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片付けの実践法②できない理由

さて、なぜ片付けたいのかが分かった時点で、あとはそれを解消するだけ。

ただ、できない理由は山ほどあります。
どこから手を付けていいかわからない、時間がない、やる気がでない、終わりが見えない、自分にはできそうもない・・・。

今回は、できない理由を可能な限り考えてみましょう。解決策が見つかるかもしれません。

まず、何から始めたらいいのかわからない場合。

収集日を確認し、各種ゴミ袋を買ってきて、ゴミを捨てましょう。
というと、いきなり断捨離⁉と構えてしまうかもしれませんが、違います。
捨てるのは「明らかにゴミ」だけです。

散らかっているお宅は、不要なものが必ずあります。ただ、その基準があいまいなため、毛玉のついた服や、賞味期限切れのコーヒーでも捨てられない人はいます。
この場合、それはゴミではないのです。

捨てても全く惜しくないものをまず捨てましょう。特に大きいものは空間が空くのでその後の片付けが楽になります。

見える範囲のゴミが片付いたら前準備は完了です。

次に、どこから始めたらいいのかわからない場合。
引き出し一つから始めましょう。

散らかっているお宅は、収納の外にモノが出ていることが多く、収納のキャパを超えている場合が少なくありません。

家は一つの箱。大きさは変えられません。それは部屋や収納にも言えることで、収納を増やさないことが部屋をスッキリさせるコツなのです。
ただ、物が増えると収納を増やしてしまいがち。その繰り返しでどんどん部屋が狭くなり、散らかっていくのです。

本来、作り付け収納に収まるくらいがちょうどいいのですが、収納が少なかったり、物が多い場合はどうしても収納家具が必要になります。
家具として見栄えのいいものなら置いても様になるでしょうが、プラケースや三段ボックスなどが点在していると雑然とします。
最終的にはそれらは作り付け収納の中で、収納の仕組みとして使うようにしましょう。

話を戻して、引き出しの片付けは一つが終わってから、次の引き出しに進んでください。あまり根を詰めると嫌になってきます。
引き出しを引き抜いて、全てを出します。引き出しの中は結構汚れていますので、まず拭きましょう。
出した中から、必要なものを引き出しに戻し、不要なものは処分します。
この時引き出しの中の整理はしてもしなくても、どちらでもかまいません。
整理は片付けが済んだ後でゆっくりしてもかまいません。モノがどこにあるか把握できればいいのです。

まず、全出しして、不要なものをその空間から出すこと。目の前の小さな引き出しから始めてみましょう。



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