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心理カウンセラー 生活空間コンサルタント 「心の安寧と心地よい空間」を手に入れるために…

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心理カウンセラー 生活空間コンサルタント 「心の安寧と心地よい空間」を手に入れるために、ウェルネスの観点から提案をおこなう。自分自身に応える人生を大切にしている。 kindle本「帰りたくなる我が家のつくりかた~一日5分のマインドフルネス生活」出版

記事一覧

片付けの実践法②できない理由 時間がない

とりあえずゴミを捨てる、家の外に出すだけでも、かなりのスペースが空くことと思います。 散らかっている家はゴミ箱が多いと言いますが、ゴミ箱をたくさん置くのはお勧め…

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12時間前

片付けの実践法②できない理由

さて、なぜ片付けたいのかが分かった時点で、あとはそれを解消するだけ。 ただ、できない理由は山ほどあります。 どこから手を付けていいかわからない、時間がない、やる…

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6日前
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片付けの実践法①

今、片付けの実践本の執筆中です。 と言っても、まだ目次案も悩んでいるところですが。 一言に片付けと言っても、個人により千差万別。 片付けの本は数えきれないほど出版…

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6日前
3

第二のリビング

応接室を第二のリビングに変えたことは大成功でした。 ソファに座ると、窓からは庭と遠くの山が見え、解放的な気持ちになります。デッキの木陰でゆっくりすることもできま…

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7日前

応接室

「応接室」は玄関の横にありました。 昭和の家は、当時流行ったシャンデリアやマントルピース、応接セットなどを置く部屋があり、そこを「応接室」という来客用の部屋にし…

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9日前
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ダイニングテーブルを片付ける

今使っているダイニングテーブルは、4人掛けですが大き目のサイズ。 色は濃い茶いろ。落ち着くイメージにしたかったので、椅子は黒のどっしりタイプです。 ダイニングテー…

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3週間前
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昭和の家

日々暮らしていると、不都合や見たくないものと向き合うことがあります たとえば、病院のような天井 長年の間に染み付いたにおい 傷だらけのタイル 貼り付けのカーペット …

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3週間前
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キッチンの灯り

自分たちで模様替えを行う前は、 キッチンの明かりはシンク上に2つと、天井に蛍光灯があるだけでした 天井付の蛍光灯は部屋全体を明るく照らすタイプ 事務所にあるタイプで…

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4週間前

愛着がわくキッチン用品

何年か前、NHKで「猫のしっぽ カエルの手」という番組に出会いました ベニシア・スタンレー・スミスさんというイギリス人の女性が 京都大原に移住して 日々の生活や思いを…

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4週間前
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シンク回りを片付ける

梅雨が明けて一週間 空気の中から湿気がだいぶ抜けてきたような気がします どこにいてもまとわりつくような湿り気は 家の中のあらゆるものに湿り気を与えてしまいました …

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1か月前
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庭の木々

雨の季節が終わり、やっと夏本番です じめじめした季節は家のあちこちにカビを発生させ、気持ちまでどんよりさせてしまいます。 雨は好きですが、家の中を思うと本当にうっ…

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1か月前
2

田舎の暮らしのあれこれ

私が以前住んでいた場所は、都市に近い中核市。ほどほどに何でもあり、不便は何一つ感じませんでした。 今の住まいから歩いていける範囲には、スーパーが一件。品数はかな…

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1か月前
3

茶の間

「お茶の間の皆さん」という呼びかけを、テレビで聞いたことがあるでしょうか? 最近私はあまりテレビを見ないので、様変わりしているのかもしれませんが、「リビングの皆…

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1か月前

寝室という空間

 寝室はもともと和室で、床をフローリングに変えただけ。そのため桟木や砂壁がそのまま残り、収納もふすまになっています。  まだ改善の余地はありますが、とりあえずは…

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2か月前
1

リセット症候群

 気まぐれ、飽きやすい、冷たい・・・どれも当てはまるような感じがしますが、それだけが理由でしょうか。常に焦燥感や不足を感じてしまう。これじゃない、ここじゃない。…

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2か月前

捨てられない人たち

 所有する喜びは誰にでもあると思います。例えば家、車、家電など、生活に必要で使いこなすものは、デザインや機能において自分にふさわしいものを選ぶことでしょう。  …

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2か月前
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片付けの実践法②できない理由 時間がない

