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デザイナーキャリア・成長

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AIにより生み出された余剰で、次に君は何デザイナーになるのか?

AIにより生み出された余剰で、次に君は何デザイナーになるのか?

Figmaの大型アップデートが発表されましたね。
AIによる作業効率化、汎用性の高いUIキット、スライド作成機能、Devモードなど、クリエイティブのハードルを下げ他職種との共創を支援する機能が目白押しでした。
これらの新機能は、間違いなく

既存のデザイナーの仕事を圧倒的に楽にする

他の職種がデザイナーの仕事を気軽に実行しやすくなる

ことを示しています。

これらによって自分たちの仕事はより効

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『アプリ模写100本ノック』を完走しました!成長したことと意識したこと

『アプリ模写100本ノック』を完走しました!成長したことと意識したこと

はじめまして。親子のための情報メディア『いこーよ』のUIデザイナーをしております、センダと申します。🙋

つい先日、#アプリ模写100本ノック を完走しました。トレーニングを通しての学びや気づきが誰かの役に立つと良いなと思い、noteにまとめます。✍️

※模写の写真を実例としてアップしていますが、人に見せることを想定していません、悪しからず・・・

アプリ模写100本ノック とはアプリ模写10

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効果的なデザインアウトプットの説明方法

効果的なデザインアウトプットの説明方法

デザイナーが、依頼者にデザインアウトプットの説明をする。毎日のようにある光景です。

ただその際に、アウトプットの質は高いのに説明が上手くいかず、意思決定が良からぬ方向に行ってしまう。依頼者もデザイナーも損をしてしまう。そのようなケースがあります。

これは各所で起こっており、社会全体のデザインの価値を下げているのではないか。説明技術を底上げし、世の中のデザインをもっと魅力的にできないか。そのよう

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2024年:AI時代のデザイナーに必要なキャリア形成予想

2024年:AI時代のデザイナーに必要なキャリア形成予想

毎年書いているデザイナーのキャリア動向予想2024年verです。
今年はAI関連の知見を如何に集め、デザインに転換できるか?で明暗がくっきりと分かれるだろうなと思っています。

AIによるデザインの大きな変革に備える2023年、AI技術の発展はデザイナーにとっても大きな影響を与えています。ジョン・マエダ氏の「Design in Tech Report 2023」によれば、AIの進化はデザイナーに新

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ペアUIモデリング:オブジェクト指向UIデザインを業務に取り入れる

ペアUIモデリング:オブジェクト指向UIデザインを業務に取り入れる

アプリやWebサービスをデザインする際、大きく分けて2種類の設計方法があります。タスク指向とオブジェクト指向です。
多くの場合においてオブジェクト指向のUIデザインを取り入れることで、操作しやすく拡張性のあるアプリケーションを実現することができます。
2020年に「オブジェクト指向UIデザイン」が出版されて以降、多くのUIデザイナーにこの考えが浸透しました。

オブジェクト指向UIデザインを業務に

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事業会社の新卒UIデザイナーが2年間で学んだデザインの上達の習慣20

事業会社の新卒UIデザイナーが2年間で学んだデザインの上達の習慣20

お久しぶりです!前のnoteから1年くらい経ってしまいました…
その間、取り組んでいたサービスとプロジェクトが終了してしまいやっていたことをあまり表に出せずだったのと、新しい部署に異動していたのでバタバタしていました。

日々変化の激しい中貴重な経験をさせてもらっていて、ありがたい限りです🕊

改めて直近やっていることとしては、新規事業のチームでコンセプト設計からデザインまでを担当していて、0か

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ジュニアデザイナーが成長するために

ジュニアデザイナーが成長するために

こんにちは👋ツジと申します。
現在いくつかフリーランスで関わっている仕事がありますが、その一つに株式会社ルートのパートナーとしてプロジェクトに参加する他、社内へのナレッジ共有や若手デザイナーの育成などがあります。
その一環としてルート社の社内にいるジュニアデザイナーに向けて、デザイナーとして更に一歩前進するためにはどうすればよいのかを、これまでの自分を振り返りつつ整理しました。
折角の機会ですの

