<ラグビー>2024年シーズン(6月第五週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
「現在すでに政治は貴族の仕事ではなくなっている。そして人々が政治というものをいつの日にか、すべて党派文学やジャーナリズムと同様に『精神的売淫』のレッテルを貼ってもいいほど卑俗なものと考えるかもしれないということはありえないことではない。」
フリードリッヒ・ニーチェ『華やぐ知慧』32より
「歴史は、ただユマニスム(注:人文主義という温厚な思想)的批判のみによってはいっこうに進行せず、むしろ狂信に近い信念と暴力をも伴う行動とによってのみ局面が打開されることがあったのも確かでしょう。しかし、こうした歴史の進行や局面の打開――それは戦乱や暴動という形で現れるものでしょうが――こうしたものに伴う犠牲は、極力少なくせねばならず、その方面への人間の努力は、声のある限り説得し続けるほうが、隠忍して時間をかけた上の解決に達するよりもはるかに容易であり、戦乱中で右往左往するほうが、よこしまなものをひとつひとつつぶしながら平和を維持することよりも、これまた、はるかに楽だと思いやすい以上、狂信や暴力による歴史の進行と打開は、人間としてむしろ楽であり、ユマニスムによる地味な前進打開は、それが人間全体の深い変革を求めているだけに、実に苦しい仕事になります。しかし、この苦しい仕事に従事する人間がいなくなったとき、人間社会は、狂人に運転されたブルドーザーのように走りまわり破壊の限りを尽し、そしてみずからをも破壊することになるに違いありません。」
渡辺一夫『フランス・ルネサンスの人々』から「ある教祖の話(A)―ジャン・カルヴァンの場合―」より
私たちには、狂信も暴力も不要であり、ユマニスム的な寛容を持つことが要求されているように思います。
1.テストマッチなどの結果
ジャパンXV10-36マオリオールブラックス
ジャパンは、FW先発8人中外国人は1人、BK7人の先発も外国人は2人、リザーブ7人中外国人は2人、そして試合メンバー23人中外国人は5人という「和製」メンバーで臨んだ。テストマッチではないとは言え、相手は世界ランクでトップ10入りしてもおかしくないマオリオールブラックスなので、これはイングランド戦に続き相手をリスペクトしていないと言われても仕方がない。
一方のマオリオールブラックスは、この試合がデビューとなる選手6人(先発4人、リザーブ2人)を入れているが、いずれもスーパーラグビーのチームで活躍しているので、ジャパンの選考基準とは異なり、実力で勝ち取っている。このメンバーを見ると、春先に行ったクロスボーダーゲームで、サンゴリアスがブルーズに大敗した試合のようになると予感した。
マオリは、明らかに調整不足で特にスクラムが安定しなかった。そして、ジャパンは、先週のイングランド戦同様に最初の20分までは攻勢を続け、5分にトライを取れたが、後はマオリのペースで試合が進み、連続して簡単にトライを取られて、前半を5-17で折り返す。後半もマオリがアンストラクチャーの状況を利してトライを重ねていった。既に勝負が決まった79分に、ジャパンはどうにか二本目のトライを取るのが精一杯だった。
スタンドには、リッチー・マコウとダニエル・カーターが観戦するなど、マオリの歴史と伝統を感じさせたが、試合内容は、調整不足のマオリに対して、戦うためのチームとすらなっていない未熟なジャパンが、ひたすらミスを連発して負けたという印象だった。これでは、テストマッチ格という意気込みが空回りするだけだろう。
個々の良いプレーをした選手では、ジャパンではSO山沢拓也とFB矢崎吉高、マオリではトライセービングタックルを見せた11番WTBバイリン・サリヴァン、密集での仕事量が目立った4番LOイザイア・ウォーカーリーウェアを挙げたい。期待していた14番WTBジョシュ・ムーアバイは、どこか余裕あるプレー振りだったので、来週の試合へ調整している感じがした。
2.U20世界大会結果(一試合目)
南アフリカで開催されている、U20世界大会の一試合目の結果は以下のとおり。強豪国が順当に勝利している。
フランス49-12スペイン
イングランド40-21アルゼンチン
オーストラリア35-11ジョージア
アイルランド55-15イタリア
南アフリカ57-7フィジー
ウェールズ34-41NZ