片付けの実践法②できない理由 時間がない

とりあえずゴミを捨てる、家の外に出すだけでも、かなりのスペースが空くことと思います。
散らかっている家はゴミ箱が多いと言いますが、ゴミ箱をたくさん置くのはお勧めできません。

第一の理由は、ゴミ出し前のゴミ集めが億劫になるからです。
ゴミ箱が多いのは、捨てるときに近くにある方が便利だからという理由でしょうが、捨てるときのことはなかなか頭に浮かばないものです。
きちんと名前のある家事だけでなく、この

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片付けの実践法②できない理由

片付けの実践法②できない理由

さて、なぜ片付けたいのかが分かった時点で、あとはそれを解消するだけ。

ただ、できない理由は山ほどあります。
どこから手を付けていいかわからない、時間がない、やる気がでない、終わりが見えない、自分にはできそうもない・・・。

今回は、できない理由を可能な限り考えてみましょう。解決策が見つかるかもしれません。

まず、何から始めたらいいのかわからない場合。

収集日を確認し、各種ゴミ袋を買ってきて、

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片付けの実践法①

片付けの実践法①

今、片付けの実践本の執筆中です。
と言っても、まだ目次案も悩んでいるところですが。

一言に片付けと言っても、個人により千差万別。
片付けの本は数えきれないほど出版されていて、女性誌や生活誌にも何度も特集が組まれるほど奥の深いものです。

それぞれ断捨離を勧めるもの、ラベリングや整理整頓を勧めるものなど様々な種類があり、どれが自分のタイプに合うのかわからなくなる人も。
自分に合わないことをしている

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第二のリビング

第二のリビング

応接室を第二のリビングに変えたことは大成功でした。
ソファに座ると、窓からは庭と遠くの山が見え、解放的な気持ちになります。デッキの木陰でゆっくりすることもできます。

玄関に近いので、ここを来客用の部屋にしました。
と言っても、ほとんど来客のない我が家です。
しばらくは使われないままだったのですが、数か月後、
夫がその部屋にパソコンを持ち込みました

テレビもありソファもあり、エアコンもあり、きっ

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応接室

応接室

「応接室」は玄関の横にありました。
昭和の家は、当時流行ったシャンデリアやマントルピース、応接セットなどを置く部屋があり、そこを「応接室」という来客用の部屋にしている家も多かったのです。

この家もマントルピースはなかったものの、応接セットの重厚なソファやテーブル、鳩時計など時が止まったようなものがそのまま置いてありました。
床は張り替えたそうなので大丈夫なのですが、壁は黄土色と言えばいいのか、も

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ダイニングテーブルを片付ける

ダイニングテーブルを片付ける

今使っているダイニングテーブルは、4人掛けですが大き目のサイズ。
色は濃い茶いろ。落ち着くイメージにしたかったので、椅子は黒のどっしりタイプです。

ダイニングテーブルと言っても、食事をするだけではありません。
PCを使ったり、新聞を読んだり、動画を見たり、ぼーっとしたり。
さまざまなシーンで登場します。

私はダイニングテーブルの上は何も置きません。
それだけですっきり片付いて見えるからです。

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昭和の家

昭和の家

日々暮らしていると、不都合や見たくないものと向き合うことがあります
たとえば、病院のような天井
長年の間に染み付いたにおい
傷だらけのタイル
貼り付けのカーペット
べニアのドア などなど・・・

昭和に建てられたこの家は、当時のアイデンティティのまま今の空間に存在しています。
建築デザインだけでなく、当時の生活の風習までもが思い起こされる仕様になっています。
一番いい部屋は日本庭園を眺められる、お

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キッチンの灯り

キッチンの灯り

自分たちで模様替えを行う前は、
キッチンの明かりはシンク上に2つと、天井に蛍光灯があるだけでした
天井付の蛍光灯は部屋全体を明るく照らすタイプ
事務所にあるタイプで電灯がむき出しでした。
白色の強い光は、明るくはなるけれども、どこか寒々しさを覚えました

