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心うたれたnote

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言葉にできないほど好きな文だったり、ためになったり、助けられたり。そんなnoteを集めています。
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2022年5月の記事一覧

それでも紙の本を買う

それでも紙の本を買う

夫と一緒に住みはじめたころ、彼のkindleを貸してもらい、その便利さに驚いたことがある。
分厚い文庫本に比べると格段に薄くて軽い。防水処理がされていて、お風呂にだって持ち込める。検索ですぐに読みたい本を探せる。ディスカウントされていたり、無料で読めるタイトルがある。タップでページが送れるので、電車のつり革に片手を取られながらでも楽々読める。

味を占めて、それ以降ときどき自分の読みたい本も入れて

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旅の短歌)ある日差しの記憶

旅の短歌)ある日差しの記憶

短歌まとめの3作目は、旅のエッセイです。ゴールデンウィーク中のひとり旅を歌にしました。9泊10日、滋賀、岡山、四国四県を回りました。

旅の間には、1人だからたくさん創作できると思っていたのですが、エッセイをまとめるのに主に時間を使っていたのと、あとは意外と余白がないことで感じ考える余裕がなかったなと感じました。体力ゲージが下がると言葉の感度も下がっちゃうものですね。

ぼーーっとする時間の多い旅

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エッセイは「置いてけぼり」にしてはいけない気がしている

エッセイは「置いてけぼり」にしてはいけない気がしている

かなり前の記事の話だが、約一年程前に林伸次さんの「世代の違いをこえること」という記事の中で私のこちらの話を紹介していただいた。

以下は、林さんの記事からの引用文である。

こんな風にお褒めの言葉を頂いたことがすごく嬉しくて、書くことを仕事にしていて長い間noteも続けている大先輩のような方にそんな風に受け取ってもらえるなんてと、驚きとともになんだかとても救われたような気持ちになった。
今でも、文

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毎日更新は、人生を色濃くする

毎日更新は、人生を色濃くする

昨日、noteを始めて4年が経ったという記事を書いた。

この4年間は、わたしの人生が大きく動いた4年間。だと思っていた。
だって、色んな印象に残る出来事や、ライフステージが大きく変わるようなことがあったから。

だけど、この4年間を色濃く思い出せるのは、起きた出来事をきちんと言語化していたからだと気づいた。

たまたまこの4年が濃かったんじゃない。その日に起きた出来事を、その時に感じたことを、考

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閉め忘れた蛇口のような深夜の独り言。

閉め忘れた蛇口のような深夜の独り言。

あたりまえに起きてごく一般的な職に就き
周囲に馴染んで1日を生きる。
学校ではそれが正しい大人だと習うという。
だがSNSでは人と違うことが良しとされる。

お金持ちになるには一万人で一番になる特技を磨けと心の師は言う。
占星術ではさまざまなことが大きく変わりゆく時代なんだと言う。
いったいどう生きればいいんだ。何が正解なのか。などと悩む日もあった。
だがそれだと身が持たない。
きみたちはどう生き

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