Arthur Numan

恋愛知らず、仕事できずの40男が月4回、①苦悩や雑感②Football:サッカー③愉しみ④ささやかな夢、をテーマに投稿します。どうぞご笑覧ください。趣味関心:格闘技・ラグビー、食、槇原敬之・小田和正・スピッツ、野木亜紀子・坂元裕二、是枝裕和、宮本輝etc

Arthur Numan

恋愛知らず、仕事できずの40男が月4回、①苦悩や雑感②Football:サッカー③愉しみ④ささやかな夢、をテーマに投稿します。どうぞご笑覧ください。趣味関心:格闘技・ラグビー、食、槇原敬之・小田和正・スピッツ、野木亜紀子・坂元裕二、是枝裕和、宮本輝etc

マガジン

  • Footballがライフワーク

    観戦専門の非プレイヤーが綴るFootball

  • 4文小説

    起承転結・4つの文で小説を書いてみる夢

  • 第3のリベロ

    取り柄は無くとも愉しみは豊かに―マークする相手のいないリベロのごとく自由に綴る

  • 運動神経が悪いということ

    日々の苦悩や雑感を自己紹介に代えて

最近の記事

北九州にて Footballがライフワーク Vol.47

11月も折り返した今日、やっとのことで私的恒例行事「J旅」に踏み切った。春のエディオンピースウィング広島に続き、秋には長崎スタジアムシティ(ピーススタジアム)がこけら落としを迎えた今年。どちらかに行きたかったのが本音だが、休日出勤との兼ね合いもあり、どちらも叶わなかった。岡山と岐阜、そして2度目の国立を巡ってきた最近3年間は、すべて総合競技場。4年ぶりに専用スタジアム、なおかつ未踏の地へ行ってみたいという希望を満たしてくれたのは、北九州のミクニワールドスタジアムだった。 先

    • 4文小説 Vol.47

      ついこの前やっと来たと思ったら、もう通り過ぎていくのだろうか。 窓を開ければ空気はひんやりとして、街路樹の葉が赤茶に色付いている。 何一つとして仕事が手につかなかった昨日、とてもそんな場合ではないというのに、定時から10分足らずで逃げるように退勤してしまった。 平日どんなに落ち込んでも、自宅に戻る週末は回復する心が、今日は昼間になっても冷えたままだ。 ―秋が深まり

      • 4文小説 Vol.46

        平日は職場近くのアパートで暮らすようになってもう4ヶ月、初めのうちは何度となく呟いていたあの独り言が、このごろ無くなったと安心していたのに。 理解力、工夫改善、リーダーシップ…例年にも増してキーボードを打つ手が止まっては、求められていることに応えられず、認められることを示せない無力を痛感する。 率直に書けば愚痴になってしまい、不平不満とも受け取られかねず、当たり障りの無いように思うところを伝えるにはどうすればよいか、悩んでいるうち眠れなくなった。 ものの5分の距離にある

        • 秋のフットボール祭り 第3のリベロ Vol.46

          過去2回の来場は、ラグビー高校選手権が佳境に入る真冬だった。「ドリーム21」なるドーム状の建物が見え、近鉄奈良線の車体が生駒山を登るように走っていく眺めは記憶に新しいのに、年が明ければ前回から9年が経つ。寒風が吹きすさぶ印象につられフードパーカーを羽織ってきたものの、暑がりの私には要らなかったか。今日もグラウンドに舞うのは楕円球だが、改装されて綺麗になった花園ラグビー場で観戦したのはラグビーではなくアメフトだった。 顔合わせは何ヶ月ぶりだろう。平日の息詰まりそうな気分をひと

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        • Footballがライフワーク
          47本
        • 4文小説
          47本
        • 第3のリベロ
          46本
        • 運動神経が悪いということ
          46本

        記事

          運動神経が悪いと仕事ができない理由 運動神経が悪いということ Vol.46

          今日はスポーツの日。もともと10月10日に固定されてきたこの祝日の呼び名は、体育の日だった。今年から、国体こと国民体育大会も国民スポーツ大会に改称され、国スポなる略称を目にするようになった。数々のトラウマが相まって、体育という言葉に良い印象を抱いてこなかった人間としては喜ばしい反面、なかば諦めていることがある。体育会という言葉や概念、これが"スポーツ会"に改まる日は、たぶん来ないのではないか。 私の勤め先にも体育会出身の方々が数多くいるが、押し並べて優秀だ。アメフト部のQB

