マガジンのカバー画像

clione scrapbook

997
これは面白い、と思った他の方のnote記事をスクラップします。
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

キャプテン AlunWynJones

キャプテン AlunWynJones

アラン・ウィン・ジョーンズ
彼はチーム最年長、プレーヤーで唯一ヘッドコーチのガットランドが就任してからずっと一緒にチームを纏めてきたプレーヤーでキャプテンである。
言わずと知れたレッドドラゴンズのレジェンド。
インタビューや試合中の彼の表情、メディアに露出してる彼のイメージは正に闘将。
でも私が見た彼はそんなイメージと少し違う。物静かで不必要な言葉は発さない。
と言うのは言い過ぎかも知れないがとに

もっとみる
バズり体験 ジェネレーションギャップ

バズり体験 ジェネレーションギャップ

仕事の合間、昼休みにコンビニのレジに並んでいて、店内にいた男性客の会話についてつぶやいたら思いがけずバズってしまった。初めてのバズり体験。「いいね」が5万6000超え&イイツイ認定。

わたしは都心で働いている。都心のコンビニは平日昼間どこも会社員でごった返していて、10人20人のレジ待ちはよくある。そこで聞こえてきた、ホワイトカラーのサラリーマンの会話である。会話の雰囲気から、休んだ○○さんは男

もっとみる
会場からの質問をスライドに自動表示!『Slido for Google Slides』の使い方

会場からの質問をスライドに自動表示!『Slido for Google Slides』の使い方

ちょっとイケてる感じのトークイベントだと、会場からの質問を参加者のスマホから入力してもらう場合がありますよね。

そのときに使われる代表的なもののひとつがslido。スマホからリアルタイムで質問だとか投票ができるサービスです。URLは"sli.do"で「スライド」という言葉をドットで区切ってサービス名にしているのがなんとも印象的ですよね。

slido、どうやらGoogleスライドと連携して、リア

もっとみる
データデータデータデータデータデータって聞き飽きたのでなんとかしたい

データデータデータデータデータデータって聞き飽きたのでなんとかしたい

数ヶ月ほど前、東京都内某所で開催された飲み会での出来事です。

横に座ったオッサンに職業を問われたので「データサイエンスを少し」と答えたら、大げさに「凄いねぇ!」と返され、羨ましそうに言われました。

「データサイエンティストなら、色んなデータ集めて、タピオカの次に何が流行るか分かるでしょ! いーねぇ、楽できて! 稼ぎ放題だ!」

冗談で言ったつもりかもしれません。それでも、オッサンの頭皮に、桃屋

もっとみる
明石市の「おむつ宅配」は何がすごいのか

明石市の「おむつ宅配」は何がすごいのか

こんなニュースがSNSを駆け巡りました。

ーーーーー

◎虐待リスク高いゼロ歳児 おむつ宅配で見守り 明石市
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201911/0012889129.shtml

兵庫県明石市は来年4月から、市内の0歳児におむつを無償提供する方針を固めた。母子の健康状態や虐待の有無をチェックする見守り活動と組み合わせることで育児支援につなげ

もっとみる
「固定観念にとらわれずに、自由にアイデアを考えましょう!」というファシリテーションに対する改善提案

「固定観念にとらわれずに、自由にアイデアを考えましょう!」というファシリテーションに対する改善提案

ワークショップやファシリテーションを専門に仕事をしていると、現場の方々とコミュニケーションをするなかで「外部でこのような酷いワークショップを経験した」「こういうファシリテーションに、参加者として不快な思いをした」というような報告が、耳に入ってきます。(たまに自分たちもやっちゃってるなー..と思って、耳が痛くなることもあります笑)

そのなかでも、多く耳にする”愚痴”が、以下のようなファシリテーショ

もっとみる
ファシリテーターの”芸風”の構造

ファシリテーターの”芸風”の構造

ミミクリデザインの組織学習を専門とするファシリテーターの遠又が、こんなことをツイートし、共感を集めていました。

たしかにファシリテーターと呼ばれる役割には”画一的な理想像”は存在せず、「個性」のようなものが存在します。現在ミミクリで進めている熟練したファシリテーターの暗黙知に関する調査研究でも、当日の立ち振る舞いや、背後にある価値観は、ファシリテーターによって多種多様であることが確認されています

