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こくびゃく
2022年10月28日 00:14
過去の自分に嫉妬して未来の自分を期待している訪れなかった明日が他愛もない昨日だと気付けずに愛情の穴を愛情で埋めても穴は広がるばかりで蕩けていく脳内はとてもおバカさんみたいだ結局、寂しさから逃れられないと知っていても耐えられないここではないどこかへなんてずっとずっと逃げ続けても逃げ切れないのはその悪魔は僕自身だからではないのか
久住ハル
2022年11月1日 00:21
みんな明るすぎる虹を持って生きてるわけじゃないそこにいてはいけない訳じゃないただどうしようもなく居心地が悪いけどそこにいる流れつくのは辿り着くのは同じ思いをしてる人が居るそんな場所傷を舐めあうわけじゃないただ同じ空気を感じる背中に言えない何かがあるそんなこと聞かなくても笑い話で零れてくるそれが笑い話じゃなくても想像して欲しいここが居場所気が合う者が集
2022年10月31日 01:11
駅から家までの間寒暖差に耐えきれず疲れきって歩くただでさえ暗い道雑木林の横を通りすぎると怖ささえおぼえる足早に暗い中を通りすぎようとすると奇妙な音が林の中から聞こえたくわぁーくわぁーと子供の声のような何かを呼ぶ声でもあり恐ろし過ぎるその状態は背筋を凍りつかせた止まるも地獄歩くも地獄ゆっくりと一歩一歩進む気のせいだきっと気のせいだよくよく耳を近づける
2022年10月29日 00:17
冬の風は体を氷に変えるマフラーを何重にも巻いて黄昏を見ながら家路へと向かう線路脇の小径明と暗の繰り返し感じながらゆっくりと歩を進める人混みに慣れた空気にも慣れた町には帰りそうにない星はどこから見ても同じじゃない街で鈍く光る星はいつも靄がかかっている八百屋の店先の野菜はいつも大きさがバラバラだったスーパーの野菜はきれいに整えられている気が付けば整えられ
2022年10月26日 00:21
天気はいつも晴れじゃない昨日は晴天でも今日は大雨明日の予報は嵐いつも晴れならいいって晴れ間を探しているあなたはそんな時肩を抱いて皆そんなもんだって晴れだけじゃなく嵐の中で答えが見つかることもある行くべき道を見つけることもある計画通りに行かなくて頭を抱えてもそれが計画だとしたら計画通りこの世の中で必要ないかもしれない小さい部屋で明日のことは考えられないそ
立山 剣
2022年10月17日 19:22
私の夢 どんな色?きっと 秋の吐息色すれ違いばかりの 夢だけどこれから パステルカラーでしっかりと 描いていくの私の夢は 時を越えて秋の雲に 乗って星屑で作った 銀の馬車で 駆けるこの世に たった一人のあなたの心に 留まりたい私の心は 音符のよう愛のセレナーデを 書き上げて秋の 月の光の下で命の続く限り想いを 奏でて 歌い続ける私の愛は 小鳥のよう枝から 幹へ
2022年10月20日 00:14
麗しい風に揺れる木木についている実は何を食べても美味しく目に見える全ての花は美しい遠くで音楽が聞こえそばに寄ってみると音楽を奏でているのは花の音と虫のリズム枝からはラッパとフルート楽しそうに右に左に揺れている澄んで透明な水は何よりもおいしい喉を潤して心も潤してくれる柔和な顔をした女性が大きな木の幹で子供たちを周りにして絵本を読んでいるお兄さんとお
2022年10月14日 00:17
あの暑い日に見た花火ペットボトルの水を頭にかけて笑いあった人混みの中ギター一本で思い浮かんだ歌を好きに歌った芝生の上これからどうなるかなんて今がどう変わるかなんてわからないまま一緒に進んでたこのまま一緒に変わることなくこの素晴らしい瞬間を愛おしく感じ朝が来るのが楽しみで新しい日は何かをもたらしてくれるそれを信じて疑わない与えられたものは新鮮で
2022年9月29日 00:15
人気の少ない立体交差同じ目をした通勤列車から吐きだされた無口な人々歩く音が聞こえる地下通路乱立するビルはお互いを見下ろしお互いを見上げる背の高いビルに夢をみた新宿未来は明るいと言う既定路線夜中に歩くビルの間コンビニの袋をを持って歩くホテルから見る都庁は輝いている現実は既定路線上にはなくこれから行くところはビルではなく木に囲まれているお金が
2022年8月23日 00:30
キーボードがカチカチ鳴るイヤホンから流れる音楽を聴いて画面越しの通りを見る肘をついてただ眺めるきれいごとだった白いTシャツとネイビーブルーのカジュアルスーツがあればそれでいいそつなくこなしそつなく笑う不器用な自分を隠して適度に嫌われない様に適度に愚痴をいい変わらない現在地適度が適度を生んでしっくりこないまま適度を出し続ける可もなく不可もない代わり
2022年7月13日 01:51
夜は無限ではないと気が付いた。僕は大人になっていた。かけがえの無い1日も、ただの1日として消化されていく。そんな人生に耐えられなくてこれ以上、特別なんてつくりたくない。何もいらない。そんなわけないのに溢れかえっているものは安い。人生も感情も僕も安いんだろう。みんな結局、色味の違いだけで大差のない日々を送っている。人生にはファンタジーしか求めていないんだろう少しの違和感で