          運動神経が悪いと仕事ができない理由 運動神経が悪いということ Vol.46

          寝るより、観たい Footballがライフワーク Vol.46

          みぞおちの辺りが、チクリと疼く。夏場の閑散期を経てまた忙しくなってきた仕事に、神経が反応しているのだろうか。回復したはずの身体が、疲労によって再び変調をきたし始めている。その危険信号を自覚しながら、フットボールのある日は相変わらず睡眠時間を削ってしまう。 ベンヤミン・シェシュコがドッペルパック、ドゥシャン・ヴラホヴィッチもドッピエッタ。両エースが互いに譲らず2-2となった熱戦に決着をつけたのは、フランシスコ・コンセイソンの美技だった。えてして二世選手は「一世」に見劣りするも

          寝るより、観たい Footballがライフワーク Vol.46

          4文小説 Vol.45

          忙しさのあまり、やむなく始めた職場近くのアパート暮らしも3ヶ月が経過、テレビもPCも無い家賃4万円あまりの部屋では、radikoやYouTubeで聴く音楽が日々の安らぎとなる。 週末だけになった自宅で過ごす時間、テレビの情報にも疎くなり、「内村プロデュース」の復活スペシャルが放送されることも知らなかったけれど、たまたま見れたおかげで土曜日の夜は学生時代に戻れた。 いつにも増して頭が回らず、仕事が捗らないのもそのはず、今日は3週間ぶりの月曜日出勤なのだった。 明日からもう

          4文小説 Vol.45

          求む、週休3日 第3のリベロ Vol.45

          今月は、2週連続の3連休に恵まれた。土曜日から月曜日まで休めるのは、実にありがたいことだ。サザエさん症候群という言葉があるが、私など日曜日は起きた時点で気が重くなるのだから、サンデーモーニング症候群と呼べるだろう。その憂鬱から解放されるなら、相応の給料がカットされたって週休3日のほうがいい。私は、心底からそう思っている。 めっきり、本を読まなくなった。ドラマも映画も、観なくなった。望まない異動によって忙しくなった4月以降、削られた余暇の過ごし方が変わってしまった。読書や物語

          求む、週休3日 第3のリベロ Vol.45

          あと10年以内に辞められたら 運動神経が悪いということ Vol.45

          今月は、年に一度の健康診断の時期。体重は1年前から7キロ近く減り、それに比例するように腹囲も7センチほど小さくなっていた。ただ、よく眠れるようになったし、食欲もすっかり回復したから、いずれ体型は戻るだろう。 滞らせた仕事を督促されたとき、自分のせいで同僚の顔色が険しくなったとき。一時の苦しみが和らぎ、落ち着きを取り戻したようでも、ちょっとした拍子に容易く落ち込んでしまう。 その昔、2匹の犬を「条件が異なる空間」に入れて電流を流す実験が行われたという。一つはボタンを押すと電

          あと10年以内に辞められたら 運動神経が悪いということ Vol.45

          強すぎる代表に思う Footballがライフワーク Vol.45

          ワールドカップアジア最終予選の戦いは、いつも厳しくなる。あながち、メディアの煽り文句ではないだろう。直近2大会も例に漏れず、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督のもと臨んだロシア大会最終予選では、初陣のUAE戦で敗戦。前回のカタール大会最終予選でも序盤の3試合で2敗を喫し、当時は森保一監督の解任論が囁かれていた。 フットボールには世界共通の傾向があって、大量得点を挙げた直後のゲームは苦戦しやすいのは、その一つだと思い込んできた。10年前のブラジル大会を制したドイツにしても、7得点で