キッチンの床や壁のDIYが終わり、ダイニングテーブルなどの家具を置いてみたのですが、やはり蛍光灯をつけると何とも残念な気がしました。

出来上が

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愛着がわくキッチン用品

愛着がわくキッチン用品

何年か前、NHKで「猫のしっぽ カエルの手」という番組に出会いました
ベニシア・スタンレー・スミスさんというイギリス人の女性が
京都大原に移住して
日々の生活や思いをつづる番組でした

彼女も人生においてたくさんの事柄が起こり
悩み、考えながら暮らしていました
番組制作側の意図もあるかもしれませんが
それはとても素敵な生活に思えました

ベニシアさんの言葉で心に残るものがあります
「人生は四季のよ

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シンク回りを片付ける

シンク回りを片付ける

梅雨が明けて一週間
空気の中から湿気がだいぶ抜けてきたような気がします
どこにいてもまとわりつくような湿り気は
家の中のあらゆるものに湿り気を与えてしまいました

家は古く隙間もあいていることと思いますが
何しろ外の空気もむっとしている中で
梅雨の晴れ間に窓を開けても部屋の中が乾くわけもなく
エアコンの除湿に頼る日々をすごしていたのでした

晴れ続きの午前中にキッチンの掃除をしようと意気込んで

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庭の木々

庭の木々

雨の季節が終わり、やっと夏本番です
じめじめした季節は家のあちこちにカビを発生させ、気持ちまでどんよりさせてしまいます。
雨は好きですが、家の中を思うと本当にうっとうしくなります。梅雨明けが待ち遠しいと思うものの、ここ近年の信じられない暑さでは、日差しを楽しめるどころではありません。

梅雨時期には庭に出れないので、ほとんど放置状態でした。伸びに伸びた草は、我が物顔で庭を占領しつつあります。でも、

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田舎の暮らしのあれこれ

田舎の暮らしのあれこれ

私が以前住んでいた場所は、都市に近い中核市。ほどほどに何でもあり、不便は何一つ感じませんでした。

今の住まいから歩いていける範囲には、スーパーが一件。品数はかなり少なく、空いている棚があるほどです。
コンビニは車で5分ほどのところに3件あります

買い物は隣の市まで車で行きます
週に1~2回、買いだめをしています

「田舎暮らし」なんてカテゴリをわざわざ作る必要ってあるのかなと思います。実際暮ら

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茶の間

茶の間

「お茶の間の皆さん」という呼びかけを、テレビで聞いたことがあるでしょうか?
最近私はあまりテレビを見ないので、様変わりしているのかもしれませんが、「リビングの皆さん」とは言わないんじゃないのかな。
「茶の間」っていい響きだと思いませんか?ザ、日本の和室とそこでくつろぐ家族の風景が見えてくるような気がします。

この家のちょうど中心部、台所との続きに「茶の間」はありました。こたつのテーブルを置き、座

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寝室という空間

寝室という空間

 寝室はもともと和室で、床をフローリングに変えただけ。そのため桟木や砂壁がそのまま残り、収納もふすまになっています。
 まだ改善の余地はありますが、とりあえずはきちんと寝る場所を決められて満足でした。
 
 面積の大きいカーテンとベッドカバーをシンプルなものにしたので、和室の名残もあまり気にならなくなりました。夜は小さなテーブルランプで過ごしています。そのため雰囲気もとてもよくなりました。

 寝

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リセット症候群

リセット症候群

 気まぐれ、飽きやすい、冷たい・・・どれも当てはまるような感じがしますが、それだけが理由でしょうか。常に焦燥感や不足を感じてしまう。これじゃない、ここじゃない。もっと他にあるのではないか・・・。それまで築いてきたものを、簡単に置き去り、新しい場所、人間関係に移っていってしまう。
 まさに若いころの私がそうでした。自分にふさわしくないというより、「自分が」ふさわしくないと感じてしまう。まわりが高い位

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捨てられない人たち

捨てられない人たち

 所有する喜びは誰にでもあると思います。例えば家、車、家電など、生活に必要で使いこなすものは、デザインや機能において自分にふさわしいものを選ぶことでしょう。
 服も同じ。着こなしやすさや自分をどう見せてくれるか、自分に合わせて選びます。
 モノにも寿命はありますので、壊れたり、自分に合わなくなったりして、やがて捨て時が来ます。所有欲を満たしてくれた感謝とともに、処分をすることでしょう。
 ただ、捨

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