丁寧道 The art of Mindfulness|本感想 #ストレスから自由に #丁寧に生きよ
本日は、”丁寧に生きるには”について書かれた本をご紹介します。
現代人はストレスで疲れていますが、この本に書かれている『丁寧道』を身につけることが出来ると、日々のストレスから解放され、疲弊感のない毎日を作り出すことができます。
日常のなかでふとした瞬間に五感をフルに使って集中する。今という時間を丁寧に生きることで、あなたの日々の幸福度は格段に変わるでしょう。
では、本編に入っていきます。
忙しいという認識は自分で作りだしている
よく現代人はストレス社会に生きているなどと言いますが、そもそも「忙しい」「ストレスである」という認識そのものは自分がつくり出しているのです。目の前にあるタスクや置かれている状況に対して、個人がどうとらえたのかという心象風景にしか過ぎないのです。
「丁寧道」とは、一種のマインドフルネスに近いものであり、リラックスしながら雑念のないゾーンに入ることで、目の前の事象や置かれている状況に対する自身の感情をうまくコントロールする術なのです。
丁寧道のコツ
①今この瞬間を丁寧に行ってみる
1つ目は、「今この瞬間を丁寧に行ってみる」ということです。対象は何でもよいのですが、日常において”今この瞬間”を丁寧に行う癖をつけてみてください。全てに丁寧にやっていると疲れてしまうので、まずは何気ない日常の行動の1シーンを切り取って実践してみてください。例えば以下。
歩く:いつもより姿勢を意識し、足裏で地面を押すように歩いてみる
呼吸:息をしっかりと吐ききることを意識する
シャワー:全身に集中して、隅々まで丁寧に洗う
といった具合です。今まで雑に行っていた行動を丁寧に行うだけで、充実した気持ちになるほか、面倒くさいことと思っていたことも楽しく思えるようになのです。
②五感をフルに使って丁寧に意識を向ける
次に大事なのが、”五感をフルに使う”ということです。「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」 をフル稼働させて、“楽しい”と感じながら行うのです。不思議と五感をつかうと、普段は意識していなかったようなことにも気づけるので、非常にワクワクした気持ちになります。
③静かなるワクワクを楽しむ
最後は、”静かなるワクワクを楽しむ”です。静寂を楽しんでみましょう。自分のからだ全身に集中し、神経を研ぎ澄ますと自分だけの世界に入ることが出来ます。その静けさを楽しむのです。
1.01理論を意識せよ
1.01理論とは、「毎日ちょっとしたことでも良いからチャレンジをする」ことを指します。1を今の自分のキャパシティと仮定したときに、常にそのキャパをほんの少しだけでも飛び出すことを継続することで、それはやがて大きな成果に結びつくということです。
モチベーションの起伏が激しいという方もいるかと思いますが、実は着実にコツコツと積み重ねる人の方がうまくいくケースが多いです。ぜひ、皆さんも無駄に一日を過ごすのではなく、少しでもチャレンジをする意識で毎日を過ごしてみてください!
義務感を感じたら一度やめてみよ
最後に、すでにストレスが溜まっていて疲れ気味の方に向けて、実践的なアドバイスをしようと思います。以下3つのステップに従い、自身の行動を振り返ってみてください。
リスト化で自分の中にある”義務感”を洗い出す
手放せる”義務感”をピックアップする
”義務感”だと思ったら、一度やめる
いかがでしょうか。実はわれわれが「やらなくちゃ」と思っていることは、単に自身で決めつけていたり、習慣になっているだけでムダなことが多々あります。定期的に”義務感”を棚卸して、整理してみましょう。
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