3.フランストップ14決勝結果
ツールーズ59-3ボルドーベグル
ツールーズは、FBトマス・ラモスの2トライを含めた9トライの圧勝だった。
4.その他のニュースなど
(1)オールブラックスのスコッド発表及びキャプテン
24日、7月のイングランド及びフィジー戦に備えたオールブラックスのスコッド32人(FW18人+BK14人)が、監督のスコット・ロバートソンによって発表された。キャプテンは、クルセイダーズでロバートソンと長い付き合いのあるスコット・バレット。ヴァイスキャプテンとして、ハリケーンズのアーディ・サヴェアとジョルディ・バレットの二人が指名された。
初選出となったのは5人で、HOジョージ・ベル、PRパシリオ・トシ、FW3列ワレス・シティティ、SHコルティス・ラティマー、CTBビリー・プロクター。怪我人が出た場合のバックアップメンバーとして、PRジョージ・ボウワー、LOサム・ダリ―、CTBデイヴィット・ハヴィリ、バックスリーのルーベン・ラヴが選出された。怪我などのため選考外となったのは、HOサミソニ・タウケイアホ、FLサム・ケーン、SHキャメロン・ロイガード、WTBウィル・ジョーダン。
最年少は、FE3列のワレス・シティティ(元サモア代表で1999、2003、2007年のRWCでプレーしたセモの息子)の21歳で、最年長はHOコーディ―・テイラーとSOボーデン・バレットの33歳。キャップ数及び経験値ともにバランスを良く考慮したスコッドとなっている。
シティティの選出について、FW担当のジェイソン・ライアンは、「リアム・メッサムと通じて彼に試験問題を出しておいたが、ことごとくクリアーした」、「複数のポジションをプレーできることを評価した」と述べている。また、選考外となったソツツについては、ブルーズ監督のヴァーン・コッターを交えて話をしているとのみ説明している。一方右PRトシについては、ジェイミー・マッキントッシュに良く指導されており、NO.8からコンバートされた機動力を持つ140kgの現代的な右PRとして、理想的な選手になれると期待している。
今回惜しくも外れた、HOリッキー・リッチテリ、PRザヴィエール・ヌミア、LOイザイア・ウォーカーリーウェア、LOクインティン・ストレンジ、FLピーター・ラカイ、FLブライドン・イオセ、NO.8ホスキンス・ソツツ、SOブレット・キャメロン、CTBクイン・ツパエア、CTBダラス・マクロード、FBショーン・スティーヴンソンらのうち、ウオーカーリーウェア、ツパエアの二人はマオリオールブラックスに選出されたので、対日本二連戦で良いプレーをすれば、ザ・ラグビーチャンピオンシップでスコッド入りする可能性を持っている。他の選手は、怪我人が出ない限りスコッド入りをアピールするチャンスがなくなってしまった。
なお、ホスキンス・ソツツは、2022年にオールブラックスとしてプレーしたが、このままオールブラックスでプレーしない場合は、2025年以降に両親の血統からフィジーまたはイングランドの代表資格を得られることになるため、今後の去就が注目されている。
Forwards (18) 名前の次の( )内は、年齢、スーパーラグビーチーム、州代表チーム、キャップ数の順に記載
Hookersフッカー3人
Asafo Aumua (27 / Hurricanes / Wellington / 6) アサフォ・アウムア
Codie Taylor (33 / Crusaders / Canterbury / 85) コーディ・テイラー
George Bell* (22 / Crusaders / Canterbury / 0) ジョージ・ベル
Props プロップ6人
Ethan De Groot (25 / Highlanders / Southland / 22) イーサン・デグルート
Tyrel Lomax (28 / Hurricanes / Tasman / 32) タイレル・ローマックス
Fletcher Newell (24 / Crusaders / Canterbury / 13) フレッチャー・ニュウウェル
Pasilio Tosi* (25 / Hurricanes / Bay of Plenty / 0) パシリオ・トシ
Ofa Tu’ungafasi (32 / Blues / Northland / 57) オファ・トゥンガファシ
