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ただ刹那に通り過ぎていくもの
どんな人間になりたいですか?私はすこーんと突き抜けからっとした人間になりたいのです。というからには実際が、じめじめくよくよした人間だという自覚があるわけです。
ただそれは、表面的にはそう見えないよう努めてふるまっているために、そのような印象はほとんど持たれていないこともわかっており、そこは奇しくも自分ブランディングが成功しているのかもしれません。ただ時折、真にからっとしたひとに遭遇するとその
美しくビターなファンタジー
今週も最高に仕事しまくってもぎとった週末、土曜日にとことん惰眠を貪ると決めていたのに燦燦と輝くおひさまに、ついアクティブな気持ちが芽生えてしまった。映画「哀れなるものたち」の最終回(と言っても18:30からと早め)のチケットを予約し、つらつらとネットニュースなど斜め読みしていたら眠気の波がやってきた。それなので、外出のための目覚ましアラームをセットして意気揚々と昼寝を決め込んだ。
眠り足りて
凡庸さに受け入れられる
1年半ほどが経って、いま私の髪は肩下を超す長さにまで伸びた。22年の年明け、耳を出す短さに突如カットして以来こんなに長く伸ばせたのは飽き性の自分にはすごいことだと思う。それと同時に2つのことを髪の長さが示唆しているように思えるのでそれを書いておく。
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まずやはり、時間経過の証であること。そういや新たな美容院探しの過程でもあったな。中年も熟練の年になると、髪をただ伸ばすのはものすごくお
くるみ割りのファンタジー
念願が叶って、中2と小6の姪っ子(引率の姉も)をバレエ鑑賞で東京に招待することができた。もちろん、姉家族の住んでいる地域でもバレエを鑑賞する機会は充分にあると思うが、こうしたことに支出をする選択についてはまた別問題である。なにしろ、それ以外に子どもを育てあげるお金が膨大なんだから、舞台鑑賞が優先されることは難しい。そこで独身の自分が気まぐれのようにして招待してみる、というイベント事に映れば、これ
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