石山拓人

楽しんで生きている。 住宅介護のバイトを終え、おでん屋をクビになった。今は楽しんで生…

石山拓人

楽しんで生きている。 住宅介護のバイトを終え、おでん屋をクビになった。今は楽しんで生きている。

記事一覧

つまらない毎日を楽しくなさそうに生きている、住宅介護を通して出会った彼のこと

ここには何の教訓もないし、届けたいメッセージもない。 約3ヶ月間の僕と彼の出会いと別れのただの記録だ。 彼のことを忘れないでおきたいだけだ。 介護をするとどんな気…

石山拓人
2か月前
2

ヴィパッサナー瞑想合宿行ってきたよ

10日間のヴィパッサナー瞑想合宿(at 千葉)に参加してきました。その本来の目的や、何が行われているのかなど、なにも知らないまま(10日間も瞑想しまくったらなにが…

石山拓人
3か月前
14

今日の夢 瞑想とスーパーと幼なじみと仲間外れ

今に集中する。瞑想しているときのように次々湧き出てくる雑念を押し殺して、ひたすら目に写るままに、聞こえるままに、身を任せる。そうしないと、彼らから離れてしまう。…

石山拓人
10か月前
1

日記6 つまらないビル群も一望すればなかなか良いじゃないか

 旭山記念公園にある展望台から札幌を眺めた。 山を両脇にビルが地平を埋めている。そこから見れば、札幌は盆地であることが分かりやすい。街なかじゃ無理だが、ここから…

石山拓人
11か月前
2

日記5 美容室の夫婦に説得された。

大学近くの美容室に行った。夫婦で営んでいて、主におじさんがこなし、嫁さんが補助をしている。もうはじめて30年くらい経つらしく、慣れた風で大学生向けの話をしてくれ…

石山拓人
11か月前
12

日記4 僕に一番合う大学の使い方

大学の履修登録ガイダンス 確かに「楽だから、とか、役に立つから、ではなく、あなたが興味のある授業を取ってください」 と言ったはずだ。 なのに時間割を開けば なん…

石山拓人
11か月前
1

日記3 友達に中退報告するのだ

この前の日曜日、友達に大学中退することを報告してみた。ちょうど会う予定だったのだ。 僕が「今学期で大学中退するんだよね」と言うと 友達は驚いたあと、「なんで?」…

石山拓人
11か月前

日記2 親に中退報告をするのだ

おととい、親に大学中退報告をした。 辞めることは決まっているので、説得じゃない。 親に言うのは躊躇いがある。こっちは若者の発作だと思われたくないが、あっちはやた…

石山拓人
11か月前
6

日記1 大学を中退しよう

大学を中退することに決めたんだが、やっぱり不安。 どうせ悪いことにはならないし、何かしらの幸せも必ずある。だから心配することはないのだ。 こんなに強く言い切れる…

石山拓人
1年前
5

いつかの素晴らしき彼

僕が高校1年生のときの思い出話  僕の学校は、ひとつの学年がABCDEの5組に分かれている。 A組は進学クラスといって、僕は賢い、と自負している人が集まっているクラス…

石山拓人
1年前

気のせいだったんだなあ

薄暮 何を思ったんだったか、チャリで西へと走りました。マンション並ぶ都会から始まり、境界線かな、でかい道路をわたり、歩く人が減り次第に小さくなる建物。車屋とか町…

石山拓人
1年前
2

つまらない毎日を楽しくなさそうに生きている、住宅介護を通して出会った彼のこと

ここには何の教訓もないし、届けたいメッセージもない。
約3ヶ月間の僕と彼の出会いと別れのただの記録だ。
彼のことを忘れないでおきたいだけだ。

介護をするとどんな気持ちになるのか、それを経験してみたかった。

タウンワークから住宅介護に応募して、小屋みたいな事務所へ面接に行った。事務所の人間に案内されると、机を挟んだ向こう側に、車椅子に乗った男がいた。足を悪くしたボスみたいだった。こいつは事務所の

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ヴィパッサナー瞑想合宿行ってきたよ

ヴィパッサナー瞑想合宿行ってきたよ

10日間のヴィパッサナー瞑想合宿(at 千葉)に参加してきました。その本来の目的や、何が行われているのかなど、なにも知らないまま(10日間も瞑想しまくったらなにが起きてしまうんだ……)という思いだけ持って行きました。長くなって面倒なので、日程や細かい出来事は他の人に任せます。合計すると11泊12日もあるのですから。色々なことがありました。書きたいことだけ書きます。

1日の美しさを感じられたこと。

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今日の夢 瞑想とスーパーと幼なじみと仲間外れ

今日の夢 瞑想とスーパーと幼なじみと仲間外れ

今に集中する。瞑想しているときのように次々湧き出てくる雑念を押し殺して、ひたすら目に写るままに、聞こえるままに、身を任せる。そうしないと、彼らから離れてしまう。今を離れたら彼らとも離れて、僕は孤独になってしまう。ここはスーパー。今に集中しているかぎり、まるで浮くように彼らについていける。彼らは僕の同級生だ。