          強すぎる代表に思う Footballがライフワーク Vol.45

          4文小説 Vol.44

          アラームの音で目覚めた朝、よく眠れるようになった喜びを噛みしめる。 急いでいるときに通りかかったタクシー、外出中に腹が痛くなって空いていたトイレ、どちらの経験で例えても足りないくらい、今年の夏休みには救われた。 ノロノロ台風が運んできた暗い雲は、日付が変わる頃に雨を降らせ、やがて屋根やシャッターを叩く音が大きくなった。 これから強い風が吹くのだろうか、暑い暑いとぼやいていた季節も、過ぎゆく頃になれば切なくなる。 ―8月の終わり

          4文小説 Vol.44

          無欲は悪だとしても 運動神経が悪いということ Vol.44

          昨日も今朝も、雲一つない青空を拝めた。先週末から盛夏休暇に入り、丸1週間以上になる。この間、予定といえば初日の心療内科と昨日のお寺参りくらいだったが、遊ぶ気力も無い身には、ただ休めるだけでありがたい。異動によって数ヶ月間、かつてないほどの残業時間に苦労した今年は、喜びもひとしおだ。休暇入りの前日は日の入り前に帰宅できて、アパートから数日ぶりに戻ったわが家が助け舟のように見えた。 先日、新しい一万円札を初めて手にした。渋沢栄一については、2021年の大河ドラマ「青天を衝け」で

          無欲は悪だとしても 運動神経が悪いということ Vol.44

          3種盛り 第3のリベロ Vol.44

          毎夏、WOWOWで放送されるたびに観る映画が「クライマーズ・ハイ」だ。原田眞人監督の2008年の作品はとにかく描写が濃密で、繰り返し魅了される。徹頭徹尾、すべての場面に無駄が無く、主演・堤真一をはじめとするキャストの技量も相まって自ずと画面に引き込まれていく。鑑賞経験がごく乏しい私にも、こういう映画のことを名画と呼ぶのだろうとわかる。御巣鷹山での日航ジャンボ機墜落事故から、折しも今日で39年になったという。 開会式でセリーヌ・ディオンが力強く歌い上げた「愛の讃歌」に、ヴィッ

          3種盛り 第3のリベロ Vol.44

          卒論から18年後の8月 Footballがライフワーク Vol.44

          近年のフットボールを眺めながら、学生時代の自らの仮説を思い返す瞬間がある。2016年のクラブワールドカップにて、公式戦で初めてVARを採用した頃を機に導入が本格化した機械判定を、私はずいぶん前から待ち望んでいた。判定を人間=レフェリーに一任するには、横幅68×縦幅105メートルを規格とするピッチはあまりにも広大で、数々の疑惑が有耶無耶のままになる。そんな「負の遺産」が、滅亡とはいかなくとも激減したことで、機械判定がフットボールに寄与する時代が到来したことを安堵していた。 大

          卒論から18年後の8月 Footballがライフワーク Vol.44

          4文小説 Vol.43

          「苦しい…」一人きりになるとつい、そう声に出して呟くのが癖になってしまった。 薬の力を借りても眠れず起きてしまい、食欲が落ちて就職以来の最低記録を更新し続ける体重は56キロ台に減少、ふと、涙が込み上げるときもある。 9時過ぎまで二度寝して、ポテトチップスのコンソメパンチとハーゲンダッツの華もちを頬張りながら、バスケに柔道にハンドボールとパリ五輪をザッピング、自宅に帰った週末は、何ごとも無かったように元気を取り戻す。 すべて、同一人物に起きた最近1週間の出来事なのだから、

          4文小説 Vol.43

          この気持ちは? 第3のリベロ Vol.43

          40年以上、恋愛というものを知らずに生きてきた私にも、好みの女性芸能人なら数名いる。柔らかく、人の良さそうな雰囲気に、小説を執筆する文才まで兼ね備える。高山一実は、その代表格だ。 七夕の日、その婚約発表には年甲斐も無くショックを受けてしまった。お相手がクイズ作家だなんて、あまりにも予想外だったのだ。 一方には、男性アイドルやイケメン俳優を選ぶ人ではなくて良かったと安堵する気持ちがある。反面、「何でやねん」と突っ込みたくなる想いも消せないのだから、男心というものもなかなかに

          この気持ちは? 第3のリベロ Vol.43