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共有帳【(。・ω・)フムフム..】

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”スキ“を付けさせていただいたクリエイターさん達の投稿の中から是非とも多くの方々に読んで欲しい、共有したいと思った投稿のまとめ。 (ご迷惑な場合は連絡をいただければ出来るだけ早く… もっと読む
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2020年5月の記事一覧

フィルム写真と写真屋のおじちゃん

フィルム写真と写真屋のおじちゃん

【フィルム写真と写真屋のおじちゃん #1 】フィルム写真を始めてかれこれ1年以上、近所の写真屋さんが私の「マイ・現像屋さん」。古くて小さなお店で、人の良さそうなおじちゃんが一人でやっている。朝は店先に立って、道行く人に「お仕事いってらっしゃい!」と笑顔で手を振っている。
おじちゃんは私の名前を知っているけど、私はおじちゃんの名前を知らない。強いていうなら、「写真屋のおじちゃん」が、おじちゃんの名前だ

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人は人と出会うべきなのか

人は人と出会うべきなのか

「というのも、各々は直接的に他者のうちに自分を知るからであり…しかもそれによって、各々が、他者もまた同じように彼の他者の内に自分を知るのだ」(ヘーゲル『イェーナ体系構想』法政大学出版局)

 「臨場性」はなぜ必要か

 コロナ禍の中で、心から消滅して欲しいと思ったのは「ハンコ」である。

 大学が入構自粛になっているのに、ハンコを押すためだけに出勤することの徒労感。そういえばうちの大学では、会議か

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缶蹴り

缶蹴り

Qちゃんへ

またさ! 缶蹴り。 やろう!

アタシは。

子どもの頃から、まったく勉強せず

暇さえあれば漫画を読んだり、外で遊んだりしていた。

缶蹴りにいたっては、中学生までしていた。

中学校三年生、近所の小学校の校庭で、日が暮れて何も見えなくなるまで缶蹴りをやっていた。

暗い輪郭の友達たちが、次々に「帰るわ〜」と帰りだす中、僕と、もう1人の暗い輪郭。

みんなから「Qちゃん」とあだ名が

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俺は人間か-自問自答してはいけない問いを抱えて

俺は人間か-自問自答してはいけない問いを抱えて

「エサ取り」は、路上の人々がよく口にする言葉。親父さんたちは確保した残飯や廃棄された食物をそう呼ぶ。七年間の野宿生活を終えアパートに入ったKさんは「私はきょう人間に戻りました」と仰った。「昨日までの私は、道端でゴミを漁っている犬とか、猫、あれですよ、あれ」と、彼は言うのだ。

「エサ」という言葉の奥には「俺は人間なのか」という絶望的な問いがある。単なる「食」の問題ではない。犬や猫のように生きてきた

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魚の群れを机の上で泳がせる

魚の群れを机の上で泳がせる

ARでBoidというアルゴリズムを試してみたくて、魚の群れが机の上で泳ぐアプリを作ってみました。

Boidは近隣の個体から影響を受けて、自分の速度と方向を決めるアルゴリズムです。それぞれの個体は「近隣の個体とぶつからないようにする」、「近隣の個体の速度と方向に合わせる」、「近隣の個体の群れの中心方向へ移動する」という三つのシンプルな法則で動くのですが、数が増えると魚や鳥、昆虫の群れのような動きを

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「あつまれどうぶつの森」にマイデザインで参戦した美術館・博物館をまとめてみた(全13館)

「あつまれどうぶつの森」にマイデザインで参戦した美術館・博物館をまとめてみた(全13館)

美術館巡りが大好きなのですが、外出自粛が続きここしばらく全く巡れておりません。

緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ警戒は続くので県外の美術館を訪れることも難しい状況です。

そんな「リアルの美術館・博物館」不足な日々ですが、名だたる美術館・博物館が「あつまれどうぶつの森」のマイデザインを公開してくださっております。

あつ森の中でそれらの美術館・博物館の所蔵作品を楽しむことができちゃいます

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#Metooムーブメント|黒幕暴露の裏側

#Metooムーブメント|黒幕暴露の裏側

「Catch and Kill」「捕えて、殺す」

セクハラや性的暴行などのスキャンダルを揉み消す為に、スキャンダルが報道される前にフルストーリーを「Catch」「捕える」。セクハラやパワハラを受けた被害者の過去を徹底的に調べあげ、異性関係や性的嗜好を掘り出し、大袈裟に報道し人格攻撃を開始。被害者は世間から批判され、信用されなくなります。被害者が精神的にボロボロになったところで、加害者から高額な示

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息子の反抗期

息子の反抗期

息子は春から中3だ。休校が続き、期末テストなく、いつの間にか中3になった。本人に「ほんとにそれで進級できたわけ?」と聞くと、「俺も正直分かんないんだよね」と笑った。反抗期を抜けた、ようだ。

昨年は修羅場だったスマホのゲームで高額の課金が請求された。10万近い。わたしの両親が息子を連れて国内旅行を計画したが、道中で息子は悪態をついて、両親を呆れさせた。学校が進学校なので、なかなか勉強についていけず

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自粛で広がる 少女たちからのSOS(2020年5月21日JNNニュース)

自粛で広がる 少女たちからのSOS(2020年5月21日JNNニュース)

新型コロナウイルスによる"外出自粛"の影響で孤立を深める少女たちが増えています。"自粛"の狭間で彼女たちの支援を続けるNPOの取り組みを追いました。(2020年5月21日JNNニュース)

外出自粛で家に居る時間が増え、追い詰められているという少女からのSOS。

電話やLINEを通じて全国の少女たちの相談に応じるNPOには親からの虐待などの訴えが相次いでいます。

厚労省によりますと、今年1月か

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女性達の支援を続けるノーベル平和賞受賞の婦人科医・ムクウェゲ医師(5月17日放送 ザ・フォーカスより)

女性達の支援を続けるノーベル平和賞受賞の婦人科医・ムクウェゲ医師(5月17日放送 ザ・フォーカスより)

2019年10月。一人の医師が、成田空港に降り立ちました。

アフリカ、コンゴ民主共和国の婦人科医、デニ・ムクウェゲさんです。

記者:
飛行機ではよく眠れましたか?

「とても長い旅でした。あまりよく眠れませんでした。時間の感覚がありません。アメリカから回って来たので昼夜逆転しています」

武装勢力による性暴力の被害者の治療や支援にあたるとともに、その実態を世界に告発し続けてきたムクウェゲさん。

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コンテナ船で旅行をする話 - 本編

コンテナ船で旅行をする話 - 本編

はじめに

 あなたの職場にある日、

と通達が入ります。当日おかしな英語を喋る中年男性が職場に現れ、特に仕事をする様子もなく、ふらふらと職場を歩き回り時折奇妙な質問を投げかけてきます。迷惑ですよね、私もそう思います。今回、私はこの中年男性「招かざる来賓」としてコンテナ船に乗船しました。

幸いにも船員の方々は温かく迎え入れてくださり、私は不自由なく船上での生活を送ることができました。毎日食事を共

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おうち時間 トイレを至福の時間にしよう

おうち時間 トイレを至福の時間にしよう

トイレや排泄をとおして社会を少しでもよくしていきたい、そんなことを日々考えているNPO法人日本トイレ研究所の加藤です。

今回は、自宅でのトイレ時間について書きます。

コロナによって自宅トイレの使用機会が増加コロナ以前、会社勤めの人や通学している人であれば、おうちでトイレに行く機会といえば、朝と夜なので回数にすると2~3回ぐらいですかね。もちろん個人差がありますが。

でも、外出自粛となった今は

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