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2019年5月の記事一覧
スタートアップが投資家を選ぶときの10項目
スタートアップは、潜在的な市場を見つけていち早く費用対効果の高い成長を遂げることを目的としており、また、売り上げがなく借入が難しいことと、連続起業家でない限り自己資金に限界があることから、株式による資金調達を行うことが多くなる。一度行ったら簡単に取り消せないことから、「結婚」とたとえられる。
しかしそれだけ重要なのにも関わらず、投資家のほうが多くのスタートアップを見ているため、比較的スタートアッ
【平成の労務】#03 昭和→平成→令和における労務の変化
こんにちは。
IPO支援(労務監査・労務DD・労務デューデリジェンス)、労使トラブル防止やハラスメント防止などのコンサルティング、就業規則や人事評価制度などの作成や改定、各種セミナー講師などを行っている東京恵比寿の社会保険労務士法人シグナル代表 特定社会保険労務士有馬美帆(@sharoushisignal)です。
お仕事のご依頼はこちらまで info@sharoushisignal.com
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【デザインシンキング・コンサル⑧】「場の文脈を可視化する」ことの意味と効果
こんにちは。DONGURIでデザインシンキング・コンサルをやっています、矢口泰介(@yatomiccafe)です。
グラフィックレコーディングに注目が集まっています(すでに注目を集める、というフェーズは過ぎているかもしれません)。
グラレコは、会議やイベント、セミナー、講義などにおいて、記録され、流れを追ったり、後から共有したりするのに用いられます。
グラレコを見たり、習ったりしている方も、非
深く傷ついた経験のこと
異性関係において、深く深く傷ついたある出来事がある。
大学3年生の時、就職活動の一環で、とあるマスコミの企業に務めるOBの男性と知り合う機会があった。
当時大学4年生の同じ学部の男の先輩からの紹介で知り合ったその人は、とても親切で、理知的でハキハキと喋り、一目で仕事ができそうな感じがして、かつ中性的で親しみやすく、信頼できそうな感じがした。
なんども履歴書を見てくれたり、就職に関する本や、資
百田尚樹『日本国紀』が書けなかった日本近代史の真実とは?
はじめに:『日本国紀』が触れたがらない歴史の真実とは何か?(冒頭イラスト:筆者。下手くそですみません)
幻冬舎の社長と作家の津原泰水さんのトラブルが発端となって、再びあの『日本国紀』がメディアに注目されるようになりました。著者の百田尚樹氏によるこの書籍についての説明を、珍しいことに朝日新聞が載せたりもしています。
私は『日本国紀』に対していろいろな面で批判的なのですが、このnoteでは、『
ワークショップにおける"良い問い"とは?
ワークショップにおける「良い問い」とは、どのような問いだろうか?「良い問い」とは、どのようにすれば立てられるのだろうか?
そのような素朴な疑問から、これまで安斎が主催する研究会に参加してくださった300名以上のファシリテーター(初心者から熟練者まで)を対象に、それぞれが考える「ワークショップにおける良い問いの条件」について尋ねてきました。ワークショップらしく、それぞれが思い浮かべる条件をひとつず
多様性と価値観は違うって話
チャーリーです。
多様性と価値観は違うって話を、コミュニティ運営をしていて気づいたので、図にまとめました。おそらく多くの人が、多様性はだいじだよねってことには共感できる。いろんな人がいるのはいいことだよね、と。ただそのときに、価値観に反するようなことが起きたらどうするか?それでも、多様性はだいじだからって見て見ぬふりするか?という問題についてです。
コミュニティのバリューを決めたら、そのうらが
ワークショップデザイン・ファシリテーションの失敗学:これまでの失敗ケース10選
以前に「アクティブラーニングの失敗学」に関する記事を書きました。授業の失敗の原因を学生に帰属させるのではなく、実践者自身が方法論を試行錯誤的に探求するアクティブラーナーになる必要があるのではないか、と書いたところ、現場の多くの実践者の方々から共感をいただきました。
そんな僕も、アクティブラーニングに限らず、これまで企業や地域のワークショップ実践のなかでさまざまな失敗を繰り返しながら、学びを重ねて
本当にやりたいことをやり続けるために、会社員になった。
好きなことで生きていくとか、好きなことを仕事にするとか。もしくは、バカンスのために平日は頑張るんだとか。いろいろ言いますよね。
私は、それらのすべてに疑問を持っていました。
結局のところ本当にやりたいことを見つけるまで、かなりの時間と労力をかけて、それをどうしたら続けていけるのかを考えることにしました。
職業として待っていたのは会社員でした。今日はそんなお話を。
大学時代あれやこれやとたく
「武器としての世論調査――社会をとらえ、未来を変える」 (ちくま新書)出版によせて
6月上旬に、ちくま新書から「武器としての世論調査――社会をとらえ、未来を変える」が出版されます。みらい選挙プロジェクトの1年間の成果をつめこみました。
タイトルには「世論調査」とありますが、この本は世論調査以外にも、選挙のデータや歴史、地理など、様々な分野を縦横にかけめぐりながら社会の姿に迫る内容となっています。
世論や選挙の分析に関心がある人たちだけでなく、多くの人に読んでもらえたら嬉しいで
「頭のいい人が集まっているはずの組織」の問題点
文藝春秋から本を出すので、それまで書いた連載記事を読み直す作業をしていたときに「そういえば、記事書くときに参考にしたあの仕事、いまどうなったんだっけ」という事例がいくつも出てきて心配になります。
例えば、まだ仕事ではお付き合いがあるものの、かつてほど熱心にご一緒するわけでもなくなった会社さんの件で言うと、こんな記事があります。
問題ない範囲内で言うと、充分に利益も出ているし、連戦連勝、業
小1起業家 〜900円借金して、コーヒー屋を家庭内起業〜
これは、小1の息子がおこづかいを増やしてポケカを買うためにとった行動が結果的に、彼にとって「数字/お金/仕事」の学びにつながった話です。
1:おこづかい講座小1になった息子はポケモンカードゲームにハマっていました。おこづかいは月に100円。ポケカは強化拡張パックで150円。もっといろんなポケカが欲しい。
どうしたらおこづかい以外で稼げるか悩んでたので、100円払ってもらって「おこづかい講座」を