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育児休暇明けのITコンサルタント 新プロジェクト参画中

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記事一覧

義父に会う

今日の夕方、妻の父親に5年ぶりに会いに行きました。妻の母親は毎日のように我が家に来てくれて私たちの子供の面倒を見てくれるのですが、父親には久しく会うことができな…

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10日前
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父の遺影を眺めて

介護のために母の家に行ったら、亡き父の仏壇に線香をあげることは欠かしません。 強い意志を持ってそうしているというよりは、いつの間にか習慣となっているだけというの…

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1か月前
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母の介護2

「顔に麻痺が残る形となってしまい、申し訳ない」と、母親と共に医者から謝罪を受けたのは、1ヶ月ほど前のことでした。 三叉神経痛の治療のための手術で、顔に麻痺が残る…

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1か月前
1

母の介護

先日から私の家を出て、母の家に泊まる生活をしています。こう書くと夜逃げしたみたいな感じとなりますが、そういうわけではなく、退院したけれど足腰が弱っている母を介護…

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3か月前
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2周忌を迎えて

今日は父の命日でした。といっても、母の家に子供を連れて遊びに行き、いつも通り父の遺影の前で線香を上げていた時、今日って命日じゃない? と聞いて、ああそうだったね…

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6か月前
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言葉の人になりたくて

昨年の秋ごろからプロジェクトが炎上し、なんとかそのプロジェクトを終わらせたあとも、社内プレゼン資料や提案書を超短期でいくつも書かなくてはならない状況に陥り、まと…

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7か月前
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最長記録

今の会社に入ったのは、8年前の7月でした。同じ会社に8年も勤めるのは、私にとって最長記録になります。 前の会社に勤めていたのは7年半。私が無職で彷徨っていた時に拾っ…

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1年前
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引っ越しプロジェクトを終えて

奈良の実家から、東京の新居へ、母の引っ越しが終わりました。 家を売る話が始まってから約半年くらいでしょうか。大きなトラブルもバタバタもなく、非常にスムーズに終わ…

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1年前

ギターを弾く

私は、ピアノは全く弾けませんでした。長男のピアノ演奏会の伴奏役を務めることになり、急いで練習してなんとか成功裡に収めたのは前回記事に書いたとおりです。 ピアノ「…

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1年前

ピアノを弾く

私の長男はピアノを習っています。地元に老舗の、しかも超有名国際ピアニストも輩出しているピアノ教室が丁度あったので、そこの門を叩き、毎週末通っています。 きっかけ…

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1年前
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坊主のいない一周忌

先週、父の一周忌のために実家に帰りました。金曜日の3月31日が命日で、午前中に法要があるので、その前日の夜に着くよう新幹線に乗りました。会社は堂々と休みました。…

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1年前

新しい家を整える

この週末は体調を崩して寝込んでいました。突然の寒の戻りのためか、先週の実家の片付けで捨てた10年以上放置されていた梅干しから放出された毒にやられたかは分かりません…

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1年前
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家を売る

この週末は、奈良の実家に戻っていました。昨年父が死に、母一人で暮らすこの家を売ることになり、家の中の不用品の片付けの手伝いをするためでした。 実家に着いてみると…

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1年前
1

来年の課題は引っ越し

昨年の年末は、父親の介護がいちばんの課題になると書き記しました。 しかし、そんな余計なこと考えんでもええ、とでも言わんばかりに、父はさっさと黄泉の国へ旅立ってし…

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1年前
1

「ありたい姿」に戸惑う新人

「ビジョンを設定せよ」「ありたい姿を考えよ」とは、ビジネスの場合だけでなく、個人の自己成長を考える上でもよく言われることだと思います。 実際に、私の所属する部門…

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1年前

1歳になった次男坊

1年前の今日、次男が誕生しました。 出産予定日その日に産まれたので、きっと時間に厳しいきっちりした性格になるのだろうと感じていました。そしてその通りに、今は夜は…

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2年前
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義父に会う

義父に会う

今日の夕方、妻の父親に5年ぶりに会いに行きました。妻の母親は毎日のように我が家に来てくれて私たちの子供の面倒を見てくれるのですが、父親には久しく会うことができないでいました。

