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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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2022年2月の記事一覧

学ぶことを楽しみ、敬意を抱きあえる社会に

私が勉強(※学びではない)するようになったきっかけは二つある。一つは両親が商売を手放し、家にお金が1100円しかないという状態の時に、8万円もする大ガラスを割ってしまったこと。「そんなの弁償できない、どうしよう」と母は泣き崩れた。私は部屋の隅でションボリ。

すると、そのなけなしのお金で、父が喫茶店に連れ出してくれた。中2になる私に、父は次のように言った。「8万円はお前の返せるお金ではない。今働け

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戦略プランナーが新入社員に教えること① :「考えること」は「分けること」

戦略プランナーが新入社員に教えること① :「考えること」は「分けること」

はじめに
For youで執行役員CMOをしている筧です。2022年2月より、戦略プランナーとしてのnote記事を書くことがノルマになりましたので、がんばっていきたいと思います。

15年ほどの経験ですが、広告プランニングとは非常に幅が広く、そして属人性が高くなっており、人に教えるのが難しい領域だと思っています。そして、センスっていうとよくないのですが、まさしくセンス的なものも感じるときはあるので

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Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 【忙しい人のための要約・まとめ】

Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 【忙しい人のための要約・まとめ】

今回紹介する内容はハーバード教育大学院の研究者であるトッド・ローズさんとオギ・オーガスさんの共著である『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』の一部分です

▪︎今までの成功法則はもう通用しない

『一流企業に入る』という目標を設定して、それに向かってひたむきに努力し続けることが従来の成功法則でしがが、現代では理想の生活は個人によって全く異なっています

そもそも、従来

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「ヲタ活」や「推し活」は、Z世代にとっての必須の活動になりつつある模様

「ヲタ活」や「推し活」は、Z世代にとっての必須の活動になりつつある模様

いやー、世代間ギャップってスゴイですよね。

「ヲタク」とか「オタク」という言葉って。
昭和の世代にとっては、どちらかというとバカにされがちな存在だった記憶がありますが。

いまや、「Z世代の約7割がヲタ(オタク)を自覚」していて、「多くのZ世代が自らを「○○ヲタ」と自称し、ヲタ活を楽しんでいる実態」があるんだそうです。

もはや「ヲタ」という言葉の定義とかイメージが全く違うという話ですよね。

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子ども達が大人になった頃の「働きかた」は?  |  コラボLIVE配信 ゲスト:20代でD2Cブランド"useless"を創業した佐藤竜也さん🎙2/15(火)

子ども達が大人になった頃の「働きかた」は? | コラボLIVE配信 ゲスト:20代でD2Cブランド"useless"を創業した佐藤竜也さん🎙2/15(火)

一昨年の年明けからガラリと変わってしまった私たちの生活。
ちょうどその年に小学校に入学した息子は友達のマスク越しの顔しか知らず、机を合わせ向かいあって食べるはずだった給食も全員前を向いての「黙食」が入学からずっと続いています。

小学校ってもっともっと楽しいところだよ!って伝えたいです。
もっと自由に、顔をくっつけて笑い合えるはずだったのに…。やるせない思いを抱えている親御さんも多いでしょう。

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活況!起業サークル。変化する社会で自ら生き抜く力を求めるZ世代の価値観

活況!起業サークル。変化する社会で自ら生き抜く力を求めるZ世代の価値観

スタートアップ創出元年

岸田政権は、2022年を「スタートアップ創出元年」と位置づけると題して、現在様々なVCや経営者にヒアリングを進めています。

そのような背景があり、わたし自身がヒアリングの機会を目にすることが多く、微力ながらにも、自身の気づきをコメントさせていただいています。

果たしてこの流れは、しっかりとした日本の潮流担っていくでしょうか。期待を含めて動向を見守りつつ、私自身が自分ご

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27年前に拒否したその手を今に繋ぎたい

27年前に拒否したその手を今に繋ぎたい

地元の進学校と呼ばれる高校に行ってました。自慢ではなく、たまたま試験の日に調子が良くて入っただけで、中学の担任からは「絶対に落ちる」ってせせら笑われてたのが、逆フラグになってくれたのかもしれません。燃え盛る反逆心で最後の最後頑張って勉強して、その分が功を奏したのかもしれません。どっちにせよ、周りの誰も受かるなんて思ってなかった高校に入って、それで道を誤りました。天才とか秀才が山盛りいるようなところ

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ビジネスで成功するのに必要なのは勇気と覚悟

ビジネスで成功するのに必要なのは勇気と覚悟

ビジネスで成功するのに必要なのは勇気と覚悟です。覚悟が決まらないとステップアップはできないのです。

行動力がある人は飛躍的に伸びる覚悟を決めて決断、行動をしなければ、半年後も1年後もずっと今と同じ場所に居続けることになります。

急激に飛躍していく人は、とにかく動きが早いのが特徴です。今日言ったことは今日行動に移します。こっちが焦るくらい(笑)

セッションでターゲットを絞る助言をしたところ、次

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「やりたいこと」は職種じゃなくていいんだよ。

「やりたいこと」は職種じゃなくていいんだよ。

「やりたいこと」や「夢」と言うと、職種を思い浮かべがちです。
ライターとか、コンサルタントとか、YouTuberとか。

でも、これからの子どもたちは大人になったときに「やりたい職種」が世の中にないってケースも増えそうだなと思っています。
「ない」と言うか。職種にこだわっていると、自分の可能性を世間に寄せていくことになるので、それはとても狭い世界で生きることになりそうだなと感じています。

だから

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就活では、先輩から受けた恩は後輩に送ればいい

就活では、先輩から受けた恩は後輩に送ればいい

先日、非常勤講師を担当する大学の学生と話す機会がありました。その学生は3年生だったのですが、就職活動の真っ最中でした。

今年の就職活動は、昨年に引き続きオンラインが中心になっているそうです。

今日は、その会話の中で、ふと思い出した言葉があったので、その話を書こうと思います。

OB・OG訪問で出会った先輩たち
私自身の就職活動はかなり昔の話ですが、一番思い出に残っているのは「OB・OG訪問」で

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