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2024年6月の記事一覧
<ラグビー>2024年シーズン(6月第五週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
「現在すでに政治は貴族の仕事ではなくなっている。そして人々が政治というものをいつの日にか、すべて党派文学やジャーナリズムと同様に『精神的売淫』のレッテルを貼ってもいいほど卑俗なものと考えるかもしれないということはありえないことではない。」
フリードリッヒ・ニーチェ『華やぐ知慧』32より
「歴史は、ただユマニスム(注:人
<ラグビー>2024年シーズン(6月第四週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
〇 1980年代に日本の美術評論家の一人が、雑誌「現代思想」の特集で「マルセル・デュシャンは、油彩が下手だったのでオブジェに走った」と評していたが、デュシャンの「チェスをする人々」は、同時代のキュービズム作品と比べて優ることはあっても劣ることはない。また、「階段を降りる裸体」シリーズへの評価は非常に高かったが、デュシャンはそれ
<閑話休題>コーヒーのCMとフェリーニ
2024年6月頃、某メーカーの「ボス」というコーヒー飲料(カフェラテ)のペットボトルに入ったものの一つを「イタリアン」と称する、アニメーションのCMが流れていた。そのアニメは、いかにもイタリア風の長閑な雰囲気を出しているのだが、そこに流れるいかにもイタリアの空気を感じさせるのんびりした音楽は、ニーノ・ロータが名匠フェデリコ・フェリーニの傑作『アマルコルド』のために作ったテーマ曲だ。
この19
<ラグビー>2024年シーズン(6月第三週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
〇 先日NHKの「クラシック音楽館」で聴いた、ラヴェルの『マ・メール・ロワ』が頭の中に残って離れない。もともとラヴェルやドビュッシーが好きなので、この曲も何回も聞いているのだが、なぜか今回はずっと響いている。もしかすると、ワルプルギスと魔女とバラ園の物語(題名は「ワルプルギスとバラ園」。アマゾンで発売予定の短編集に入れるつもり
<ラグビー>2024年シーズン(6月第二週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
今は違っているかも知れないが、1980年代の頃のサモア人の大好物は魚の缶詰だったと聞いたことがある。もちろん、南太平洋系住民としてサモア人の主食はタロイモだが、周囲を海に囲まれているため多くの魚が捕れる。しかし、魚を取ってから日本のように生の刺身で食べるのではなく、(熱した石による)蒸し焼き・(BBQの)焼き・油で揚げる・煮
<ラグビー>2024年シーズン(6月第一週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
〇 豊洲のいつもの立ち喰い(といってもテーブルと椅子がある)蕎麦屋「箱根そば」で天玉そば¥600を食べた。いつも思うのだが、テーブルの壁には、禁煙と携帯電話使用不可のピクトグラムが貼られていて、その携帯電話のデザインが未だにガラケーになっている。これはここだけのことではないだろうが、携帯電話のデザインと形態は加速度的に進化して