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フロントエンドエンジニアから、デザイナーさんに意識してほしい10のこと

フロントエンドエンジニアから、デザイナーさんに意識してほしい10のこと

フロントエンドエンジニアとデザイナーさんは日々協力してプロダクトを作っていく関係にあります。デザイナーさんが作ってくれたものをエンジニアが素早く実現できるよう、いくつかエンジニアから意識してほしいことをまとめました。

なんでこんな話になったのか(前置きなので次の章まで飛ばしてOKです)

デザイナーさんから「この画面をこんな風に作ってください」とXDやSketch、PSDなどいろいろな形で渡され

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偏見まみれのUIデザイナーのタイプ分類

ひとえにUIデザインといっても、プラットフォームや分野によって考えることも作る内容も変わってくるので、彼らをすべて「UIデザイナー」と一括りに呼ぶことにはいささか無理があるように感じることがあります。エンジニア職でいう「Webフロントエンジニア」と「iOSデベロッパー」の区別がされていないような状況に近いかと思います。かといって職能や肩書きを細分化することを提案しても、それが適切に社会に支持され、

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キャリアに偶発性を呼び込み、複数の専門性を獲得するには?冒険的なキャリアデザインのためには、あえて軸をズラして"キャリア・トラベリング"せよ

キャリアに偶発性を呼び込み、複数の専門性を獲得するには?冒険的なキャリアデザインのためには、あえて軸をズラして"キャリア・トラベリング"せよ

人々の仕事を取り巻く環境が劇的に変化している現代において、「キャリアデザイン」についてもさまざまな議論が交わされ、アップデートが試みられています。

たとえば、教育心理学者のクランボルツは、重要なキャリアの転換点は偶然によってもたらされるという「計画的偶発性理論」を発表し、一度立てたキャリアプランに固執することは、かえってチャンスを掴む可能性を狭めてしまうことを指摘しました。また、「人生100年時

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#アプリ模写100本ノック

#アプリ模写100本ノック

「アプリ模写100本ノックはいいぞ」というツイートしたら、思ったより反響があったので、やり方をまとめました。
#アプリ模写100本ノック とはUI模写といえば、Figmaなどを使って1pxレベルで再現するものをやっている方は多いんじゃないでしょうか。(こちらも学びになるので、興味のある人ははるたんの記事などを見てみてください)

骨格を即興で模写する

今回の「アプリ模写100本ノック」では、骨

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意思を持つデザイナーが、あたらしい体験を創造する

意思を持つデザイナーが、あたらしい体験を創造する

GOGEN株式会社のCXO、金子です。
デザイナーとして「自分だから創ることができた」と誇れるものづくりをするのが夢でした。
デザイナーの下っ端からはじめ一人前になり、→1人では何も創れないことを実感し組織づくりに尽力、→良い組織をつくるには経営に参画しなければならないと知りCXOへ。
やっとここから夢に見たものづくりのスタートラインです。

この記事では私のキャリアプランを元に

あたらしい体験

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デザイナーが成長する条件。2年目以降のがんばり方

デザイナーが成長する条件。2年目以降のがんばり方

「上手にデザインをつくれるようになりたい」
「これからもっと給与をアップさせたい!」

本を読んだり、サイトトレースなどやってみたもののなかなか成長している気がしない、という人も多いのではないでしょうか。

デザイン歴だけ積み上がっているけど、自分けっこうヤバくない..?
私もそんな伸び悩む1人でした。

今回は、デザイナー歴10年以上の私が過去試した中で、デザイナーの成長に寄与した行動をまとめて

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[厳選5+1冊]UIデザイナーの骨組みをつくる本

[厳選5+1冊]UIデザイナーの骨組みをつくる本

UIデザインを学んでいる方、UIデザイナーを目指している方にぜひ読んでほしい本を個人的にまとめました。

難しめの本もありますが、いずれも本質的な内容です。
早めに読んでおくことで、自分のレベルをグッと上げてくれると思います。

ヒューメイン・インタフェースヒューマン(Human)ではなくヒューメイン(Humane)。
人に優しいインターフェースとは何かについて、「クリックする」「キーをおす」とい

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