義父は介護施設にずっと入っていて、コロナの影響もあって面会制限があり、なかなか会う機会がなかったからです。

義父は非常に穏やかな人で、何よりも大変な勉強家であり、健康食品の販売店舗の店長として多忙を極めながらも、大学への

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父の遺影を眺めて

父の遺影を眺めて

介護のために母の家に行ったら、亡き父の仏壇に線香をあげることは欠かしません。

強い意志を持ってそうしているというよりは、いつの間にか習慣となっているだけというのと、チャッカマンで線香にうまく火を付けるのが案外難しく、燃え残ったりするので、そうならないようどこかゲーム感覚で線香をあげているというのもあります。

仏壇といっても、安い木材でできた、両手で軽く抱えられる程度の簡単なものです。本当は四十

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母の介護2

母の介護2

「顔に麻痺が残る形となってしまい、申し訳ない」と、母親と共に医者から謝罪を受けたのは、1ヶ月ほど前のことでした。

三叉神経痛の治療のための手術で、顔に麻痺が残るような事故の事例はないらしく、今でもなぜこんなことが起きたのかわからない、とのことでした。具体的には、手術直後において脳血管からの出血はなかったのに、2日後に出血が起きていて、脳の一部に血溜まりができていたようで、退院後の定期通院において

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母の介護

母の介護

先日から私の家を出て、母の家に泊まる生活をしています。こう書くと夜逃げしたみたいな感じとなりますが、そういうわけではなく、退院したけれど足腰が弱っている母を介護するためです。

三叉神経痛という、顔面に痛みが走る病気の根治のため、母は手術を受けることを決意しました。5年くらい前から顔に痛みが出始め、しばらくは薬で症状を抑えていました。しかしそれも限界があるらしく、だんだんと薬が効かなくなり、ひどい

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2周忌を迎えて

2周忌を迎えて

今日は父の命日でした。といっても、母の家に子供を連れて遊びに行き、いつも通り父の遺影の前で線香を上げていた時、今日って命日じゃない? と聞いて、ああそうだったね、と母がのんびりと答える感じでした。

来年の3周忌は坊さんを呼んだりすると思うのですが、今年は取り立ててイベントはありません。そのためでしょうか。人が死ぬと、こうも容易く忘れ去られるものかと、自分ごととはいえ寂しく感じます。

子供は当然

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言葉の人になりたくて

言葉の人になりたくて

昨年の秋ごろからプロジェクトが炎上し、なんとかそのプロジェクトを終わらせたあとも、社内プレゼン資料や提案書を超短期でいくつも書かなくてはならない状況に陥り、まともに休む間もありませんでした。この3月になって、ようやく一区切りがつきました。

仕事が忙しくなって辛いのは、プレッシャーを受けるとか、寝る時間がなくなるとか、そんななかでも家庭との両立を考えなくてはならないとか、色々あるのですが、何よりも

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最長記録

最長記録

今の会社に入ったのは、8年前の7月でした。同じ会社に8年も勤めるのは、私にとって最長記録になります。

前の会社に勤めていたのは7年半。私が無職で彷徨っていた時に拾ってくれた恩ある会社であり、居心地も良かったので、ずっと勤め続けるつもりでした。5年目くらいからは、システム開発のプロジェクトリーダーやマネージャを歴任し、それなりの地位も保っていたと思います。

しかし、このままで良いのかという思いが

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引っ越しプロジェクトを終えて

引っ越しプロジェクトを終えて

奈良の実家から、東京の新居へ、母の引っ越しが終わりました。

家を売る話が始まってから約半年くらいでしょうか。大きなトラブルもバタバタもなく、非常にスムーズに終わったので、私自身としても大変驚いています。

大体私が今まで引っ越しをしたときは、ギリギリまで片付けが終わらず、明らかに要らないものも適当にその辺の箱や袋に詰め込み、それでも間に合わずに引っ越し業者が来てからも整理を続けているようなことが

