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旅行記

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そのまま、旅行した時の記録です。もちろん写真もあります。ビール写真が多いかも。
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#居酒屋

自由律俳句(その十)『日々唯不死』出版等

自由律俳句(その十)『日々唯不死』出版等

 noteに発表してきた自由律俳句を編集し、また種田山頭火句集の書評などを入れた、『自由律俳句集 日々唯不死』をAmazonからキンドル及び紙バージョンで出版しました。

このうち、最新の作品を以下にご紹介します。

〇 2024年3月、土曜のため、まだほんの一部しか咲いていない桜の下に、大勢の花見客がいる。そして、暖かい陽気に誘われて、公園には老夫婦、家族連れ、ペットを連れた人たちが、あちこちに

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<小旅行記>東京漫歩:湯島天神-お茶の水-神保町-皇居外苑-日比谷公園―日比谷―有楽町ガード下―新橋ガード下

<小旅行記>東京漫歩:湯島天神-お茶の水-神保町-皇居外苑-日比谷公園―日比谷―有楽町ガード下―新橋ガード下

 ゴールデンウィークだ。昔仕事をしているときはいつもより忙しくなり、休日出勤が当たり前だったが、定年退職した今は、ようやく世間の人並みに休日を楽しめるようになっている。

 しかし、今や毎日が日曜になっている日々のため、休日に出かけることはあまりせず、平日に出かけるようにしているのだが、今回はタッチラグビーをしていた友人Fさんと、5月3日(憲法記念日)に都心をぶらぶら飲み歩くことになった。憲法記念

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自由律俳句(その九)『日々唯不死』

自由律俳句(その九)『日々唯不死』

無心如意(無の心を意の如くに)

〇 2023年12月、古い都営住宅をとり壊した後の更地を囲む、冷たい無機質の金属フェンスの下から、たぶん昔の住人が植えていたと思われる、紫の朝顔が花を咲かせていた。

道端に咲く朝顔に 住んでいる人の顔が見えた

瓦礫に佇む重機は 古の恐竜のように咆哮している

古いから壊す 新しく作ったものに心は住めない

〇 2023年12月、銀座の「ガスト」で飲み、さらに有

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<旅行記>熱海-伊東-真鶴一泊二日の旅

<旅行記>熱海-伊東-真鶴一泊二日の旅

(注:少し長いですから、そのつもりでお読みください。)

 2024年の正月半ば。「今年の冬は暖かくて過ごしやすいね」などと話していたところ、妻が「株主割引を入手したので、伊東小涌園に行こう」というので、せっかくの機会でもあるから、不肖の夫としてご相伴に預かることにした。

 本当は、腰や血行不良そしてリューマチの治療のため毎週でも行きたいのだが、生憎と経済事情がそれを許してくれない。それで、自宅

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<小旅行記>上野―御徒町ー新橋、飲み歩き

<小旅行記>上野―御徒町ー新橋、飲み歩き

 最近、タッチラグビーをやっていた頃の友人と、御徒町周辺の店で、月例で飲んでいる。今回は、私が「林家正蔵の四時から飲み」で紹介された店を二軒、はしごすることにした。

 時間は四時(16時)ではなく、17時30分に最初の店を予約して、そこで待ち合わせることにした。最初の店は、上野たる松。たる松は上野店と御徒町店と二つあり、TVでは御徒町店を紹介していたが、たぶん空いていると思って上野店を選んだ。

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スワーブが切れなくてー私の海外食い倒れー(その3最終回)

スワーブが切れなくてー私の海外食い倒れー(その3最終回)

 3回に分けた海外生活で食べた料理の話は、これで終わりです。最終回は、アラブ(シリア)料理、アラブ(ヨルダン)料理、アラブ(エジプト)料理、ギリシア料理、ルーマニア料理、各国ビール飲み比べ、番外編(和食居酒屋)です。

12.アラブ(シリア)料理

 日本人にアラブ料理は馴染みがないと思うが、現地で食べてみると、ローマ帝国時代からの歴史とフランスなどのヨーロッパの影響が感じられる、かなり立派なもの

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