- 運営しているクリエイター
#現代詩
クリスマスの詩です🎄🌠
〈大人になったわたしたちの枕元に
日々を運んできてくれるのは
いったい誰のしわざ?〉
詩「贈りもの」文月悠光
*「婦人之友」2018年12月号掲載のミヨシ石鹸さんの広告に執筆🎁
毎月、裏表紙広告欄に〈洗う〉をテーマに詩を書き下ろしています✍️
過去の詩は、ミヨシ石鹸さんFacebookページでも公開中🌠
https://www.facebook.com/mi
【劇中詩】この街へ来たことが正しく思えるように
この街へ来たことが
正しく思えるように
私はわたしを演じてきたんだと思う。
ありのままの私じゃ誰も欲しがらないから
鍵をかけて、その場所をあとにした。
それでも私は
ほんとうの名前を忘れたことはなかった。
いつか きみは
きみ自身を取り戻せるだろうか。
羽ばたきの数だけ
わたしの嘘は増えていった。
誰でもよかった。
わたしがいなくても
誰かがわたしを演じてくれる。
失う勇気もないくせに
み
乙女座の恋愛詩のつくり方
占いコラムサイト「ココロニプロロ」の連載〈12星座の恋愛詩〉では、毎月、各星座を主人公にした恋愛詩を綴っています。
その連載と連動する形で始まった、新マガジン『「12星座の恋愛詩」のつくり方note』。今回は「乙女座の恋愛詩のつくり方」と題して、乙女座に宛てた恋愛詩「片恋の地平線」の制作の裏側についてお届けします!
「星座占い×恋愛×詩」…このどれかに興味のある方には、きっと楽しんでいただける
新マガジン『「12星座の恋愛詩」のつくり方note』について
新マガジン『「12星座の恋愛詩」のつくり方note』を始めます。
マガジンについて詳しく説明する前に、まず新連載のお知らせをしなければいけません。
占いコラムサイト「ココロニプロロ」にて、詩の連載〈12星座の恋愛詩〉が始まりました!
毎月、各星座を主人公にした恋愛詩を綴ります。
挿絵は、イラストレーターのコイズミリカさんに描き下ろして頂きます。
詩とイラストの贅沢なコラボレーションをお楽しみく
言葉から意味を剥がす/詩と予言
最初の記事で宣言した通り、「わたしの現代詩ノート」は、主に資料の引用、ときどき日記以上・エッセイ未満の読みものを想定している。
色んな人が過去/現在「詩」について書いていること、イベント等から見聞きしたこと、それに対する私の感想もあればたまに添えようかな、ぐらい。
「引用だけで、お前の意見はないのかよ?」という反応を受けそうで怖いのだが、あんまり「文月悠光が何かやっている」という印象を与えないよう
「孤立」についての覚え書き
年に一回だけ、同じ占い師さんに仕事のことを占ってもらっている。
その人は客を励ましたり褒めたり一切しない。良いことも悪いことも淡々と伝える方なので、行ったところで悩みが晴れたり、安心したりすることはない。むしろ盛大にモヤモヤさせられる。そういうところが唯一気に入っている。
今月、1年ぶりに占いに行ったら、話の文脈は伏せるけど、「このまま流されていると、来年の夏に孤立してる」「誰にも見られていない
「わたしの現代詩ノート」は、独りよがりな実験である。
詩から孤立しないように、詩について何か書いておきたいと思ったのでした。
孤立の中に詩があるというのに脆弱な、という意見もあるだろうけどね。
おまえが孤立してるのは○○(世間、とか業界的な何か)からだろ! という突っ込みも脇に置いておくよね。
○「わたしの現代詩ノート」について
「わたしの現代詩ノート」と名づけて、詩について書くマガジンをはじめてみることにした。
穂村弘さんの『ぼくの短歌ノート』