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ギターを弾く

ギターを弾く

私は、ピアノは全く弾けませんでした。長男のピアノ演奏会の伴奏役を務めることになり、急いで練習してなんとか成功裡に収めたのは前回記事に書いたとおりです。

ピアノ「は」弾けないと書いたのは、ギターは弾けるからです。厳密に言うと、今はすぐには弾けませんが、大学ではクラシックギターのサークルに入っていて、プロの先生にも習っていたこともあります。年に2回くらいコンサートがあり、結構な広さのホールで、多くの

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ピアノを弾く

ピアノを弾く

私の長男はピアノを習っています。地元に老舗の、しかも超有名国際ピアニストも輩出しているピアノ教室が丁度あったので、そこの門を叩き、毎週末通っています。

きっかけは、藤井風という歌手に、3歳にしてえらくハマり、何度も何度も聴き込んでいたことでした。2歳の時には郷ひろみにハマり、「2億4千万の瞳」の歌詞も暗記していたほどでしたが、その熱はもう冷めてしまったようです。

その藤井風が、幼少期からピアノ

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坊主のいない一周忌

坊主のいない一周忌

先週、父の一周忌のために実家に帰りました。金曜日の3月31日が命日で、午前中に法要があるので、その前日の夜に着くよう新幹線に乗りました。会社は堂々と休みました。

法要はお坊さんに実家に来てもらって行うことになっています。朝起きた後、去年仕立てた喪服に身を包み、父の位牌の前で静かに待ちました。

去年、客先を訪問する前に待っていた喫茶店で受けた突然の悲報の電話。そのことを一切表に出さずにクライアン

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新しい家を整える

新しい家を整える

この週末は体調を崩して寝込んでいました。突然の寒の戻りのためか、先週の実家の片付けで捨てた10年以上放置されていた梅干しから放出された毒にやられたかは分かりません。

そんな中で、母の新しい家に電気とガスの開通日が重なり、しかもガスは開栓の時に立ち合いが必要なので、ふらふらになりながら母の新居へと出かけていきました。

水道も電気もガスも、事前にインターネットで申し込みを完了していたので、新居のマ

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家を売る

家を売る

この週末は、奈良の実家に戻っていました。昨年父が死に、母一人で暮らすこの家を売ることになり、家の中の不用品の片付けの手伝いをするためでした。

実家に着いてみると、すでに多くのものが消えていました。リビングにあった、飾るというよりはただ置かれていた人形群とか、読みもしない文学全集本とか、亡き父のゴルフコンペのトロフィーとか、綺麗になくなっていました。

東京からはるばる戻ってきたのに休む間もなく、

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来年の課題は引っ越し

来年の課題は引っ越し

昨年の年末は、父親の介護がいちばんの課題になると書き記しました。

しかし、そんな余計なこと考えんでもええ、とでも言わんばかりに、父はさっさと黄泉の国へ旅立ってしまい、今は残された母をどうするかという新たな課題と向き合っています。

母としては、孫2人の近くで余生を過ごしたい思いが強いようです。なので、東京の私の家の近くでいい感じの高齢者マンションを見つけたので、そこに引っ越してもらい、実家は売り

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「ありたい姿」に戸惑う新人

「ありたい姿」に戸惑う新人

「ビジョンを設定せよ」「ありたい姿を考えよ」とは、ビジネスの場合だけでなく、個人の自己成長を考える上でもよく言われることだと思います。

実際に、私の所属する部門の、40名くらいの新人たちに対しても、月1回程度で集合研修のようなイベントが開催されて、こういったビジョンとかありたい姿とかを考える機会を与えているようです。例えば自分の5年後・10年後を考えようとか、will・can・mustを整理しよ

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1歳になった次男坊

1歳になった次男坊

1年前の今日、次男が誕生しました。

出産予定日その日に産まれたので、きっと時間に厳しいきっちりした性格になるのだろうと感じていました。そしてその通りに、今は夜は8時半にきっちりと寝て、朝は5時半にきっちりと起きるようになりました。

私は朝4時半に起きて、病気と入院で大きく落ちた体力を取り戻すべく、1階のリビングでストレッチ体操とロードバイク漕ぎに勤しんでいますが、5時半頃になると階段の方から泣

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