Tamaiti Williams (23 / Crusaders / Canterbury / 7) タマイティ・ウィリアムス
Locks ロック3人
Scott Barrett (30 / Crusaders / Taranaki / 69) (Captain) スコット・バレット(キャプテン)
Tupou Vaa’i (24 / Chiefs / Taranaki / 25) ツポウ・ヴァアイ
Patrick Tuipulotu (31 / Blues / Auckland / 43) パトリック・ツイプロツ
Loose Forwards FW3列6人
Ethan Blackadder (29 / Crusaders / Tasman / 10) イーサン・ブラカッダー
Samipeni Finau (25 / Chiefs / Waikato / 1) サミペニ・フィナウ
Luke Jacobson (27 / Chiefs / Waikato / 18) ルーク・ジェイコブソン
Dalton Papali’i (26 / Blues / Counties Manukau / 32) ダルトン・パパリイ
Ardie Savea (30 / Hurricanes / Wellington / 81) (Vice Captain) アーディ・サヴェア(ヴァイスキャプテン)
Wallace Sititi* (21 / Chiefs / North Harbour / 0) ワレス・シティティ
Backs (14)
Halfbacks SH3人
Finlay Christie (28 / Blues / Tasman / 21) フィンレイ・クリスティー
TJ Perenara (32 / Hurricanes / Wellington / 80) TJ・ペレナラ
Cortez Ratima* (23 / Chiefs / Waikato / 0) コルティス・ラティマー
First five-eighths SO2人
Beauden Barrett (33 / Blues / Taranaki / 123) ボーデン・バレット
Damian McKenzie (29 / Chiefs / Waikato / 47) ダミアン・マッケンジー
Mid-fielders CTB4人
Jordie Barrett (27 / Hurricanes / Taranaki / 57) (Vice Captain) ジョルディ・バレット(ヴァイスキャプテン)
Rieko Ioane (27 / Blues / Auckland / 67) リエコ・イオアネ
Anton Lienert-Brown (29 / Chiefs / Waikato / 70) アントン・リエナートブラウン
Billy Proctor* (25 / Hurricanes / Wellington / 0) ビリー・プロクター
Outside backs バックスリー5人
Caleb Clarke (25 / Blues / Auckland / 20) ケイリブ・クラーク
Emoni Narawa (24 / Chiefs / Bay of Plenty / 1) エモニ・ナラワ
Stephen Perofeta (27 / Blues / Taranaki / 3) スティーヴン・ペロフェタ
Sevu Reece (27 / Crusaders / Southland / 23) セヴ・リース
Mark Tele’a (27 / Blues / North Harbour/ 9) マーク・テレア
<個人的な試合メンバー23人の予想>
左から1~23番の順に記載。
デグルート、アウムア、ローマックス、スコット(キャプテン)、ツイプロツ、フィナウ、パパリイ、サヴェア、ペレナラ、マッケンジー、ナラワ、ジョルディ、リエコ、テレア、ペロフェタ、(リザーブ)テイラー、トゥンガファシ、ウィリアムス、ヴァアイ、パパリイ、クリスティー、ボーデン、プロクター。
心配なのは、ラインアウトの高さがない(2mのLO不在)、フィナウの規律(危険なタックルの可能性)ぐらいで、後は大丈夫だと思う。
(2)マオリオールブラックスのスコッド発表
