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#エンディングノート
私の幼少期と初代家族のこと
おもーい くらーい シャッターが、要塞のように窓にへばりついている、朝なのに薄暗いあの感じが、私はとにかく嫌いだ。
どんなに大好きな家でも、この色味を帯びている室内は、私の思い描く幸せとは真逆の空気を纏っている。
◆夏休みのラジオ体操が、いい思い出にならないワケ
私が幼い頃は、今みたいに朝から太陽もギラギラとうるさくなく、八月でも早朝は上着がいるくらい涼しい日が多かった。
夏休みはうちの近
義祖父母宅を実家じまいした話
10年以上前、義祖父母宅を「実家じまい」した。
施設に入っていた義祖父母が1ヶ月の間に相次いで亡くなった。2人とも高齢ではあったが持病を抱えていたわけではなく予期せぬことだった。しかもほぼ同時期に。手配や連絡、事務手続きに追われて悲しみに暮れる時間もなかった。
空き家のまま放置されていた築70年の義祖父母宅をどうするかも急務の課題となった。不動産屋との話し合いで更地にして売却することに決まった。
一枚の新聞広告が教えてくれた、天国への準備とは?!
この新聞広告を見かけてからほどなくして、私の母は癌で亡くなった。
不摂生につぐ不摂生で、生きていたくないのだろうな、と感じさせる最後の10年だった。
母は生まれ持った恵まれた能力で、何をやってもそつなくこなす人だった。
年末には料亭のようなお節料理を作っていたし、私が幼い頃はバレエの発表会衣装も裁縫の先生が作ってくれるものより、綺麗に仕上げてくれた。
パソコンも使いこなし、Adobeのイラ
どんな所で眠りたいですか?
お墓について思うこと
▶私が自分のお墓について考え始めた時のこと
私には、たった一度しか会ったことがないのに、忘れられない方がいる。
みなさんにもそんな出会いはあるだろうか?
当時私は10代後半
その方は92歳だった。
ようこそ来てくださいました、と微笑みながら、その方は私と祖父の為に美しい所作でお茶を淹れてくださっていた。
小さな身体で数センチずつ前に進む歩き方が可愛らしく、そ
やりたいことリストを人生の中でブレずに叶える3つの方法
やりたいことリストが思うように書けないという方に向けて
私がエンディングノートに「やりたいことリスト」を入れたい!と思った理由は、自分の余命の明確なカウントダウンが始まった時、このリストを見返すことで落ち着きを取り戻したいと思ったからだった。
やりたい事リスト、書きたいのに書けない、なかなか思いつかない、そんな方にむけて今日は書いていきたい。
数年前まで私は、やりたい事リストを10個書く
大切な人とは、目の前にいる人だけではない
エンディングノートに書く大切な人を、
もう少し大きな角度から思い返してみる
自分にとって大切な人とは?
と問うと、現在も強い繋がりのある人達を思い浮かべる人が多いと思う。
しかし、歳を重ねると、この世にはもういないけれど大切だった人、も増えていく。
また、会ったことはないのだけれど、自分の人生に大きな影響を与えてくれたという人が、みなさんにもいないだろうか?
私には確かにいる。
あの
あなたは自己紹介の時、ホントの自分を紹介できていますか?
10年以上前の話。
長年憧れだったカフェ(スタッフ50人位の大きめの店舗)に、初出勤した日のこと。
朝のミーティングの時間をいただき、私はみんなの前で自己紹介をさせていただくことになった。
当然初出勤なのだから、そういう場もあるだろうと想像しておくべきだった。
私はその時まで、大勢の前での自己紹介を必要とする仕事をしたことがなかった。
誰かの自己紹介についても、印象に残るようなものも聞い
素敵な自己紹介にもなる【エンディングノートの基本情報】
基本情報の深堀りをしてみませんか?
▶基本情報の深堀りって何?
エンディングノートはだいたいが「基本情報」から始まります。
「基本情報」は、変更も少なく、誰にでも比較的書きやすい項目ページではないかなと思います。
自分を証明するページ、といった感じでしょうか。
この基本情報のページに、こんなことを一緒に書いてみるのはいかがでしょうか?
・ちょっとした自己紹介で使えそうな話題
・自分
【エンディングノート】母のやりたいことリストが進化!大事なのは、自己理解。
こんにちは!ひろたんです!
今回は、hibiyaのエンディングノートにも項目のある「やりたいことリスト」について。
最近、私の母もエンディングノートを少しずつ、書き始めました。
その中の、「やりたいことリスト」を少し書いてみたことで、どのように母の意識、考えが変わったのか、まとめてみようと思います。
1.最初考えた母のやりたいこと
母は、最近旅の良さを感じています。
昨年、父と関西&広島に
ミニマリストエリサ という人
🎈💭
1990年に劇場公開された、私の大好きな女優さん、桃井かおりさん主演映画
「女が一番似合う職業」
私はこの映画で、ミニマリスト?なるものの映像を初めて観たのだと思う。
得も言われぬ感情だった。
今30年ぶりに思い出してもそんなおぼろげな映像の輪郭だけを思い出す。
大変申し訳ないのだが、映画の詳細はほとんど覚えていない。なのに、その中に出てきた無機質な部屋、そこに整然と並んだ同じデ
【エンディングノート】母と祖母にすすめた時の反応から、どうサポートするかを考える。
こんにちは!ひろたんです!
先日、母と祖母にエンディングノートをすすめてみました。
二人とも、楽しんでやってくれるかと思いきや、それぞれの反応が違っていました。そこから私が考察したこと、どういう風に上の世代にエンディングノートをすすめていけばよいか、私が考えたことをまとめてみようと思います。
86歳祖母へ、エンディングノートをすすめたときの反応
祖母は、歳相応の物忘れはあるものの、おかげさま
実家に帰る前に 心を整える 〜エンディングノートの勧め方〜
🎆
年老いてくる親を見るのは、なんとも言えない歯痒さを感じますね。
若い頃、しっかりしていて頼りになった親ほど、そのギャップに悩まされる。
話が通じなくなっていたり、自分の話ばかりしてきたり、出来ていたはずのことが、出来なくなっている。
その幼くなっていくさまに、ストレスを感じることも多くなります。
そんな時に、こちらも不安から
『エンディングノートとか、ちゃんと書いといてよ』
こんな風に
エンディングノートってね、最期があることを優しく教えてくれるんだ
📃🖊
みなさん、エンディングノートは持っていますか?
エンディングノートと聞いてイメージされることは、どのようなことでしょうか?
・覚悟は出来てる?
八年前に母が亡くなり実家で父が一人になった時、あぁいよいよ次にお葬式を出すときは私が喪主なんだな、とちょっとした覚悟がうまれました。
そのあと叔父が亡くなって、その時あまりに悲しくて、なんでこんなに涙が止まらないんだろうって思ったときに、分