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短歌

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2023年7月の記事一覧

短歌:寝ている間に

短歌:寝ている間に

薄明かり蛙の声が轟然と
ゲネラルパウゼ、蝉の鳴き出す

明け方に、蛙の声が大きくて目が覚めました。
窓を閉めているのに、開けているのかと勘違いするほど。

しばらくすると、一斉に静かになりました。
静けさが怖いくらいです。

その後、30分くらいしたら、
蝉が鳴き始めました。

自然界の音の主役が交代していくのを聴いて、
普段 寝ている間に起きていたドラマを実体験した気がしました。

短歌:娘の寝返り

短歌:娘の寝返り

4歳の夏夜の寝返りビリヤード
姉に当たって戻ってきたぞ

毎日暑いです。
次女(4歳)は少しでも涼しい所を探しているのか、
寝返りしながらお布団を移動しています。

昨晩は勢いよく寝返りして、
隣に寝ている長女(10歳)に体当たりしました。
そして、今度は逆回転しながら戻ってきました。

その様子は
ビリヤードの玉が鋭く縁にぶつかり、転がっているよう。

なお、体当たりされた長女は、
全く気付かず

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短歌:ワーキングマザーの悩み

短歌:ワーキングマザーの悩み

家事育児仕事親戚町内会
「私が我慢すれば」の病

家事、育児、仕事‥
いろんな役割があり、いっぱいいっぱいになってしまいそうです。

そんな時、私は安易に「私が我慢すれば‥」
と自分を押し殺す方法をとってきました。
辛いけれど、現状を打破しようと衝突することはもっと辛いと思っていたからです。

でも、それは本当の解決にはならない。

残りの人生、我慢するだけで良いのか、
と最近思うようになりました

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短歌:娘へのハグ

短歌:娘へのハグ

眠るとき娘にハグをしてみれば
顔をしかめて背を向けられる

眠るとき、次女(4歳)にハグをしてみました。
「だいすき〜」と伝えてみましたが、
迷惑そうに背を向けられてしまいました。
あらら‥

翌朝になって娘に聞いてみると、
「せっかくねかかってたのに、
むぎゅーされると、ねられないでしょ!」
とのこと。

それはそれは失礼いたしました。
親の愛情の押し付けはいけませんな。
ということで、今日は娘

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短歌:夫婦とは(私の場合)

短歌:夫婦とは(私の場合)

夫婦とは背中に一本毛が入り
なかなか取れぬを頼む関係

私は何かと体が痒くなる体質です。
背中に髪の毛が一本入ろうものなら、
痒くて背中いっぱいに蕁麻疹なります。

すぐに髪の毛が取れれば良いのですが、
背中ではよく見えず、さらに痒みが増すことも!

そんな時に、夫に「背中に髪の毛がないか見てくれない?」と頼めるのは、
私にとって本当にありがたいことです。

お洋服を捲って、ちょっとみっともない姿

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短歌:昨日の失敗

短歌:昨日の失敗

トースターを開ければ昨夜焼くはずの
さつま揚げあり疲労度を知る

朝にパンを焼こうとトースターを開けたところ、
昨晩焼くはずだったさつま揚げが、
トースターに残っていました。

私は自分の疲労度に鈍感です。

今回のことで、あぁ〜疲れてるんだな〜と気づけたので、
まぁ良かったかな?!

短歌:娘の指摘

短歌:娘の指摘

「お母さん、小松菜食べたらどうかなぁ?
カルシウムがイライラに効くよ」

小松菜の胡麻和えを出したところ、
娘(10歳)に、上記の言葉を言われました。

「そんなにイライラしてるかなぁ?」
と聞くと、
娘はニヤッとして、黙って大きく頷きました。

うーん、反省せねばなりませんな。

短歌:らっきょう宣言

短歌:らっきょう宣言

家族らは食べぬが我の我による
我らのためのポリリらっきょう

私はらっきょうが大好きです。
新婚の頃にらっきょう漬けを作ったところ、
夫に「らっきょうは好きじゃないから、食べない」と言われました。

それから10年以上、らっきょう漬けは封印してきました。

でも、夫が食べないとしても、
私が食べたいなら作っても良いのでは?

それに気づき、らっきょう漬けを再開しました。
もしかしたら、夫や子どもの

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短歌:ケチャップの滲み

短歌:ケチャップの滲み

より早く対処してたら違ったのか
娘のシャツにケチャップの滲み

娘のお洋服にケチャップの滲みを発見しました。

いつもはすぐにつまみ洗いしますが、
その時は疲れていて、
放置してしまいました。

案の定、ケチャップはお洗濯してもそのまま。

もう少し早く対処していたら違ったのでしょうか。

最近、娘に悩んでいることがあり、
親である私がもっと早く対処していたら
と思うことがありました。

お洋服の

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短歌:「田園」第4楽章

短歌:「田園」第4楽章

幼き日永遠に感じた「田園」の
4楽章は4分と知る

昨日、「クラシック音楽館」(Eテレ/日曜9:00pm~) でベートーヴェンの交響曲第6番「田園」が放送されていました。

ご存知の方も多いとは思いますが、
「田園」の各楽章には標題が付いています。

小学生の頃、初めて田園を聴いた時は、
第四楽章「雷雨、嵐」が怖くて仕方がありませんでした。
永遠に終わらないのでは?と思うくらい。

しかし、昨日、

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旬杯短歌に参加します!

旬杯短歌に参加します!

短歌で旬杯に参加させていただきます!
毎日新しく投稿される作品を見て、楽しんでいます。
「夏」って言っても、人それぞれ違って素敵だなぁ〜

募集要項:

0歳が点滴をする病室で
遠くに打ち上げ花火を聞く

白藍の浴衣を祖母が縫い
われが袖を通し今娘らに継ぐ

もうこれが最後かもしれぬ
夏空に喜寿の母とのディズニーランド

結婚する前だったら、
夏!恋!みたいな短歌を作れたのかしら(多分、無理…)

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短歌:料理と娘

短歌:料理と娘

料理中すり寄ってくる4歳に
チーズを放り込めば退散

お料理中に次女(4歳)がすり寄ってきます。
これは、遊んで欲しいか何かを食べたい時のサイン。

お料理に使っていたチーズを口に放り込むと、
満足そうに立ち去って行きました。

こうやってご飯前に何かをあげるのは良くないなぁと思いつつ、
ご飯に支障がなければ良いかなとも
思ってしまいます。

ちなみに今日は、ホットクックで
オープンオムレツを作り

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短歌:親子のアイスモナカ

短歌:親子のアイスモナカ

残りものアイスモナカを分け合って
親子3人夕方の風

アイスモナカが1つだけ残っていました。

次女(4歳)が独り占めしようとしましたが、
「お腹が痛くなってもいいの?」と長女(10歳)が説得。
最終的には、長女・次女・私で分け合うことに。

夕方の風を受けながら3人で食べたアイスモナカは、
格別の美味しさでした。

短歌:10歳の気づき

短歌:10歳の気づき

濡れっとじゃないのウエットティッシュなの10歳にして気づく真実

長女(10歳)が次女(4歳)の言い間違いをちょっとからかっていました。

そこで、私は
長女だって、ウエットティッシュを
「濡れっと」ティッシュだと勘違いしていたのよ、
と話しました。

長女は「え?今、初めて知った…」

どうやら長女はその会話で初めて気づいた模様。

ちなみに次女も「濡れっと」だと
思っていたようです。