25日、ジャパンXVと対戦するマオリオールブラックスのスコッド28人(FW15人+BK13人)を、監督のロス・フィリポが発表した。キャプテンはビリー・ハーモンが指名された。
PRベネット・クメロア、LOラクラン・マクワンネル、LOターラー・カーヒル、FLニコラ・ブロートン、SOリヴェズ・ライハナ、SOタハ・ケマラ、CTBコリー・エヴァンス、CTBダニエル・ロナ、WTBコール・フォーブズ、WTBタナ・ツハカライナがそれぞれ初選出となった。元オールブラックスPRジョー・ムーディは、2015年以来となるマオリオールブラックス入りとなった。
全体を見ると、FW3列とCTBがオールブラックス入りしておかしくないメンバーを揃えており、かなり強力な陣容となっている。
氏名の次の( )内はマオリの系統、州代表及びスーパーラグビー所属チーム。
Props プロップ
Benet Kumeroa* (Te Atihaunui a Pāpārangi/Bay of Plenty/Hurricanes) ベネット・クメロア(初)
Joe Moody (Ngāi Tahu/Canterbury/Crusaders) ジョー・ムーディ
Marcel Renata (Ngāti Whanaunga, Ngāi Takoto/Auckland/Blues) マルセル・レナタ
Ollie Norris (Ngāpuhi/Waikato/Chiefs) オリー・ノリス
Pouri Rakete-Stones (Ngāpuhi/Hawke’s Bay/Hurricanes) ポーリ・ラカテストーン
Hookers フッカー
Kurt Eklund (Ngāti Kahu/Bay of Plenty/Blues) カート・エクランド
Tyrone Thompson (Ngāti Kahungunu/Chiefs) タイロン・トンプソン
Locks ロック
Isaia Walker-Leawere (Ngāti Porou/Hawke’s Bay/Hurricanes) イザイア・ウォーカーリーウェア
Laghlan McWhannell* (Ngāti Kahungunu/Waikato/Blues) ラクラン・マクワンネル(初)
Max Hicks (Ngāti Ranginui/Tasman/Highlanders) マックス・ヒックス
Tahlor Cahill* (Ngāpuhi/Canterbury/Crusaders) ターラー・カーヒル
Loose forwards FW3列
Billy Harmon (Ngāi Tahu/Canterbury/Highlanders) ビリー・ハーモン
Cameron Suafoa (Ngāpuhi/North Harbour/Blues) キャメロン・スアフォア
Cullen Grace (Ngāti Whakaue/Canterbury/Crusaders) カレン・グレイス
Nikora Broughton* (Ngā Rauru, Ngāti Ruanui/Bay of Plenty/Highlanders) ニコラ・ブロートン(初)
Te Kamaka Howden (Tūhoe/Manawatū/Hurricanes) テカマカ・ホウデン
Half Backs SH
Sam Nock (Ngāpuhi/Northland/Blues) サム・ノック
Te Toiroa Tahuriorangi (Ngāti Rangitihi, Ngāti Pikiao, Tūhourangi, Ngāti Whakaue, Ngāti Awa/Bay of Plenty/Chiefs) テトイロア・タフリオランギ
First five-eighths SO
Rivez Reihana* (Ngāi Tahu, Ngāti Hine, Ngāpuhi, Ngāti Tūwharetoa/Northland/Crusaders) リヴェズ・ライハナ(初)
Taha Kemara* (Te Whānau a Apanui, Te Whakatōhea/Waikato/Crusaders) タハ・ケマラ(初)
Midfield CTB
Bailyn Sullivan (Ngāti Kahungunu/Waikato/Hurricanes) ビリー・サリヴァン
