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運動神経が悪いと仕事ができない理由 運動神経が悪いということ Vol.46
今日はスポーツの日。もともと10月10日に固定されてきたこの祝日の呼び名は、体育の日だった。今年から、国体こと国民体育大会も国民スポーツ大会に改称され、国スポなる略称を目にするようになった。数々のトラウマが相まって、体育という言葉に良い印象を抱いてこなかった人間としては喜ばしい反面、なかば諦めていることがある。体育会という言葉や概念、これが"スポーツ会"に改まる日は、たぶん来ないのではないか。
あと10年以内に辞められたら 運動神経が悪いということ Vol.45
今月は、年に一度の健康診断の時期。体重は1年前から7キロ近く減り、それに比例するように腹囲も7センチほど小さくなっていた。ただ、よく眠れるようになったし、食欲もすっかり回復したから、いずれ体型は戻るだろう。
滞らせた仕事を督促されたとき、自分のせいで同僚の顔色が険しくなったとき。一時の苦しみが和らぎ、落ち着きを取り戻したようでも、ちょっとした拍子に容易く落ち込んでしまう。
その昔、2匹の犬を「
無欲は悪だとしても 運動神経が悪いということ Vol.44
昨日も今朝も、雲一つない青空を拝めた。先週末から盛夏休暇に入り、丸1週間以上になる。この間、予定といえば初日の心療内科と昨日のお寺参りくらいだったが、遊ぶ気力も無い身には、ただ休めるだけでありがたい。異動によって数ヶ月間、かつてないほどの残業時間に苦労した今年は、喜びもひとしおだ。休暇入りの前日は日の入り前に帰宅できて、アパートから数日ぶりに戻ったわが家が助け舟のように見えた。
先日、新しい一万
鈍く、冷たい世の中で 運動神経が悪いということ Vol.43
先月、毎朝の通勤で利用してきた駅で人身事故が起きた。ホームに入り切らず止まっている車両が見え、ただならぬ様子を察知したら、事故に遭ったのはいつも乗車する1本前の電車だった。「おじいさんが、線路に落ちてん」改札前のベンチに腰をかけた人が、誰かに電話で伝えていた。通話が終わったらすぐさま、「見たんや、目の前やで」と近くの人へ話しかけていた。あの人は、何をそんな得意気に喧伝したかったのだろうか。
「ふ
職場で寝泊まりした夜 運動神経が悪いということ Vol.42
腕を組んで、机の上にうつ伏せる。こんな姿勢で寝るなんて、学生時代の授業中以来だ。若かりし頃のようにそのままでは寝付けず、ロッカーからタオルマフラーを持ち出した。青地に、日の丸。一昨年の日本代表戦を現地観戦した思い出が、枕代わりになる日が来ようとは。
先週の後半、仕事で追い詰められた私は帰宅できず、職場の自席で一夜を明かす羽目になった。翌日の会議資料が、前夜になっても仕上がらない。時刻は23時を回
見かけと第一印象 運動神経が悪いということ Vol.40
40年も生きて、ようやくわかってきたことがある。慣用表現にも、真実と偽りが入り混じっているらしい。後者の例は、「人は見かけによらない」だ。実際、人はたいてい見かけによるだろう。たまには見かけによらないこともあるから、あの言葉の意味するところは人のことを決めつけてはいけないという「戒め」であって、見かけによらない人が多いという「傾向」ではないということか。
対象的に、おおむね信じてよいと思っている
勉強は役に立つ? 運動神経が悪いということ Vol.39
「ぜんぜん勉強しよらへんねん、うちの子」入試の季節になると、受験生のお子さんを持つ同僚から嘆き節を聞くことがある。口下手ゆえ誤解を招きそうで発言は控えてきたが、内心、「大丈夫でしょ、勉強なんかせんでも」と思わないでもない。高校と大学、生涯で2度の受験を経験した。浪人時代をダブルカウントすれば3度だが、こなしてきた中途半端な勉強が、社会人になり、仕事のうえで何かの役に立った手応えはまるで無い。部活や
もっとみる15年後を想う 運動神経が悪いということ Vol.38
あぁこのCM、あのシンディ・ローパーの歌が15年前か。最長でも満55歳の年を想定している退職まで、あと15年あまり。同じくらいの歳月を振り返り、どんな時代だったか思い出すため、私はよくYouTubeで過去のCM集を検索してみる。資生堂マキアージュのCMにシンディ・ローパーのリミックス曲が使用されていたのは、2009年の1月だったらしい。そうか、このCMが流れていたころとほぼ同じ時間が経過すれば、退
もっとみるジャニーズ性加害問題について 運動神経が悪いということ Vol.34
歳上の女性の同僚から、こんなことを言われた記憶がある。「あら、パンツ見えちゃった」高い所に手を伸ばし、シャツがズボンからはみ出た瞬間だった。その人はマイカー通勤していて、残業で二人きりになるたび「乗ってちょうだい」と繰り返し誘われた。暑がりの私は真冬でも汗ばむことがあり、「何で汗かいてるの?」と耳元で囁かれたときには、身の毛がよだつ心地だった。思い出すたび、一つの疑問が頭をもたげる。性別が逆なら、
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