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かつて置屋だった祖母の家を壊すことになった
これから書くのは、埼玉県北部にある母方の祖母の家と、そこに暮らした私たち親族のお話。
築100年の木造民家祖母の家は、築100年ほどの古い木造家屋で、人が二人並んでちょうど歩けるぐらいの幅の路地と路地が交差する場所に位置する、いわゆる裏通り的な場所に建っています。
写真にある玄関から入ると、手前に古民家、真ん中に少し新しい昭和スタイルのキッチン、一番奥には「教室」と呼んでいるだだっ広い部屋がお
コトバは時に政治的~ワークショップ振り返り
※このテキストは、2022年7月6日に私のFacebookで投稿した内容をnoteに転載しているものです※
今日は、誰もが文化でつながる国際会議 Creative Well-being Tokyo の一部で開催された「インクルーシブ・シアター・メイキング・ワークショップ」に参加してきました。
あえて言葉を選ばずに言えば、健常者と障害者の垣根を越えて演劇やアートの手法を用いて即興劇を作るワークシ
30代医大生、法人設立、ケアクリ会議
32才で医学部に学士編入することになった私
今回は、医学部時代の話をします。
医大生としての話というよりも
医学部時代に模索した法人の活動のお話しです。
医学部に通いだした最初の1年間は
片道2時間の通学と
恐ろしく範囲が膨大なテスト地獄で
久しぶりの学生生活に慣れるのに精一杯でした
医大生2年目に入り
そろそろ自分が活動する拠点を作ろうと考え
設立したのが、いまも続く
一般社団法人グッドネイ
ケアクリ会議の歴代ゲストたち
勢いあまって、ケアクリ会議の全5回のすべてのゲストをご紹介します。(注:肩書はすべてイベント開催当時のものです)
第1回は、
暮らしの保健室室長 秋山正子さん
恋する豚研究所飯田大輔さん
当時は筑波大学の博士課程にいた現チアアート代表の岩田祐佳梨さん
第2回は、
NHK「バリバラ」プロデューサーの日比野 和雅さん
「老いと演劇」主催の菅原 直樹さん
ピーシーズ代表で児童精神科医の小澤
私にとって震災の日のこと、その後
東日本大震災が発生してから今日で11年が経ちましたね。
11年前の今日の事を鮮明に覚えています。
赤坂Bizタワーというオフィスビルの9階で、自分のデスクのパソコンに向かっていた私は、「ドカン!」と縦に突きあげられるような感覚の後に、「ぐらぐらっ」とフロアが横にずれるような感覚を覚えました。その後、免震構造のビルは、30分以上も「ぐわ~んぐわ~ん」と揺れ続けたのでした。
その日、仕事で一眼レフ
こんな診療所があればいいのに
父が医者、母が看護師という環境で育ち、中学時代に父が北関東の小さな町で診療所を開業しました。「将来、絶対に医者にはなるまい」と思ったのは、他でもない、父が開業した当時のティーンエイジャーの私です。
それから、約15年。
「こんな診療所があればいいのに」と思って、30を過ぎた私が医学部に学士編入をするんだから人生何があるか分からないですよね。
今回は「医者になる前の私のこと」について。
診療
ほっちのロッヂに行ってきた①
かねてから訪問したいと思っていた「ほっちのロッヂ」に行ってきました。
2022年、次のプロジェクトの輪郭を浮かび上がらせるために色んな人や場と出会い対話をする旅をしようと考えていて、今回の訪問はその第一回という位置づけでした。
コロナ禍にもかかわらずほっちのロッヂの見学を実現してくださったのは診療所院長の坂井さん。そして、共同代表の紅谷先生、藤岡さん。
訪問した当日は他にも何人かスタッフの方