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私を大事にするヒント

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#自分と向き合う

ニュートラルな自分に戻る方法

ニュートラルな自分に戻る方法

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自分の状態を心地よい方向に持っていく方法をお持ちでしょうか?

私にとって茶道のお稽古は、ニュートラルな私に導いてくれる大切な時間。

ひたすら型を繰り返すうちに
自我が解放されて、
どこからともなく感謝の気持ちが湧いてきます。

邪念を捨てて、ただただ所作に集中するなかで、お茶を嗜む喜びに出会う感じでしょうか。
五感をフルに使って、今この時を味わうことがこの上なく気持ちの良い時間です。

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自然が教えてくれる生き方の哲学とは? 〜めぐり、循環すること〜

自然が教えてくれる生き方の哲学とは? 〜めぐり、循環すること〜

処暑を過ぎると
蝉がパタリと鳴くのをやめ、
昨日はトンボの群れが空を舞う景色に見惚れました。
今朝は鈴虫の鳴き声がどこからか。
秋の足音が聞こえてきましたね。

まだまだ暑さは厳しいながらも
自然界の生き物たちは
巡りゆく季節の変化を敏感にキャッチして、次へ次へと進んでいます。

そして、私たち自身も自然の一部です。
だから私たちも、めぐり、循環する。

留まるのではなく、めぐらせる。

これは、

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丁寧な生き方とは?

丁寧な生き方とは?

朝早く目を覚まし、朝日を浴びながらお白湯をすする。
季節仕事をしながら、時を重ねていく。
テーブルには毎食、新鮮な旬の食材が並び、
身体に良いもので構成されたメニュー。
年末の大掃除なんてしなくていいよう、日々掃除に整頓された部屋ですごす。
そんな、丁寧な暮らしに憧れます。

小さな子どもがいると、理想とはほど遠い日だってあるのが現実です。

でも、そんな私も自分と日々向きあって、
「今わたしどう

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自分を大切にすること、の具体性

自分を大切にすること、の具体性

自分を大切にするために、身体のケアをしたり、美味しいものを食べたり、欲しかったものをご褒美したりと、自分を労わってきたつもりになっていました。

でも、肝心なことができてなかったことに気づいてしまいました。

それは、何か?

私が、本当に望んでいる生き方を、私がしてあげてなかったということ。

安定とか、効率とか、他人からの目とか。
誰かのモノサシで測った基準で、仕事や生き方を選んでいることがあ

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誰かを喜ばせたい気持ちがもたらすもの〜和菓子に学ぶ〜

誰かを喜ばせたい気持ちがもたらすもの〜和菓子に学ぶ〜

先日のお茶会で出会った
心震えたお菓子
京都より、
その名は「はまづと」

蛤の貝殻をのなめらかな方へ爪を入れて開くと、
琥珀色の寒天の中に味噌風味の浜納豆が一粒。
海を感じる夏の涼菓でした。
つるんとした琥珀羹の舌触り、
ほんのり優しい甘さと、
納豆の味噌風味の塩気が調和して独特の味が
口の中に広がるんです。
空いた殻ですくって口へと運ぶ、
その仕草も面白みがありました。
海がない京都に、海を感

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はじめてのお茶会で、お点前披露体験

はじめてのお茶会で、お点前披露体験

私が学んでいる
テーブル茶道のお教室で
浴衣茶会がありました。

まだ理想とは程遠いお点前なのですが、
先生がチャンスを与えてくださったので、
お茶会で皆さまの前でお点前させていただきました。

子供達に何度もお客様になってもらって練習したけれど
本番は緊張による手汗で帛紗がうまく捌けなかった…
でも、不思議。
緊張したけれど、
すごく心地よい緊張感と
清々しい達成感を味わえました。

大人になる

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"なんとなく"をやめる〜本来のわたしに戻るために〜

"なんとなく"をやめる〜本来のわたしに戻るために〜

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"本来のわたし"に戻るために
手放したことがあります。

なんとなく続けている習慣、
なんとなく続けている仕事、
なんとなく続けている人間関係…

手放すには
けっこう、いや、かなり勇気がいりました。

本当は気が進まない集まりに顔を出すこと、
安定しているというだけで仕方なくやっているような仕事、
なんとなくやったほうが良さそうだと周りの目を気にしてやってたこと...

