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俳優の心身に負荷をかけなければ演出できない演出家は能力不足か?(2)
ひとつ前の投稿をこちら(note)だけでなく<a href="https://www.facebook.com/YasuhitoYANO/posts/3750347548366362">facebookにも投稿した</a>ところ、多くの方々からい…
志学/而立/不惑/知命/耳順/従心
孔子が自身の生涯を語ったことばです。
―吾十有五にして学を志し、三十にして立ち、四十にして惑わず。五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)う...
私は15歳で学問に志し、30歳になって独立した立場を持ち、40歳になって迷わず、50歳になって天命をわきまえ、60になってひとのことばがすなおに聞かれるようになった...というような内容です。
2024年8月28日、矢野は、49歳を迎えまし
『トリプティクー舞台上の三つの絵画』演出ノート 20240725
『トリプティクー舞台上の三つの絵画』演出ノート 20240725
死のうと思った。何度も、何度も思った。
うつ病との付き合いはもう15年以上になる。ひどい倦怠感、睡眠障害、根拠のない不安、そして度々訪れる希死念慮。それはこの2年間がいちばんひどかった。
自死は、追い詰められ疲弊しきった人間にとってとても甘美な選択肢だ。僕がその甘い誘いに乗らなかったのは、けっきょくのところ僕が死に浪漫主義的な
アートプロジェクト「東京で(国)境をこえる」、いよいよ2021年度のプログラムが始まります。
一般社団法人shelf、東京都、アーツカウンシル東京の三者の共催で行っているアートプロジェクト「東京アートポイント計画」ですが、2021年度の「東京で(国)境をこえる」がそろそろと、始まります。ようやく今年度のプログラムの全体像が見えてきました。
今年は、昨年に引き続き「kyodo 20_30」をメインプログラム、活動の軸の一本に据えつつ、そこに、
1)綾田將一君が発案者でメインリサーチャーと
コロナ禍で、国際共同制作を
コロナ禍中での国際共同制作というのは、本当に難しい。じっさい、shelfというか矢野の抱えていたプロジェクトで、昨年初頭に中国で予定されていた北京を拠点にする児童劇団Qfun Theaterとのプロダクション、数年前から準備して来ていたシンガポールのW!LD RICEとの協働プロジェクトなど、ほとんどのプロジェクトが今、中座している。
そんな中、インドネシアとの長期国際共同制作プロジェクトだ
個を尊重することと属性を観てしまうことのジレンマについて
個性を切り取ってしまうことと、個を尊重したいこととのジレンマについてちょっと前に書いた。
それは例えばジェンダーイクオリティ で、アファーマティブアクション として例えば何かの委員の、あるいは あいちトリエンナーレ2019 での画期的な取り組みだった(これは本当に津田さんのその後に影響を与えた最高の功績の一つだと思ってる、あまりみんな言及しないけど、)参加作家の男女比を50:50にすることについ
5th session of online meeting and creation of Theatre Company shelf in Tokyo and Lab Teater Ciputat in Jakarta.
Finished 5th session of online meeting and creation of Theatre Company shelf in Tokyo and Lab Teater Ciputat in Jakarta on 27th March.
What a wonderful work to do work with really respectful and crea
俳優の心身に負荷をかけなければ演出できない演出家は能力不足か?(2)
ひとつ前の投稿をこちら(note)だけでなく<a href="https://www.facebook.com/YasuhitoYANO/posts/3750347548366362">facebookにも投稿した</a>ところ、多くの方々からいろいろなコメントをたくさんいただきました。有難い限りです。一方で一部、僕の投稿の論旨の上面だけを拾い上げて持論を展開している方がいらっしゃたので、これは僕
もっとみる俳優の心身に負荷をかけなければ演出できない演出家は能力不足か?(1)
誰の得にもならないかも知れない(ばかりか僕が批判されるだけ)かも知れないけど、「俳優の心身を追い詰めなければ結果が出せない演出家は演出家として能力不足(大意)」というツイートを散見して、少しばかり思うところとがある。
じっさいにそれを今、自分が採用するかどうか、過去にしたことがあったかどうかはさておき、歴史的な事実としてそのような手法で俳優を育てるのが“あり”で、しかも相当程度結果を出していた事実
Messages from Artist Friends Living in These Difficult Times
「アートにエールを!」という言葉から私は、アーティストにエールを送るビデオメッセージの制作を考えました。それはアーティストにだけでなく、この世界を生きる全ての人にエールを送るものになるはずです。アートが人間の営みである以上、アートにエールを送るということはそういうことだからです。
この呼びかけにインドネシア、シンガポール、中国、ハンガリー、タイ、ポルトガルから9人の友人が応えてくれました。私的な もっとみる