内浦穂高

僕はたしかにここにいた。 ここで必死に生きてたんだ。 内浦穂高が生きた証。 …

内浦穂高

僕はたしかにここにいた。 ここで必死に生きてたんだ。 内浦穂高が生きた証。 その軌跡を綴る場所。

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記事一覧

詩とエッセイの2作品を投稿しました!!

これだけパワフルに造ったのは久しぶりで楽しかったです。

ぜひご覧いただければ嬉しいです!

内浦穂高
17時間前
1

【ずぶ濡れ】

土砂降りの雨の中を傘をささずに歩いてると もう全部がどうでもよくなってきちゃうんだ。 雨粒が僕に触れるたび恍惚が肌に染み渡る みんなは車に乗っている みんなは傘…

内浦穂高
17時間前
1

『どうでもいいこと』に生きる

『どうでもいいことにこだわる』というのは非常に人間的な営みだと思う。 人間の知識や文化は大抵が生命保存に直結しない『どうでもいいこと』への追求の繰り返しで建築さ…

内浦穂高
17時間前
2

しとしとと滴る雨の淑やかさ
孤独に恋し
灰色を抱く

内浦穂高
21時間前
3

【白き蛞蝓】

街灯が照らすコンクリににゅるりと身体を擦りつけ 艶めかしいほど滑らかに踊る蛞蝓の悩ましさ 蛍のように美しい輝かしさはそこになく 悍ましいほど生々しい 夜露のよう…

内浦穂高
1日前
3

ありがとう
あなたの怒りが今宵呑む
麦酒のグラスに弾けて踊る

内浦穂高
1日前
5

我がうたに漂う匂い
ホルモンの如く焼け焦げし
炭の匂いなり

内浦穂高
3日前
3

困ったね
生きる理由は懐こくて
死ねない理由はずっと帰らず

内浦穂高
4日前
3

カラカラの
喉を震わせ
酒を飲む
ウイットに富んだ
貧乏人たち

内浦穂高
4日前
4

意思固め
発言多め
キャラ濃いめ
社外的早死に
三段活用

内浦穂高
4日前
1

麺固め
脂多めの
味濃いめ
幸福高め
命短め
#短歌
#tanka

内浦穂高
4日前
3

起きたての
気持ちで1日過ごせたら
午後に怯えずに
済むというのに

内浦穂高
4日前
2

我が命
炎と共に散りゆけば
明日から我を
奪い返さん

内浦穂高
5日前
5

荊道 
裸足で駆ける
29歳
鉄の香りは
命の香り

内浦穂高
5日前
5

【姉なる薫風】

薫風が静かに僕を抱きしめて さらっと塵を洗い流す 彼女は軽やかに囁いて 水色の雲へと旅立った 「そのうちすぐ帰ってくるよ」 ご機嫌なウィンクを僕に送って ステッ…

内浦穂高
6日前
7

宅配に
ワクワク乗せて
パピプペポ

内浦穂高
6日前
5

詩とエッセイの2作品を投稿しました!!

これだけパワフルに造ったのは久しぶりで楽しかったです。

ぜひご覧いただければ嬉しいです!

【ずぶ濡れ】

【ずぶ濡れ】

土砂降りの雨の中を傘をささずに歩いてると

もう全部がどうでもよくなってきちゃうんだ。

雨粒が僕に触れるたび恍惚が肌に染み渡る

みんなは車に乗っている

みんなは傘を刺している

みんなはかっぱを着込んでる

もったいないよ 濡れようよ

普通に歩いてるだけなのに

禁忌が鉛色の空へ

体を抜けて吸い込まれてく

わくわくだ! ドキドキだ!

僕は今無敵状態だ!!

世界の中でただ1人

僕だ

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『どうでもいいこと』に生きる

『どうでもいいこと』に生きる

『どうでもいいことにこだわる』というのは非常に人間的な営みだと思う。

人間の知識や文化は大抵が生命保存に直結しない『どうでもいいこと』への追求の繰り返しで建築されてきた。

人は飯を食べなければ死んでしまうけれども、別にラーメンを啜る必要はない。

人は種を残さなければ絶滅してしまうけれども、別に一夫一妻性である必要もない。

人は美学なんてものがなくても生きていけるけれども、しかしそうすると人

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しとしとと滴る雨の淑やかさ
孤独に恋し
灰色を抱く

【白き蛞蝓】

【白き蛞蝓】

街灯が照らすコンクリににゅるりと身体を擦りつけ

艶めかしいほど滑らかに踊る蛞蝓の悩ましさ

蛍のように美しい輝かしさはそこになく

悍ましいほど生々しい 夜露のような柔らかさ

路地裏に咲く 白き花

唇のような 白き花

哀艶にも似た唇がコンクリートにキスをする

糸を這わせてキスをする

月光が嘘を真実に変えてしまえと囁いた

その美しさは白き亡骸

鉄塔を揺らす蛞蝓よ

大地は揺れて 空は

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ありがとう
あなたの怒りが今宵呑む
麦酒のグラスに弾けて踊る

我がうたに漂う匂い
ホルモンの如く焼け焦げし
炭の匂いなり

困ったね
生きる理由は懐こくて
死ねない理由はずっと帰らず

カラカラの
喉を震わせ
酒を飲む
ウイットに富んだ
貧乏人たち

意思固め
発言多め
キャラ濃いめ
社外的早死に
三段活用

麺固め
脂多めの
味濃いめ
幸福高め
命短め
#短歌
#tanka

起きたての
気持ちで1日過ごせたら
午後に怯えずに
済むというのに

我が命
炎と共に散りゆけば
明日から我を
奪い返さん

荊道 
裸足で駆ける
29歳
鉄の香りは
命の香り

【姉なる薫風】

【姉なる薫風】

薫風が静かに僕を抱きしめて

さらっと塵を洗い流す

彼女は軽やかに囁いて

水色の雲へと旅立った

「そのうちすぐ帰ってくるよ」

ご機嫌なウィンクを僕に送って

ステップを踏んで空を舞った

木漏れ日が足をマッサージ

程よい加減が心地よい

幼い空気が微醺を運び

僕も青空に潜り込む

この青空を泳ぎ切る頃に

僕は彼女とまた会えるか

僕は彼女の胸に顔を埋めることを切望して

あるのかない

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宅配に
ワクワク乗せて
パピプペポ