日記3 友達に中退報告するのだ
この前の日曜日、友達に大学中退することを報告してみた。ちょうど会う予定だったのだ。
僕が「今学期で大学中退するんだよね」と言うと
友達は驚いたあと、「なんで?」と聞いた。
僕は答えた。
それから友達は少し考えていた。多分、僕に共感を寄せていたのだと思う。そして、
「休学にしたら?中退はまだ早いんじゃない?」 と言った。
自然な反応だと思う。僕の意見、彼の意見、一般的な意見、いろいろ並べて間をとればこうなる。僕に休学する気はなかった。
友達はそれを受け入れて、また少し考えた。
「でもなんか、中退した友達を持っているのは誇らしいわ」
そう言って、心配そうな表情は消え、楽しそうな期待するような風だった。
誇らしい = 自慢したくなるような気持ち、自分の値打ちが上がったような気持ちを表す。
中退に対して良くない印象から入るのが多数派だと思っている。だから、友達の中退なんて自慢にできないし、むしろ友達のために隠すべきかもしれない。
でも、友達は「誇らしい」と言った。
中退への認識が変わっていて、これが自然な反応なのだろうか。 彼が特殊なのだろうか。
どちらでもいいけど、ちょっと嬉しい