記事一覧
【書評】フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義
<本の概要>
フードテックを切り口に、「食とは何か」について筆者の考え方をまとめられた本。2020年7月発行ということで若干古いが、まずは前半部分でキッチンOSや代替プロテインなどフードテック分野の最新事例について紹介されている。また、後半では、コロナでフード業界がどのように変化したかを言及した上で、「そもそも食分野に求められる役割は何か」「フードテックはどのように活用されるべきか」についての考察
【書評】官邸vs携帯大手 値下げを巡る1000日戦争
<本の概要>
日経新聞の報道部で通信分野を担当していた記者によって書かれた著書。舞台背景は楽天が携帯事業への参入を示した2017年12月から、菅首相が誕生した2020年9月までの約1000日間。「4割下げる」発言を筆頭に圧をかける官邸と、それに対抗する大手各社の間で行われてきた攻防を、時系列に沿ってわかりやすく説明。日本の通信業界における構造的な問題を記者という立場から提起している。
<この本を
【書評】清華大生が見た最先端社会、中国のリアル
<本の概要>アジアNO.1と評される中国の名門「清華大学」のOBによって書かれた本。著者は20代の日本人だが、若い頃から中国で育ち中国の急成長を身を以て肌で感じてきた張本人でもある。そんな彼が「日本人が思い描いている中国のイメージと実情には乖離がある」という持論の元、歴史・教育・デジタルといった観点から今の中国の「リアル」を余すことなく描いている。
<この本を読んだきっかけ>オリラジ中田敦彦のY
年間50作品を映画館で鑑賞する私が「鬼滅の刃」を見た結果・・・
去る1ヶ月前の10月16日、映画『鬼滅の刃・無限列車編』が公開された。初動の興行収入は歴代1位。公開日には新宿のTOHOシネマズで1日に42回上映されるという前代未聞?の記録も達成。社会現象化して今どんでもない盛り上がりをみせていることは改めて語るまでもないことだ。
お恥ずかしい話、鬼滅の刃は原作はおろかアニメも全く見たことがなかった。しかし、映画館で年50本程以上の作品を見る映画ファンとしては