【感想】天才を殺す凡人

桃のゼリーを生クリーム添えで食べて、そんでもって、それで少し不安になるとする。

私は不安でたまらない。でも、どうしてだか、受け入れられる。それを拒んだりはできない。

「共感の神」というものに出会えた者は、幸運なのだろうか。

いいや、違う。

幸運も何も、まず私は自分の人生を生きていなかった。本当の自分を見つけられないで、一体誰に、神に、見つけてもらえるというのだろうか。

けん命に、こうして、遠回りになるかもしれないけれど、着々と、出会える準備を進めていくとする。

自分の気持ちと素直に向き合った結果、そこにいるのだと思う。

そういう世界の話を、私はずっと憧れて見ていた。それこそ夢に…。

物語を届けたいという現実が叶いそうな今、その価値観と指針の持てる精神のもとに、何かが集いそうな気がしている。

自分の評価はこの際どうでもいい。

物語を人に、世に届けることと、自らが恐怖を乗り越えるという”見えない事実”が何より重要なのである。


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