たくあん

詩や小説などを挙げます 小説「離陸」を毎週土曜日に更新していきたいと思います! よろし…

たくあん

詩や小説などを挙げます 小説「離陸」を毎週土曜日に更新していきたいと思います! よろしくお願いします_(._.)_

マガジン

  • たくあんを追いかけて

    自分のお知らせなどを定期的に更新していこうと思います

  • 詩集

    たくあんの詩集を集めています

  • エッセイ集「気ままのままに」

  • 園世

    短編「園世」をまとめております。

  • 短編集

記事一覧

[小説]離陸#1~津長の話~

静かに火が燃えている。火の粉が宙を舞い、光ったまま地面に落ちる。 手には一枚の写真。…集合写真だった。高校生の頃にクラスの皆で行った思い出の写真。暫く僕は放心…

たくあん
2日前
1

[マガジン]たくあんを追いかけて#8

た「皆、久しぶりだね」 ザ (爆睡中) た「久しぶりすぎて、僕のことも忘れちゃったのかい」 ザ「はっ!たくあんじゃないですか、むにゃむにゃ・・・」 た「せっかく僕…

たくあん
4日前
4

[詩]サイダー

甘い夢や希望が 缶の中に詰めこまれていて いつもの日常なのに ほの甘い青春の香り 涼しげな海風浴びながら 飲むサイダーは いつもより甘く感じるね まして、君と二人な…

たくあん
9日前
5

[詩]焦点

だるくて、なんでもかんでも無視したい そんな気持ちばっかりきもち悪い 何回も味わったこの疲労 何回も味わったこのスパイス 光が未だに射し込んでいる 早く手を伸ばし…

たくあん
10日前
2

[詩]大切な人

若い高校生の恋人たちが コーヒー挟んで向かい合っている 彼らは目の前にある幸せしか見つめてはいない 僕はそっと、彼らから目を離す 色んなこと分かってきたろう? 世の…

たくあん
12日前
7

[詩]罪人

罪を積み重ねて 一人激しく踊って ぬるま湯の中に 一つまた一つ、残酷な未来を浮かべる 誰もが皆、罪人だよと 無職の釣り人が笑ってる いい加減、こちらに気づけと 釣り人…

たくあん
2週間前
1

[詩]鶏ROCK

いつまで夢見てんだコケコッコー 恋愛なんて甘い言葉浮かべてる場合じゃねぇぞ お前には過去という守るべきものがあるんだから いつまで愛してんだコケコッコー 散々、向…

たくあん
2週間前
4

[詩]Revenge

何度も何度もやり直して見る景色は きっと、美しい そう、まだ俺はchallenger 娯楽なんて意味ないと思うかもだけど それを取り入れていけ! 無駄なことなんてない きっと…

たくあん
2週間前
4

[詩]雲

雲を掴むような思いで 過信したもの握っている “あなたはそればっかりね” 消えたあの娘の言葉 いまでも胸によみがえる 雲の上には何もない 死の向こうには何もない 人…

たくあん
3週間前
3

[詩]ボトルレター

元気でいますか? 今、楽しいことは何ですか? 出来れば会いたいです 会ってあなたと笑いたいです こんなメール送るのも何か気が引けるので 手紙にして送ります 気に…

たくあん
3週間前
7

[詩]意味

もう疲れてて 自分が崩れてる あぁ、何回かルーティン重ねているけれど もう手遅れなルーティン 何回も何回も 体が赤くなるほどのルーティン 意味なんてなくて死にたくな…

たくあん
4週間前
3

[詩]cafe with you

焦らずにゆっくりとカフェしようよ もうゆっくりとしようよ 一緒に眠ろう、荷物なんて奪われないさ 焦らずにゆっくりと 焦らずにゆっくりと 1つ事を言うと ウェイターの…

たくあん
1か月前
2

[詩]ともしび

あの日、初めて会ったときぐらいの頃じゃなかったかな? 僕たち二人でお互いを灯した日だよ 覚えているよね?覚えているはずでしょ その火は君の顔まで輝かせたんだ 灯火…

たくあん
1か月前
5

[詩]BLUE SMILE

あれからどれくらい変わったろう? 今の僕はあの頃の僕より変わっているはず なぜなら、そのblueな笑顔があるから 指輪のように誰にも見せずに耀いている 本当は僕だって …

たくあん
1か月前
7

自分を認めることが出来れば、人を認めることが出来る
自分を信頼することが出来れば、人を信頼することが出来る。
自分を愛することが出来れば、人を愛することが出来る。

