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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
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#生き方

本の棚 #258 『人生は図で考える』

本の棚 #258 『人生は図で考える』

「今、ここ」を生きるための教本。

人生を豊かに生きるために引出は多いほうが

何かと便利ではないか。

様々な思考法を図で捉えて

自分の人生の具体とつなぎ合わせる。

読みながらそんな感覚を持てる本。

−−−−−−−−−−−−−−−−

自分の判断軸がある人生

追われるよりも追いかけたい。

追いかけていたものだったのに

いつしか追われるようになっている、

そんな経験はないだろうか。

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本の棚 #195 『リーダーシップの旅』ー見えないものを見るー

本の棚 #195 『リーダーシップの旅』ー見えないものを見るー

誰もが自分の人生においては

リーダーと言えるのではないだろうか?

これほど「刺さった!」と感じたのは

小学生の時に大好きな魚の煮付けを

欲張ってがっついたときに

まぁまぁ大きめの骨がのどの奥のほうに

サクッと刺さったとき以来…

白ごはんを丸のみしたら骨がとれるという

何の根拠もない、いやむしろ

もっと深く刺さるんじゃないか

という疑問さえ生まれてくるような父親の声に

それまで

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本の棚 #193 『Unlearn アンラーン−人生100年時代の新しい「学び」−』

本の棚 #193 『Unlearn アンラーン−人生100年時代の新しい「学び」−』

インプットし続けることで

人は成長を継続できるのだろうか。

インプットは決して悪いことではないが

「=学び」とするには足りない気がする。

やはり体験、経験とのセットでないと

知っていることと、できることは違う

という状態にぶち当たる。

むしろ、知れば知るほどに

できることとのギャップは広がり

なんだかよくわからない不安を覚える。

そんなこともあるように思う。

過去の学びを無駄

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本の棚 #182 『働き方5.0』

本の棚 #182 『働き方5.0』

自らの「思い込み」という前提ではなく

本当に世界の前提が変わっている。

働き方が見直され

組織の在り方の再定義を迫られ

個人が生き方を選択していく。

決められたレールなんてもはやないのだ。

すぐそこにきている、いや

いままさにどんどんきている変化の波に

のっていけるサーファーになるか

大切につくった砂の城を

次から次へと打ち寄せる波に

破壊される側になるのか

はたまた別の生

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本の棚 #169 『敬天愛人』

本の棚 #169 『敬天愛人』

つい最近初めて耳にしたことば。

『敬天愛人』

天(道理)を敬い、守り

仁の心をもって人を愛するという精神。

言うは易く行うは難し。

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うつろいやすく不確かなものも人の心なら、ひとたび互いが信じ合い通じ合えば、限りなく強固で信頼に足るもの、それも人の心なのである。

人の心の不確実性はネガティブなもの。

そんなふうに捉えるとそこで終わる。

じゃあ機械にやっ

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本の棚 #107 『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』

本の棚 #107 『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』
堀内都喜子

北欧ね

あぁ、ムーミンね。

あれ、それくらいしか知らない。

2年連続「幸福度世界1位」なのに。

なぜ知ろうとしなかったのだろう。

幸福度が高いことは知っていたのに。

どこかで「国が違うから」と

スルーしていたのかもしれない。

しかし学ぶところはあるのではないか。

もしかするとそっちの国のほうが

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本の棚 #101 『「福」に憑かれた男』

本の棚 #101 『「福」に憑かれた男』

『「福」に憑かれた男』
喜多川泰

〜福の神にできることは「素敵な出会い」を与えることだけ〜

喜多川さん2連続。

貧乏神に憑かれる、みたいな話は

聞いたことがあるけれど…

福の神?

それも憑かれるには条件があるらしい。

こういう視点が喜多川さんの本が好きな理由だ。

そして大体良いことを言ってくれる

優しいおじいちゃんが出てくるのも

なんとも心温まる。

−−−−−

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本の棚 #97 『人生は「あきらめる」ほうがうまくいく!』

本の棚 #97 『人生は「あきらめる」ほうがうまくいく!』

『人生は「あきらめる」ほうがうまくいく!』
午堂登紀雄

「あきらめる」にはネガティブなイメージが付きまとう。

逃げたり、投げ出したり、拒絶したり…

しかし、自分の人生をふと思い返せばあきらめていることのほうが多いことに気づく。

それはよくないあきらめだったのだろうか?

