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本の棚 #77 『7つの習慣 ー第3の習慣 最優先事項を優先するー』

『7つの習慣 ー第3の習慣 最優先事項を優先するー』
スティーブン・コヴィー

思えばこのnote更新もすっかり習慣化された。

アウトプットを意識したインプット活動によって

今までの読書から1%くらいの変化はある気がする。

そしてこの「1%」の継続は投資で言うところの

単利ではなく複利的に跳ね返ってくる

そう思っている、いや、そうなるように動く。

「主体的である」→「終わりを思い描く」

これらの習慣を身につけることで

自分が人生の主人公であることを自覚し

人生の方向性、価値観を明確にすることができた。

ただし、これだけでは充分ではない。

進みたい方向が決まったとしても

課題、困難、障害が目の前に次から次へと現れる。

それら全てに対応している時間は、

残念ながら、あなたにはない。いや、誰にもない。

思い描いた終わりにたどり着くためには

第三の習慣「最優先事項を優先する」という指針が

必要不可欠なのだ。

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右脳でリーダーシップ、左脳でマネジメント

これを読んだときに渋沢栄一の

「右手に算盤、左手に論語」を思い出した。

左利きの人は右脳が発達しているみたいな話を

聞いたことがあるから

右手と左手、右脳と左脳の関係はクロスしている

と考えられる。

そうすると…

リーダーシップが論語、マネジメントが算盤?

ドラッカーがマネジメントにおいて

リーダーシップの欠如を許さなかったように

コヴィーもリーダーシップの重要性を

著書のなかで何度も説明していることに気づく。

自分の人生においてリーダーシップを発揮するとは

主体性を発揮して、自分の歩む人生に責任を持ち

正しい方向に進んでいるかを客観的で長期的な視点から

判断できることを言うのだと思う。


勇気を持って、明るくにこやかに、弁解がましくなく「ノー」と言えなければならない。

それよりももっと大切な「イエス」が

あなたのなかにあるはずだ。

「Greatの敵はGood」だと言われるように

Goodを受け入れてばかりいたら

本当に望んでいたGreatを見失ってしまう。

第二の習慣のなかで自分の人生の方向性、価値観を

本質的に自覚できていれば、

Greatのために「ノー」と言うことができるはずだ。

他人に自分の人生を委ねてはいけない。


第Ⅱ領域「緊急ではないが重要なこと」

目の前の〆切に追われているうちに

あなたの大切な一日が過ぎ去ってしまう。

そんな日が続いているのならば要注意だ。

思い描いた終わりに向かって「一歩だけでも」

進んでいるかを考えなければならない。

「緊張で重要なこと」が最も大切だと

勘違いしているならば、あなたは目を覚まさなければならない。

「緊張で重要なこと」の多くは、

他人との約束であって自分との約束でないことが

多いのだ。

他人との約束はもちろん大切だと思う。

しかしそればかりに支配されてしまうと

自分との約束がどこかに置いてけぼりになる。

その先に「思い描いた終わり」はあるのか?


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