Corey Evans* (Te Aupouri, Ngāti Kahu/Northland/Blues) コリー・エヴァンス(初)
Daniel Rona* (Te Ātiawa/Taranaki/Chiefs) ダニエル・ロナ(初)
Rameka Poihipi (Ngāti Whakaue/Canterbury/Chiefs) ラメカ・ポイヒピ
Quinn Tupaea (Ngaati Tiipa, Ngaati Amaru, Waikato/Waikato/Chiefs) クイン・ツパエア
Outside Backs バックスリー
Cole Forbes* (Ngāti Awa/Bay of Plenty/Blues) コール・フォーブズ(初)
Josh Moorby (Ngāi Maniapoto/Waikato/Hurricanes) ジョシュ・ムーバイ
Tana Tuhakaraina* (Ngāti Hauā/Waikato/Chiefs) タナ・ツハカライナ
(3)オールブラックスのジャージに、白襟が復活
NZ協会はアディダスとのパートナーシップ25年を祝う、今シーズンのオールブラックス及びブラックファーンズのジャージを公開した。それによると、オールブラックスのジャージには、2011年RWC以来となる大きな白襟が復活した。また、初めてアディダスの三本線のロゴを左胸に付けた。ブラックファーンズのジャージは丸首のままだが、白い縁取りが付けられている。
<個人的見解>
最近のジャージには、襟付きが復活してきたようだ。先週の南アフリカ、バーバリアンズとともに、立派な襟が付いており、なかなかスタイリッシュなデザインだと思う。昔丸首のジャージが出てきたとき、「襟をつかまれなくて戦い易い」というコメントもあったが、見た目が安っぽいTシャツにしか見えず、毎回「ラグビーらしくないなあ」と嘆いていた。最近流行が一巡して襟付きに戻ったことは大歓迎だ。是非日本代表も、昔の襟付きのデザインを復活させて欲しい(出来れば、変な模様や色を入れずに、白と赤の段柄で、パンツとストッキングも昔の白に戻して欲しい)。
(4)パリオリンピック、セヴンズのプール分けが決まる
7月24~30日に開催される、パリオリンピックのセヴンズラグビーに出場するチームのプール分けが決まった。
男子
A:NZ、アイルランド、南アフリカ、日本
B:アルゼンチン、オーストラリア、サモア、ケニヤ
C:フィジー、フランス、アメリカ、ウルグアイ
女子
A:NZ、フィジー、カナダ、中国
B:オーストラリア、アイルランド、英国、南アフリカ
C:フランス、アメリカ、日本、ブラジル
<個人的見解>
男子の優勝候補は、先般アルゼンチンが総合優勝した2023~24年シリーズの結果から、アルゼンチン、NZ、フランス、フィジーの4チームではないか。女子は、NZが圧倒しており、これに続くのがオーストラリアという2チームによる優勝争いになりそうだ。
(5)南アフリカのスコッド更新、シヤ・コリシ戻る
南アフリカのラッシー・エラスムス監督は、7月のアイルランドとの二連戦及びポルトガル戦に備えて、ブルズなどでプレーする選手を加えた39人(FW22人+BK17人)のスコッドを再編成し、前キャプテンのFLシヤ・コリシが戻った他、ブルズHOヨハン・グロブラー及びPRヤンヘンドリクス・ウェッゼルズの二人の初キャップとなる選手を入れた。怪我から外れていたWTBチェスリン・コルベとCTBルッカンヨ・アームも復帰した。バックアップメンバー14人(FW9人+BK5人)も発表している。
一方、PRスティーヴン・キッショフ、LOジャン・クライン、FLルード・デヤーガー、LOキャメロン・ハネコム、SOジェイデン・ヘンドリクス、CTBヘンコ・ファンアイク、ユーティリティーBKカナン・ムーディー、FBダミアン・ウィルムゼらは怪我で対象外となっている。なお、キャプテンはコリシが引き続き担当する。
Forwards フォワード22人:
