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知恵

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この知恵はゲットしておきたい。もう一度見返したい。そんな記事を集めました。
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2024年5月の記事一覧

よもやま料理帖 ~酒が止まらん!うま味噌ダレのあぶら揚げ焼き~

よもやま料理帖 ~酒が止まらん!うま味噌ダレのあぶら揚げ焼き~

日本が誇るスーパーフード豆腐

この豆腐を薄く切ってしっかり揚げたのが
あぶら揚げ
甘じょっぱく味つけしたら、おいなりさん

この豆腐を厚く切って表面だけ揚げたのが
厚揚げ
おでんに入れたら、お出汁がしみしみです

大豆さまの賜り物で
たしかな食感は食に満足を与え
身体の組織に絶対不可欠な
たんぱく質をたっぷり摂取できます

ちなみに、ダイエット中の方には
厚揚げがオススメなんだそうです

カロリ

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疾走する若さ -傑作映画『出発』の美しさ

疾走する若さ -傑作映画『出発』の美しさ



【木曜日は映画の日】


青春映画の美しさの一つは、「期限」があることだと思っています。

終わりは決められている。終わりを分かっているからこそ、そこまでの時間が大切で、甘美に感じる。

ポーランドの映画監督、イエジー・スコリモフスキが、ベルギーで撮影した1967年の映画『出発』は、そんな時間の甘美さと終わりの痛切さを鮮烈に描いた作品の一つです。

ブリュッセルの美容師見習いの青年

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性的指向、あるいはアセクシュアルであることについて

性的指向、あるいはアセクシュアルであることについて

この歳になって、ようやく自分の性的指向をはっきり自覚することができた。

私とつきあいがあるほとんどの人は、私のことを異性愛者として認識していたと思う。
何より私自身がそう思い、そう振る舞い、自分の存在をクローゼットに押し込んでいた。
自分のことを男好きな人間だと思っていたし、それはべつにヘテロノーマティヴィティに強制されたものではない、内的感覚によるものだと思っていた。
ただ、その自認に対して苦

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さよならべいべ・死ぬのがいいわ【失恋から立ち直る方法●】[2024/05/24]さよならシリーズ2

さよならべいべ・死ぬのがいいわ【失恋から立ち直る方法●】[2024/05/24]さよならシリーズ2

一昨日ぐらいから、私のヘビロテ曲は藤井風の「さよならべいべ」。

シャッフルで聴いていて、何となく歌詞に立ち止まっちゃった感じ。

私は恋愛的なお別れって解釈で、歌詞が刺さるなぁと思って聴いていたのだけれど、色々調べていたら、藤井風が上京したときの気持ちを形にした作品らしい。
調べたら発売は2020年。

私が藤井風を認知したのは、「罪の香り」あたりだったと思う。
この「さよならべいべ」も同じ頃に

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多摩川上流で探鳥:キジカップルとツバメ

多摩川上流で探鳥:キジカップルとツバメ

何も予定のない平日休みの朝。
これからしばらくの間は予定が入り、鳥を見に行くなら今日しかない。
しかし外はあいにくの雨。
あと数時間で上がるとの予報に、思いきってカメラを持って家を飛び出す。
目指すは多摩川上流。拝島から羽村堰まで歩いてみよう。

JR拝島駅から多摩川にかかる睦橋へ移動し、南の昭和用水堰へ向かう。
「多摩川トライアングル」と呼ばれる野鳥の多いエリア、一度来てみたかったところだ。

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仏教をdisってみました(イスラム教だとこんなことは出来ないわねʅ(◞‿◟)ʃ)

守備範囲が広すぎるあやのんさんに勧められて、うっかり写仏部に入ってしまったけど、今頃になって、
わたし、おびえてます。
写仏部に、わたしみたいなエロオカマが入るなんて、許されるのかしら😅

それよりさらにやばいなと思ふのは、わたしは、仏教は嫌ひだったのを忘れてたこと。
仏教に対してそんな気持ちだからか、感性が欠けてるからか、仏像を見ても、特段、ありがたいと感じることは無いです。

ただ、山道や路

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わたしの奈良国立博物館(&空海展)。

わたしの奈良国立博物館(&空海展)。

奈良に向かう近鉄電車の中で、私はスペイン人観光客八名に囲まれて座っていた。春になったとはいえまだ気温が十度代なのに、彼らはめっちゃ薄手のTシャツと短パンだ。短パンから出ているすねにはかっこいい刺青が彫ってある。

車窓を流れる青々とした田んぼと、突然ひらけたところに現れる平城京跡。ここは天平時代か。そんなことはおかまいなしに、スペイン人観光客は勢いのあるトークを繰り広げている。

広々として、おお

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《神》の居場所

《神》の居場所

 5月10日付けの毎日新聞に「掃除をしないとどうなる?」との見出しでコラムが掲載されていた(「れきし箱」伊藤和史)。

 コラムは、執筆者が京都の禅寺で接した「一掃除二信心」の禅思想の話に始まって、或る民俗学の著作の話題へと移る。その本の著者がかつて沖縄の宮古島で暮らしていたとき、掃除をする意味を実体験として深く理解したエピソードが紹介される。

 この箇所を読んだ瞬間、ぼくはハッとした。
 もし

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芸術と肉体

老いがつきつけるのは、肉体と精神の問題です。

人間とは何なのか?
肉体なのか精神なのか?
或いは、その二元論を越えた何かなのか?
(たとへば、たましい、といったやうな)
老いて衰退してゆく肉体を前に、わたしたちは、この問ひから逃げることはできません。

わたしは自分の老いに直面してゐて、ついに自殺できないまま老いてゆくのかと絶望してゐます。
小学校の卒業記念の作文集に、「将来の夢」として「自殺す

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ウルトラマンの顔って、仏さまみたいで、なんか、ありがたくない?

妻様にこの記事を見せたら、

空海さまを見て、
あ、ウルトラマン!
っておっしゃいました。

「ウルトラマンの顔って、仏さまみたいで、なんか、ありがたくない?

ウルトラマンがあんまり動き回らず、こころもち上向いて、ぬぼっとたってるところなんか、仏像ぽくない?」

妻様ってちょっと変はってる。
だから、妻様らしいなあと思って、そのまま、あやのんさんの記事のコメント欄に、同じ内容を書き込みました。

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