書籍「銭湯図解」に着想を得て
今年中に取り壊しが決まっている祖母の家を、どうやって記録に残すか。
かつて置屋だったという建物としての面白さと、祖母を中心に3世代が暮らした家族の記憶としての面白さを、ハードソフトの両面から記録するにはどうしたらいいだろう。
そんな時に知ったのが、「銭湯図鑑」という書籍でした。
銭湯といえば、昭和時代の古い建物に富士山の絵というイメージですが、この図鑑では、建築的な視点からいろんな銭湯を三次元的に図解し、解説しています。この本は、まさに私のイメージにぴったりでした。
ハードの部分は、こんな風にイラストに残しながら、記憶の保存の部分は私たち家族がそれぞれの部屋で過ごした思い出を、イラストの中に書き込んでいけばいいんじゃないか。そう思いました。
著者の塩谷さんのnoteはこちら。とっても素敵です。
実は一度、共通の友人を介して名刺交換をしたことがあったので、ダメ元で相談をしてみたのですが、すでに多くのお仕事でスケジュールが埋まっていて、祖母の家の解体期日までの受託は難しいとのことで、断念しました。
銭湯図解から着想を得た私は、塩谷さんのように建築系の人に相談をすると、私が思い描いているイメージに近い形で記録に残せるのではないか。そう思い、パートナーを探すことにしました。
続きはまた。
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