Phepsi Butheleziフェプシ・ブテレジ, Ben-Jason Dixonベンジェイソン・ディクソン, Pieter-Steph du Toitピータースティフ・デュトイ, Thomas du Toitトーマス・デュトイ, Eben Etzebethエベン・エツベス, Johan Grobbelaarヨハン・グロブラー, Vincent Kochヴィンセント・コッホ, Siya Kolisiシヤ・コリシ, Frans Malherbe,フランス・マルアーブ Malcolm Marx(マルコム・マルクス), Bongi Mbonambi(ボンギ・ムボナンビ), Salmaan Moerat(サルマン・モエラット), Franco Mostert(フランコ・モスタート), Ox Nche(オックス・ノッチェ), Trevor Nyakane(トレヴァー・ニャカネ), Evan Roos(エヴァン・ルーズ), Kwagga Smith(クワッガ・スミス), RG Snyman(RG・スナイマン), Gerhard Steenekamp(ゲルハルト・スティーンカンプ), Marco van Staden(マルコ・ファンスタッテン), Jan-Hendrik Wessels(ジャンヘンドリクス・ウェーゼルズ), Jasper Wiese(ジャスパー・ウィーゼ)
Backs バックス17人:
Lukhanyo Am(ルッカンヨ・アーム), Kurt-Lee Arendse(カートリー・アレンゼ), Damian de Allende(ダミアン・デアレンデ), Faf de Klerk(ファフ・デクラーク), Andre Esterhuizen(アンドレ・エスターハイゼン), Aphelele Fassi(アフェレレ・ファッシ), Sacha Feinberg-Mngomezulu(サッチャ・フェインブルグムンゴメズル), Cheslin Kolbe(チェスリン・コルベ), Jesse Kriel(ジェッシー・クリエル), Wilie le Roux(ウィリー・ルルー), Manie Libbok(マニー・リボック), Makazole Mapimpi(マカゾレ・マピンピ), Handre Pollard(アンドレ・ポラード), Cobus Reinach,(コブス・ライナッハ) Morne van den Berg(モルネ・ファンデンベルグ), Edwill van der Merwe(エドウィル・ファンデルメルヴァ), Grant Williams(グラント・ウィリアムス)
Standby list バックアップメンバー 14人
Forwards フォワード: 9人
Jean-Luc du Preez(ジャンリュック・デュプレア), Joseph Dweba(ジョセフ・デュウェバ), Neethling Fouche(ニーシング・フォウシェ), Celimpilo Gumede(セリンピオ・グメデ), Elrigh Louw(エルナイト・ロウ), Wilco Louw(ウィルコ・ロウ), Ntuthuko Mchunu(ヌツフコ・ムチュヌ), Ruben van Heerden(ルーベン・ファンヒアーデン), Andre-Hugo Venter(アンドレユーゴ・フェンター)
Backs バックス:5人
Suleiman Hartzenberg(スレイマン・ハルツェンベルグ), Jordan Hendrikse(ジョーダン・ヘンドリクス), Ethan Hooker(イーサン・フーカー), Quan Horn(クアン・ホーン), Siya Masuku(シヤ・マスク)
(6)ウェリントンクラブをアーディ・サヴェアが訪問
6月22日、私が大昔にプレーしたウェリントンクラブのハタイタイパークにあるグランドに、アーディ・サヴェアがやってきたと、クラブのニュースレターに写真付きで紹介されていたの、紹介したい。
その日ウェリントンクラブは、アーディの所属するオリエンタルロンゴタイをホームに迎えたが、残念ながら大敗した。しかし、アーディがクラブハウスに来て、アフターマッチファンクションを大いに盛り上げてくれた上に、サイン付きのスパイクをお土産にしてくれたそうだ。これは次週にクラブハウスで開催する大クイズ大会の商品になるそうだ。こういうところに、大らかなNZのラグビークラブライフを感じる。オールブラックスであることは大きな誇りであるけれど、決して有名人のような傲慢になることはなく、彼らは近所のお兄さんのような感じでいつも生活しているのだ。
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