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まいにちママ時代

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コマロンがうまれる前に、ひとりの記者がつづっていた子育てのこと。
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お弁当作りが、しんどくなった日|先生ありがとう

お弁当作りが、しんどくなった日|先生ありがとう

春休みになり、幼稚園の給食がなくて毎日お弁当の日々で、へろへろになっていたら、ある預かり保育担当の先生が声をかけてくれました。「大変なときは、コンビニのおにぎりを持ってきても、いいですよ」。

その優しさと気持ちのあたたかさに、泣きそうになりました。私の考えすぎかもしれませんが、働きながら子が幼稚園に通っていると、「できていない自分」に目が行きすぎて、自己肯定感がだだ下がりになる瞬間がたまに訪れる

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子育ては「仕事」に生きる、が幻想でも

子育ては「仕事」に生きる、が幻想でも

息子と保育園へ行く時、交番の前を通る。必ず挨拶してくださる警察官の皆さん。「もうすぐコウバンだね。ピッ(敬礼)しないとね」。歩くことに疲れた息子の機嫌が、急上昇する。ああ、ありがとうございます。登園時間は波瀾万丈なので、一期一会の一瞬の好意に支えられ、保育園や家にたどり着く。

子育てをしていると、とてつもなく親切な見知らぬ方にお会いし、助けられることがある。だけど、うっすら分かりにくい嫌がらせ(

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資格を手放し、「身軽に」なる|あるママの選んだ道

資格を手放し、「身軽に」なる|あるママの選んだ道

2児の母であるふじむらまゆみさんは、3月末で子育てに関するある「資格」を「手放す決断」をしたそうです。理由は「一回身軽になりたかった」から、とのこと。

理由について詳しく綴ったふじむらさんの文章が素敵すぎて、共感の嵐だったため、一部を「まいにちママ」でご紹介させていただきます。(ライター塾にも参加して下さったママです。ありがとうございます)

 今の勤め先で財務や経理のお仕事に携わるようになって

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予防接種と母と書類|事務処理能力がほしい

予防接種と母と書類|事務処理能力がほしい

新年度がはじまり、大量の書類に囲まれ、嵐のような毎日です。親には、(私の苦手な)事務処理能力も必要なんだなあ……と当たり前のことに気づかされます。

これまでの人生において、我が子(×2)の母子手帳に書いてある「予防接種」一覧(いつ、何を、どこの保健所や病院で接種したか)を何度別の紙(保育園の申込書類、入園書類、小学校や学童に提出する紙など)に書き写したことか……。転勤族ゆえ、50回は書き写したと

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「はね」に気がついた息子と出会うまで

「はね」に気がついた息子と出会うまで

昨日のお風呂上がり。4歳息子が自分の背中をしきりに触っていました。「あ、はねがあるよ、ママ!!」。肩甲骨のゴツゴツに気がつき、興奮気味。「みんなあるの?かっこいいよねえ」。

はねがあると、空を飛べるスーパーヒーローのように、強くなったような気がするとのこと。私の肩甲骨は凝り固まっていて、微動だにしませんが…。「腰が痛いので早く服を着て欲しい」と思っていた私も、思わず笑ってしまいました。

母にな

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息子のある日のおみやげ(園で作ったどろだんご:小🍡)

今夜の息子、いつも以上になかなか寝てくれず。布団の上で変身ごっこをし(息子は石に変身)、語らい、飛ばし読み気味で絵本の読み聞かせをし、ようやく満たされて寝ました。歳の差育児中で母歴10年ですが、寝かしつけは今も試行錯誤です

泥と虫が苦手だった息子も、土の園庭で走り回るうちに、たくましくなりました。毎日どろだらけ。家族へのおみやげは、どろだんご🍡

「できない理由」を羅列するのではなく、「どうすればできるのか」を考えられる人になりたい。

娘からの手紙。学校で書いたんだって。「おいしい料理を作ってくれてありがとう。特にコロッケ」。料理が得意ではない母を励ましてくれてるのね。在宅勤務で心と体と頭に余裕がある日にコロッケ作るね…。

今週は月曜からカレー🍛何も考えなくても作れる唯一の?メニューを出し切り、ネタ切れ感。

昨日の学校の給食がカレーとは知らず、夕飯もカレー🍛今朝もカレー。「家のカレーはおいしいから大丈夫…………」(娘)

仕事のための仕事はなくなるよ、って誰かが言ってたけれど。世の中は、仕事のための仕事であふれている。

あー、書きたいテーマがたくさんあるのに、形にするパワーと能力と時間がたりない。そんな時期。書くべき話は、SNSの外に連なっているのにな

きょうは、「子の赤白帽子の切れたゴムひもを縫い直す」という急なミッションを乗り越えました(お裁縫が苦手なので、子にほめられた)

遠足で拾った、どんぐりを煮る

遠足で拾った、どんぐりを煮る

日曜日の昨日。重要な「宿題」を忘れていたことに気がつきました…。園の先生に「工作で使うので、園外保育で拾ったどんぐりから虫が出ないように処理して、月曜日までに持ってきてください」と言われていたことを…。

先生からの説明によると、▼煮る▼冷凍する でどんぐりから虫がわくことを防げるらしいです。

夕飯が終わった後、ネット検索して詳しいやり方を調べ、鍋でぐつぐつ煮ました。浮くどんぐり、破裂するどんぐ

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我が子の「苦手」との向き合い方

我が子の「苦手」との向き合い方

発達障害などを持つ子どもが通う塾「さくらんぼ教室」を取材し、<子どもと「向き合う」>ことの本質を学びました。

子育てをしていると、我が子の「できない」にも直面します。

「なんでできないの?」と思うのではなく、「今の我が子にとっては目標が高すぎた」と受け入れる。そして、「どうすればできるようになるか」を丁寧に見つけていく――。

目標を細かく設け、小さな階段をひとつずつ上る「スモールステップ」と

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「転妻」にしか分からないこと

「転妻」にしか分からないこと

 少し前に、夫の仕事の都合で引っ越した。子どもたちが通う新しい小学校と園。新しい担任の先生。クラスのライングループにも入れてもらった。また、一から人間関係がはじまる。公園も、子供服を買う店(西松屋とか)も、病院も、スーパーも、美容院も、マッサージ店も、しっくりくるところを、また探しなおさなくてはいけない。納得して引っ越したものの、ちょっと孤独だ。

ライター塾に参加して下さった「転妻」、高橋翠さん

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