たくあん
1か月前
2

[詩]あの日

廊下で君を見たあの日 ブランコに揺れながら心も揺れたもんさ 一目惚れの恋なんて きっと叶わない、そう思うんだ お金を入れてお参りしても きっと叶わない。だって、今で…

たくあん
1か月前
5
[小説]離陸#1~津長の話~

[小説]離陸#1~津長の話~

静かに火が燃えている。火の粉が宙を舞い、光ったまま地面に落ちる。
手には一枚の写真。…集合写真だった。高校生の頃にクラスの皆で行った思い出の写真。暫く僕は放心していた…
周囲は木々が集い、セミが鳴いている。クマゼミの太い鳴き声が響く。
下に目を落とすと木漏れ日が落ちている。風がほとんど吹いてないせいか、木漏れ日もじっとしている。
火の中に新聞を次から次へと入れていく。くしゃくし

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[マガジン]たくあんを追いかけて#8

[マガジン]たくあんを追いかけて#8

た「皆、久しぶりだね」

ザ (爆睡中)

た「久しぶりすぎて、僕のことも忘れちゃったのかい」

ザ「はっ!たくあんじゃないですか、むにゃむにゃ・・・」

た「せっかく僕が来たのに、寝てるなら君は首だよ」

ザ「そんなこと言わないでくださいよ。寝耳に水すぎますよ」

た「まあね。ところで、最近のたくあんはザーサイ君の目にはどう映るんだい」

ザ「まあ、正直な話、オワコン臭くないですか」

た「はは

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[詩]サイダー

[詩]サイダー

甘い夢や希望が
缶の中に詰めこまれていて
いつもの日常なのに
ほの甘い青春の香り

涼しげな海風浴びながら
飲むサイダーは
いつもより甘く感じるね

まして、君と二人なら
この世で一番美味しい飲み物だと
大袈裟な笑顔また甘酸っぱく

これまでのしあわせも
僕は好きなのだけれど
これから描くしあわせは
きっとどんなものよりも
爽やかなのさ
いつか、君に伝えたいんだ
サイダーのように
沸き上がってくる

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[詩]焦点

[詩]焦点

だるくて、なんでもかんでも無視したい
そんな気持ちばっかりきもち悪い
何回も味わったこの疲労
何回も味わったこのスパイス

光が未だに射し込んでいる
早く手を伸ばしたい
あぁ、でも何でだろうこの気持ち…
光がたまに消えてしまいそうと
心配になる、汗、汗、汗

でも、焦点が合っていないだけだって!
焦点合わせたら、君の本当の力が出せるって!
なんで、君はそこが全てになると結論づけるんだい?
深呼

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[詩]大切な人

[詩]大切な人

若い高校生の恋人たちが
コーヒー挟んで向かい合っている
彼らは目の前にある幸せしか見つめてはいない
僕はそっと、彼らから目を離す

色んなこと分かってきたろう?
世の中の生き方や、苦しみの現実が
間に合わないとかそういうことじゃなくて
もっと現実的なことから始まるさ

明日になったらまた苦しむだけの生活
でも、そこから誰かに会って
誰かと生きることができるから
僕らは鏡の前でも
空間の隅にだって

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[詩]罪人

[詩]罪人

罪を積み重ねて
一人激しく踊って
ぬるま湯の中に
一つまた一つ、残酷な未来を浮かべる

誰もが皆、罪人だよと
無職の釣り人が笑ってる
いい加減、こちらに気づけと
釣り人の棹に引かれそうになる

心残りが
また、僕を罪に誘う
そんな罪の残り香
きっと、人はどんな風に生きても
自分という存在に呪われてしまう
悲しみのSaturday night

一人、また一人
誰かとさようならする度に
浮かび上がっ

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[詩]鶏ROCK

[詩]鶏ROCK

いつまで夢見てんだコケコッコー
恋愛なんて甘い言葉浮かべてる場合じゃねぇぞ
お前には過去という守るべきものがあるんだから

いつまで愛してんだコケコッコー
散々、向こうには恋人がいる感じがするじゃねぇか
そんな事考えてばかりじゃなく、俺を愛してくれよ!Baby

コケコッコー、コケコッコー
朝起きれば全て忘れられるぜ
コケコッコー、コケコッコー
絶対王政もねぇ
競争社会もねぇ
それなのに、あれ俺自

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[詩]Revenge

[詩]Revenge

何度も何度もやり直して見る景色は
きっと、美しい
そう、まだ俺はchallenger
娯楽なんて意味ないと思うかもだけど
それを取り入れていけ!