もっとみる

学歴ロンダリング、と言われて

僕は成城大学で文学を学んだ。師匠からは後に、「君は文学が好きなんじゃなくて、文学を通じて社会を考えるのが好きなんだよな」と言われたのだけれど、いずれにしてもゼミでの研究は楽しかった。もっと研究を続けたいな。そう思っていた僕は、大学3年の後半にはすでに、大学院に行きたいと考えていた。

とはいえ、親の勤めていた会社が破産するなどして、決して暮らしが豊かではなかった僕は、大学進学の時点ですでに数百万円

もっとみる

メディアがもたらす「報道ストレス」と「共感被害」

報道は、誰かの命綱になることもあれば、誰かを脅かす凶器にもなる。

2017年1月。ラジオ番組「荻上チキ・Session-22」で、「薬物報道ガイドライン」を作成した。薬物依存症当事者、自助グループ、家族会、医師、支援者、リスナー、メディア関係者とで作り上げたこのガイドラインが掲げた問題意識は、少しずつ広がっているようにも思える。

このガイドラインを作成するとき、意識していたことの一つが、「共感

もっとみる
「不機嫌は何も生み出さない」

「不機嫌は何も生み出さない」

明日の言葉(その21)
いままで生きてきて、自分の刺激としたり糧としたりしてきた言葉があります。それを少しずつ紹介していきます。

古い女友達がいる。

彼女とはランチを何回か一緒にしたくらいな関係。
いまはもう会う機会も理由もなく、連絡つけようと思えばつけられるがそれも唐突だしなぁといった程度の仲である。

彼女はなにしろ「気分の変わらないヒト」だった。

いつでも上機嫌を保っていた。
きゃーき

もっとみる
お前と出会うために作品を作っているわけではない。それを肝に命じておけ。

お前と出会うために作品を作っているわけではない。それを肝に命じておけ。



ここで、作家・作品を愛でるルールを改めて確認しておきたい。

作家・作品を愛でるルール
■DMはしない(褒めコメントは公の場でしよう)
■作家の生活に侵食するようなコメントは控えよう(気持ち悪い)
■作家・作品にお金払った=DMする権利ではない(公の場で良いよね)
■作家・作品にお金払った=会える権利でもない(作品は握手券ではない)
■在廊=あなた個人とのマッチングの場ではない(その他大勢であ

もっとみる
三井住友銀行アプリについてお話します。

三井住友銀行アプリについてお話します。

こんにちは!三井住友銀行 デザイナーの堀と申します。
前回の初投稿から、SNSなど多方面でたくさんの反応をいただきありがとうございました。予想以上の反響で銀行内でも話題となり、三井住友銀行のデザイナーの活動が少しでも広がったことにうれしく思います。

その中で「銀行アプリが変わった」とのコメントを多くいただき、自分たちが関わったプロジェクトがお客さまの手元に届いているんだなぁと感動しました。
今回

もっとみる
やる気を引き出すファシリテーション:ARCSモデルとワークショップデザイン

やる気を引き出すファシリテーション:ARCSモデルとワークショップデザイン

ワークショップ、もしくはワークショップ型の授業や研修において「参加者の動機付け」は重要な課題です。

ワークショップ形式にすればすなわち参加者の意欲が引き出せると思われがちですが、ワークショップはねらいが曖昧であったり、活動の目標と学習の目標がひねって結びついていたりするため、イントロダクションから意識的に工夫をしなければ、「ノレない」参加者が出てきてしまいます。

授業や研修設計の理論であるイン

もっとみる
ヤフー社へ株を売却し、ZOZOの社長を辞任した本当の理由。

ヤフー社へ株を売却し、ZOZOの社長を辞任した本当の理由。

TOBが無事成立したので、忘れないように書き残しておく。

なぜ僕はヤフー社へ株を売却したのか?
なぜZOZO社の代表取締役社長を辞任したのか?

9月12日の記者会見、その後の社員への説明会の様子など、当時の自分が何を考え、どう感じ、どう判断し、どう行動したのかを、まだ記憶の新しい今、手記として残すこととした。



寝ても覚めてもいつもいつも考えていたこと。

「ZOZO社が今後さらに

もっとみる