々の暮らしの中に知ることになります。

そして、こういったことがすべて単なる思い込みである可能性だって、大いにあるわけです。それこそ人生そのものがヒヤリ

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ワンダラーの秘密 (2)

ワンダラーの秘密と題していますが、そもそもワンダラーを自認している人は、それがお役目でない限り表には出てきません。

そこにワンダラーの秘匿性があると思います。

広報担当の方が細心の注意を払って開示してくれた情報から、各々がそのタイミングで必要な情報を受け取ってゆく形でしょうか。

各人はどんな小さなリスクも冒さないよう、徹底して市井に溶け込み、慎重に耳を傾け、お役目によっては最後まで世を忍んで

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ワンダラーの秘密 (1)

少しだけ震災の描写があります

ワンダラーには、AからZまでと比喩される、多岐にわたるお役目があるそうで、それはワンダラーの一人ひとりが何かしらの部分を担っているということを意味しています。

みなさんはご自分のお役目をご存知ですか?

ちなみにわたしは門、あるいは門番として、日々の暮らしを生きています。

実はわたし自身、自分がワンダラーなんだと認識したのは、ごく最近のことなのです。
ここ何年か

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こころ

2007.3.26

こころは、どこにあるの。
からだのなかに、あるの。
からだのそとに、あるの。 

みえない。
きこえない。
ふれられない。

本当にそう?

今、見たものが…
今、聴いたものが…
今、触れたものが…
わたし、そのもの。

すべてが
わたしを投影している。

わたしの生き方、感じ方。
これはわたし独特の世界。

人はそれぞれの心を投影した
世界に住んでいる。

それぞれの心を象

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浅瀬より臨みて

2007.3.10

深くなれば深くなるほど
真実は静かに語り始める

背を向けた過去が
目を背けた痛みが
耳を塞いだ怖れが

今も生々しく息づく浅瀬を越えて

強さってなんだ?
弱さってなんだ?

傷の場所も
痛みの理由も
望みの在処も知ろうとせずに
盲信に甘えながら絶望に怯える

そんな浅い場所で
脚を掬われ溺れかけている

群がり 貪り
踏みにじる浅ましさ

それでも
深く深く深く
諦めずに

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人の在り方 

母の言葉より
2022.12.22

地球上のすべての存在は美しい。

鉱物も自然も動物たちも、
その在りのままの姿で
完璧な美しさを放っている。

では、人間はどうか。

人も本心そのままで生きているとき、
そこに神性と美が宿っている。

それなら、人とそれ以外の地球のものたちとの
違いがあるとしたら、それは何か。

人のみが、ものごとや在り方に対して、
より善く、より調和を求めて、そこにさらな

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世界はすでにアップデート済み(万たるワンダラーの方々へ)

みなさん、体調はいかがでしょう、
お元気でお過ごしのことと願います。

[日々の暮らし] …その営みの夕暮れ時を感じ、
世界が急速に閉じていくような夜の訪れを
まさに[見ている]方も多いかもしれません。

でも、門は開いています。
いま暫く、持ち場をお守りください。
ご存じの方も多いかと思いますが、
もしかしたら、現状に耐えていらっしゃる方も
中には居られるかもしれないので、
既になされた、その一

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今 その翼は

2006.9.15

 

時が満ちるのを待ち続けた。
雨の日も、雪の日も、嵐の日も。

強い太陽の光にさらされて、
夜の冷たい風にさらされて、
逃げもせず、隠れもせず、ただ静かに。

夜明け空に大きな虹が架かったその日、
朝陽を浴びた君は、何かを決めたように
少し微笑んだようだった。

たったひとり、何も持たず行くんだね。
さようなら、と君は言った。
さようなら、ありがとう、と。

大きく一度地

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にんじん

2007.4.5

 

目の前にぶら下げられて、必死に走る。
追いつけ、そして手に入れろ!

そうすれば、のし上がれる。
地位が約束される。
権力だ。名声だ。金だ。

そうすれば、幸せになれるんだ。
そうすれば、安心なんだ…!

…って…気の毒だけど
そのにんじんには、永遠に手が届かないよ。

走るのと同じ速さで、
ずっと目の前でゆらゆら揺れ続けるんだから。

だいたい『安心』を謳う言葉ほど

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わたしは無害な羊です

2008.6.28

 

本当にこの世は
まやかしだらけだね

盲目の羊たちが
強欲な狼に飼われている

羊たちは
狼が自分らを守ってくれると信じているけど

まさか
はじめから餌としてしか見られていない…
なんて
誰も思わないからね

だから
直感を閉じ 自分を疑い
与えられた偽りの情報を信じているだけ

それは 
信じたいから信じてる

いつか喰われると
どこかで感じていても

それはとても

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