、、、、、少し考えごとをしてしまった。見ていなかった。彼らがいない。体は今も浮くように、

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日記6 つまらないビル群も一望すればなかなか良いじゃないか

日記6 つまらないビル群も一望すればなかなか良いじゃないか

 旭山記念公園にある展望台から札幌を眺めた。

山を両脇にビルが地平を埋めている。そこから見れば、札幌は盆地であることが分かりやすい。街なかじゃ無理だが、ここからならかつての自然も少し想像できる。山の全身が黄色や紅になっていて、夏のフィナーレ、今日使い切るにはわずかに多いマヨネーズだが、やってしまえとやけくそに散ろうという印象を受ける。そういう山に挟まれても、ビル群の方が凄かった。全部四角くて地味

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日記5 美容室の夫婦に説得された。

日記5 美容室の夫婦に説得された。

大学近くの美容室に行った。夫婦で営んでいて、主におじさんがこなし、嫁さんが補助をしている。もうはじめて30年くらい経つらしく、慣れた風で大学生向けの話をしてくれる。
学部や研究室のこと、授業や卒業後のこと・・・

そうなったもんだから、僕が中退を考えていることも言ってしまった。すると、おじさんが冷静にわけを尋ねて、ああだよこうだよと自分の見聞を交えて話してくれた。シャンプーされながら嫁さんにたしな

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日記4 僕に一番合う大学の使い方

日記4 僕に一番合う大学の使い方

大学の履修登録ガイダンス

確かに「楽だから、とか、役に立つから、ではなく、あなたが興味のある授業を取ってください」
と言ったはずだ。

なのに時間割を開けば なんだ! お前(大学)に押し付けられた授業でミチミチじゃねェか!

いや、始めはかなり空いていた。必修科目が4講義、それだけ埋まっていた。
あとは進級条件と卒業条件さえ満たせば自由だったのだ。

だから、まず条件を満たしてくれる講義から選ん

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日記3 友達に中退報告するのだ

日記3 友達に中退報告するのだ

この前の日曜日、友達に大学中退することを報告してみた。ちょうど会う予定だったのだ。

僕が「今学期で大学中退するんだよね」と言うと
友達は驚いたあと、「なんで?」と聞いた。
僕は答えた。
それから友達は少し考えていた。多分、僕に共感を寄せていたのだと思う。そして、
「休学にしたら?中退はまだ早いんじゃない?」 と言った。

自然な反応だと思う。僕の意見、彼の意見、一般的な意見、いろいろ並べて間をと

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日記2 親に中退報告をするのだ

日記2 親に中退報告をするのだ

おととい、親に大学中退報告をした。
辞めることは決まっているので、説得じゃない。

親に言うのは躊躇いがある。こっちは若者の発作だと思われたくないが、あっちはやたらに心配して説得して鎮めようとして、互いにエネルギーを使うからだ。

勇気を出してLINEを送る。
[今学期で大学を中退する] 僕
母 [だめだよ]
父 [何を考えてる?]

ここから1時間と少しやり取りをして、報告会は
いった

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日記1 大学を中退しよう

日記1 大学を中退しよう

大学を中退することに決めたんだが、やっぱり不安。

どうせ悪いことにはならないし、何かしらの幸せも必ずある。だから心配することはないのだ。

こんなに強く言い切れるのに、気づけば暗い未来ばかり考えている。
大丈夫。でも···。大丈夫。でも···。って前に後に引っ張りあって、うじうじしている。

実際に大学を出るのは今学期を終えてから、2月くらいだから、それまではやりたいことを片付ける。
その頃には

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いつかの素晴らしき彼

いつかの素晴らしき彼

僕が高校1年生のときの思い出話

 僕の学校は、ひとつの学年がABCDEの5組に分かれている。
A組は進学クラスといって、僕は賢い、と自負している人が集まっているクラスである。
DE組は、反対に馬鹿ばかりが集まっている。BC組は普通のところだ。

       学力 : A ≧ BC ≧ DE

この学力差のせいで、A組が他を見下し、他がA組をうらやみ、それがこじれて、A組のやつらは気取ってやが

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気のせいだったんだなあ

気のせいだったんだなあ

薄暮

何を思ったんだったか、チャリで西へと走りました。マンション並ぶ都会から始まり、境界線かな、でかい道路をわたり、歩く人が減り次第に小さくなる建物。車屋とか町工場の、洒落気がなく無骨な感じ。このまま町の外れに向かうのか、と思った。それを期待してもいた。そのころには既に夜になっていた気がします。



辺りは暗く、行く先は見えない。少しすると、コンビニの輝く看板が見え、飯屋が点々と、大型スーパ

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