無駄なことなんてない
きっと、次に繋がる
その一歩を踏み出せば
今よりも、道は開ける

さぁ、revenge
最初から何でも出来る者などいない
さぁ、revenge
99%は、皆凡人
さぁ、revenge
言い訳など意味なし
さぁ、revenge
お前

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[詩]雲

[詩]雲

雲を掴むような思いで
過信したもの握っている
“あなたはそればっかりね”
消えたあの娘の言葉
いまでも胸によみがえる

雲の上には何もない
死の向こうには何もない
人間、少し雲を掴んでる
それを信じてない人もどこか信じてる

だけど、大切なのは
雲に覆われながらも
自分のやりたいことを輝かせること
雲に隠れちゃいけないんだ
きっと、君の好きなことなら
運なんて関係ないさ

・・・もう、雲は晴れた

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[詩]ボトルレター

[詩]ボトルレター

元気でいますか?

今、楽しいことは何ですか?

出来れば会いたいです

会ってあなたと笑いたいです

こんなメール送るのも何か気が引けるので

手紙にして送ります

気に入らなかったら、見ないふりして

そのまま捨ててください

きっと人は

浅瀬だけでは

本質的には仲良くなれないんですね

だから、あなたの心に

ボトルレター、送り続けています

あなたに届かなくてもいいんです

それが私の

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[詩]意味

[詩]意味

もう疲れてて
自分が崩れてる
あぁ、何回かルーティン重ねているけれど
もう手遅れなルーティン

何回も何回も
体が赤くなるほどのルーティン
意味なんてなくて死にたくなる
もう何でもかんでも無意味に思ってしまう

何かが終わってしまった
すると、体がもう終わりでしょ?と
問いかけてくる

昔のような日常に
嫌気がさしている
でも、やることはいつも昔のこと
もう逃げられないのでしょう?
自分が崩れて

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[詩]cafe with you

[詩]cafe with you

焦らずにゆっくりとカフェしようよ
もうゆっくりとしようよ
一緒に眠ろう、荷物なんて奪われないさ
焦らずにゆっくりと
焦らずにゆっくりと

1つ事を言うと
ウェイターの子が昔好きだった子に
似ていて
目を奪われてしまったな
そんな風なことだけ沢山覚えてる
俺って少しバカらしいよな

もう1ついわせてよ
1ヶ月あれば何でも出来る気がしてるんだ
嘘じゃないさ
本当に1ヶ月あるとね
だから、また走り出すん

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[詩]ともしび

[詩]ともしび

あの日、初めて会ったときぐらいの頃じゃなかったかな?
僕たち二人でお互いを灯した日だよ
覚えているよね?覚えているはずでしょ
その火は君の顔まで輝かせたんだ

灯火が消えた時に
僕もしっかりと消えればよかったのに
君は僕と気まずくなり、僕は君と話すことすらままならなくなってしまった
合わなかったのは知っている
とにかく、自分が合わせようとした性格が
どれも的外れでさ
本当に不器用なんだ…これは言い

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[詩]BLUE SMILE

[詩]BLUE SMILE

あれからどれくらい変わったろう?
今の僕はあの頃の僕より変わっているはず
なぜなら、そのblueな笑顔があるから
指輪のように誰にも見せずに耀いている

本当は僕だって
人間の暖かみに惚れて 熱くなりたい
その幸せを疑うほど疲れちまってはいない

そんな寂しい気持ちを抱えて寝る繰り返し
でも、自分が成長できたから
それでいいのさ それでいいのさ

さようなら
もう振り返らないで僕は行くよ
君もそう

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自分を認めることが出来れば、人を認めることが出来る
自分を信頼することが出来れば、人を信頼することが出来る。
自分を愛することが出来れば、人を愛することが出来る。

[詩]あの日

[詩]あの日

廊下で君を見たあの日
ブランコに揺れながら心も揺れたもんさ
一目惚れの恋なんて
きっと叶わない、そう思うんだ

お金を入れてお参りしても
きっと叶わない。だって、今でも叶ってないからね
ラムネ一本、久しぶりに飲むと
愛することで息が詰まるよ
いっそのこと倒れてしまおうかな

どんなに、愛しても
君はとっくに過去に消えてしまって
今日は夕日が愛しくて
この空は、二度とない
僕の心に雲が募る