心が、身体が、望んで

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蝉の鳴き声と祖母からのメッセージ

蝉の鳴き声と祖母からのメッセージ

昨年の夏、ちょうど蝉が盛大に命を燃やしているとき、祖母の命は尽きました。

あれから間も無く一年を迎えます。

まだ、亡くなったことが信じられなくて
ひょっこり旅から帰ってきそうな気がしてなりません。

子供達を園へ送るとき、教会のそばにある
桜の木から、蝉が溢れんばかりのエネルギーを出し切ろうと鳴く声で耳が痛いほど。

祖母の入院していた病院のそばにも桜並木があり、蝉が群がって飛び交っていた景色

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苦みも辛みも糧となる

苦みも辛みも糧となる

過去や記憶は既に出来上がっているものだと思いがちですが、
実は、
"今の自分がどう解釈するか?"で
自分を縛るものではなく、

もっといいものとして
読み替えられる可能性もあるんです。

そして、その苦みや辛みは
誰かを助けることへのヒントとなりうるんです。

辛さや苦さを知ってるから
同じように苦しい人の気持ちがわかるんです。

そして、現在に満足できれば
辛い過去でさえ、
その過去があったから

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勇気を出すと、自分のエネルギーが確実に変わります。

勇気を出すと、自分のエネルギーが確実に変わります。

仕事を辞めて自分で新しいことをはじめる時、
別れを告げる時、
大勝負に出る時…
勇気が必要な場面では必ずドキドキします。

ドキドキする自分を心の中で抱きしめてあげて下さいね。

まず、スタートラインに立ったことを喜び、
自分を褒めて、祝福してあげて下さいね。
なぜなら、
勇気を出そうと決めた時、実際に勇気を出した時は、
これまでのあなたのエネルギーとは全く別のエネルギーに変わっているから。

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良いアウトプットには、上質なインプットが欠かせないという話

良いアウトプットには、上質なインプットが欠かせないという話

スマホに触れる時間が増え、SNSやニュースからの膨大な情報を日々シャワーのように浴びている私たち。

処理する情報の量は増える一方ですが、私は一つ一つの質を上げたいと思っています。

ニュース、新聞、雑誌、セミナーや、
オンラインサロン、PRメディアなど情報収集手段は様々ですが、

非対面でのインプットより、
リアルにお会いしたり、実際に体験したことからの学びは自分の血肉になると実感しています。

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夏土用、どう過ごす?

夏土用、どう過ごす?

今日から夏土用の期間に入りますね。
"私たちは自然の一部。私たちの中にも自然がある"という考えのもと、昔の先人の知恵でもある
二十四節気の流れは上手に取り入れたいと思っています。

土用の期間中は、陰陽道において土を司る神とされる「土公神どくじん」が支配すると言われているので、

土用の期間中に土を動かすこと、
具体的には
人生の土台とも言える
家を建てたり、修造、引っ越ししたりすること、
新しい

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人は不安より不満を選んでしまうもの

人は不安より不満を選んでしまうもの

ライフスタイルや仕事をガラリと変えようとする時、大きな勇気を試されますよね。

大抵の人が、
変わることで生まれる「不安」の方が怖くなり、
変わらないことでつきまとう「不満」に耐える方を選んでしまうんじゃないでしょうか。

自分の好きな仕事をしようとしても、養うべき家族がいるから無理とか、住宅ローンを抱えているから無理とか、将来の年金が不安とか、
不安な要素を挙げると際限なく出てきますよね。

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新しいことをするとき

新しいことをするとき

何か新しいことをはじめようとする時は
窓を開けた時と似ています。
清々しい風や美しい光に力をもらうこともあれば、
変な虫が入ってくることも。

あなたがやりたいと思った気持ちを伝えると、
良かれと思って自分の価値観を押し付けてこられたり、
お節介を焼いて来られて困った経験はないでしょうか?

大きな決断をして窓を開いた時によくありがちなことです。

「あなたのことを思って言ってるのよ」というのは、

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