後悔するようなあきらめだっただろうか?

未来を明るくする前向きなあきらめ方

なかにはその手のあきらめもあるはずだ。

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本の棚 #96 『1%の努力』

本の棚 #96 『1%の努力』

『1%の努力』
ひろゆき

サボる才能はあるか?

そんな問いから本書は始まる。YouTubeでひろゆき氏のチャンネルを見ることはあるが、そもそもの生き方のスタンスがおもしろい。

まず、「働かなくてもいい」ということをよく言う。表面的にその言葉だけを聞いて反発する人も多いが、人の話はよく聞かなければならない。その裏にある理論までしっかりと理解してから意見を言いたいものだ。

最初の問いも、タイト

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本の棚 #82 『7つの習慣ー第7の習慣 刃を研ぐー』

本の棚 #82 『7つの習慣ー第7の習慣 刃を研ぐー』

『7つの習慣ー第7の習慣 刃を研ぐー』
スティーブン・コヴィー

長かった『7つの習慣』の再読の旅も

終着駅が見えてきた。

さらさらっと読んでいく読書とは違って

「学びを深める」といった意味合いが強いように感じる。

「進化と深化」前に進むことも大切だけど

深く掘っていくことも同じように大切で

海においては平面上は大体全部わかっているだろうけど

深さ=深海の世界についてはまだまだ謎だら

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本の棚 #80 『7つの習慣ー第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解されるー』

本の棚 #80 『7つの習慣ー第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解されるー』

『7つの習慣ー第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解されるー』
スティーブン・コヴィー

自分のことを理解してくれない、と人は嘆く。

多くはその順番を間違えているに過ぎない。

まず理解してから、理解される。

「いやいや、私はあの人の話はこれでもかってくらい聞いてますよ、毎週面談しているくらいです」

果たしてそれが相手への理解に繋がっているのか。

たいていのうまくいっていない人間関係におい

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本の棚 #78 『7つの習慣ー第4の習慣 WIN-WINを考えるー』

本の棚 #78 『7つの習慣ー第4の習慣 WIN-WINを考えるー』

『7つの習慣ーWIN-WINを考えるー』
スティーブン・コヴィー

ここまでの第1~3の習慣を身につけることで

「私的成功」をおさめ、本当の意味で「自立」への道を切り拓いていく。

これらの土台の上にしか「相互依存」は成り立たない。

もう一段上の次元にある「公的成功」をおさめる人たちがもつパラダイムについて触れる。

正直に言うと、最初の3つの習慣さえ

身につければそれである程度幸せになれる

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本の棚 #77 『7つの習慣 ー第3の習慣  最優先事項を優先するー』

本の棚 #77 『7つの習慣 ー第3の習慣 最優先事項を優先するー』

『7つの習慣 ー第3の習慣 最優先事項を優先するー』
スティーブン・コヴィー

思えばこのnote更新もすっかり習慣化された。

アウトプットを意識したインプット活動によって

今までの読書から1%くらいの変化はある気がする。

そしてこの「1%」の継続は投資で言うところの

単利ではなく複利的に跳ね返ってくる

そう思っている、いや、そうなるように動く。

「主体的である」→「終わりを思い描く

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本の棚 #76 『7つの習慣 ー第2の習慣  終わりを思い描くことから始めるー』

本の棚 #76 『7つの習慣 ー第2の習慣 終わりを思い描くことから始めるー』

『7つの習慣 第2の習慣ー終わりを思い描くことから始めるー』
スティーブン・コヴィー

ぼくたちは習慣の生き物だ。

これまでやってきたこと、毎日していることが

明日の自分、明後日の自分、

さらに将来の自分をつくっていく。

第一の習慣「主体的である」が示すところは

「あなたの人生の創造主はあなた自身だ」

ということで、あなたの人生を支配できる人は

どこにも存在しない。

「あの人のせい

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