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メディアの話。

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メディアの話を、します。
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記事一覧

メディアの話。ラストマイルと映像配信と「ユニバース」視聴と。

メディアの話。ラストマイルと映像配信と「ユニバース」視聴と。

ラストマイルのヒットは、鬼滅の刃でできたテレビと映画を動画配信が繋ぎ動画配信が中心となるの新しいコンテンツ消費市場が形成されたことがピッタリ当てはまる。TBSの決断。

ラストマイルは公開17日で30億円を突破。100億円コースである。

実写映画としては久しぶりの大ヒット。

で、この映画については、もやもやした感想を抱いていたんだけど、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原

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メディアの話。ハヤブサのいる街。

メディアの話。ハヤブサのいる街。

糸島の海っペり。
朝、散歩していたら、周囲で一番高い塔に、白い鳥が舞い降りたのを見た。

ハヤブサだ。

ハヤブサは、あたりを睥睨した。
そして、突然翼を広げると、一直線に眼下の川面へと飛び降りた。

水面スレスレを飛び、一瞬にしてチドリを捕まえる。

塔の上に戻ると一心不乱にチドリを啄む。羽がハラハラと舞う。
5分ほどで食べ終わると、再び、眼下を見据える。
時々、鳥の声がする。そのたび、ハヤブサ

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メディアの話。クヌギの林。里山。田んぼ。糸島。

メディアの話。クヌギの林。里山。田んぼ。糸島。

糸島の朝の散歩。

「糸島でクワガタ取れるところない?」と地元の大学生に聞いたら、

「子供の頃、お父さんに連れてってもらったところがあります! お父さんも子供の頃、そこでクワガタとってたって」

で、行ってみた。

海沿いの道からかつて干潟だった田んぼを抜けて「里山」的な小さな山がポコポコあるエリアに。

山のへりの田圃道を走ると「あそこです!」

30*30mほどの薪炭林。

全てクヌギだ。

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メディアの話。赤ちゃんと幼児とお母さんお父さんと本屋さん。

メディアの話。赤ちゃんと幼児とお母さんお父さんと本屋さん。

懐古でも趣味でもなく、物理的にリアルな本屋さんが永遠に必要な人たちがいる。

0〜7歳の子供を持った家庭である。

糸島の蔦屋書店を訪れると、この街に子育て世代が移り住んでいることが可視化される。

本屋の書籍の置いてあ4分の一くらいが、赤ちゃん、幼児向けコーナーで、たくさんの赤ちゃん、幼児を連れた夫婦がいるのだ。

後ろには、幼児教室もセットである。

0〜7歳は、ネットを活用する前に、リアルな

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メディアの話。あい、どうじょ。いないないばあ。赤ちゃんの贈与と赤ちゃんの利他。

久しぶりに1歳半児と過ごした。

1歳半児は実に面白い。

まず「いないないばあ」が大好きである。

こっちがやると、どんどんやり返す。

で、大笑いする。

100回やっても終わらない。

次に。

1歳半児は、いろいろくれる。頼んでなくても。

絵本を開く。

パンが並んでいる。

フランスパンをつまんで、こっちの口に運ぶ。

あい、どーじょ。

ぱく!

次にフランスパンをつまんで、こっちの

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メディアの話  米国産の邪悪にして学習能力ゼロのAIと暮らす未来の地獄について。

メディアの話  米国産の邪悪にして学習能力ゼロのAIと暮らす未来の地獄について。

世界で最も邪悪でかつ学習能力ゼロのfacebookのAIが、今週もまた私の投稿を削除した。

ここ3週間ほど、フェイスブックは投稿をすぐに削除する。

しかも、全て、無害どころかむしろ公式のコンテンツをシェアしたものばかり。

削除したのは、なんと先週削除したあと、こちらの抗議申請を受けて、削除を解除した、東工大と東京医科歯科大のライティングセンターに関する東工大の公式サイトの投稿。

https

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メディアの話、16号線的話。綱島のイトーヨーカ堂が消える2024年8月18日。

1986年から88年まで、大学3年から4年にかけて、綱島に暮らしていた。

6畳4畳半2階の木造アパート。もちろん風呂なし。

綱島街道沿い。

グーグルストリートビューで見たら2016年まで、アパート残ってた。

私が入った時ですでにボロアパートだったので、多分50年くらいは立ってたんじゃないだろうか。

当時の綱島は、まだまだ温泉街の空気がたっぷり残っていて、私がいく風呂屋さんは、綱島街道沿い

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メディアの話。戦艦大和が宇宙戦艦ヤマトになったわけ。

終戦記念日でいくつかの文章を読んでいるうちに、「なぜ戦艦大和は、『かっこいい』存在として、戦後語り継がれたのか」という疑問が湧いてきた。

すでによく知られているように、第一次世界大戦後に構想された巨大戦艦=大和の概念は、大艦巨砲主義は、航空機の発達によって、太平洋戦争勃発前までに、「時代遅れ」になっていた。

何より、日本軍の航空機による1941年12月8日の真珠湾奇襲が成功しているのだ。

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メディアの話。大きな一年生と小さな二年生と滝山コミューンとホタルブクロの草原。

メディアの話。大きな一年生と小さな二年生と滝山コミューンとホタルブクロの草原。

古田足日の「大きい一年生と小さな2年生」は、

1960年代終わりの東久留米が舞台。

2013年にアニメ映画になっている。

こちらが、非常にディテールや時代考証が凝っている。

原作のスピリッツをうまく練り込んだ、

隠れた名作だ。

周囲は畑と雑木林。小麦が穂を揺らす。

田んぼじゃない畑の町。武蔵野の典型的な風景だ。

切り通しは赤土で関東ローム層がむき出し。

家の近くの川は落合川だろう

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メディアの話。ザ世界仰天ニュースの安倍元首相「暗殺」(とは番組では言わない)事件の再現ドラマを見て、たしかに仰天した話。

spiderで安倍元首相暗殺事件の再現ドラマを
日本テレビの「ザ・世界仰天ニュース」でやっていたのをみた。

2時間近くかけて、俳優を使った、延々再現ドラマをやる。

つまり内容は、ノンフィクションではない。

テレビ局がつくった創作、である。

暗殺された安倍元首相、昭恵夫人、奈良県警

犯人のテロリストまでをすべて、俳優が演じている。

血まみれの安倍元首相まで登場する。

もちろん俳優である

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メディアの話。銃撃と暗殺。

メディアの話。銃撃と暗殺。

安倍元総理の殺害を、「安倍元首相撃たれ死亡」

と見出しをつけた全大手新聞の報道は、改めて間違っていた。

あのとき、大手新聞すべてが同じ見出しだった。

安倍元総理、銃撃で暗殺

とすべきだった。

当時もそう指摘したけど全く同意されなかった。

特に新聞記者の方々から。

複数の新聞記者の方々、あるいは元新聞記者の方々が、「あの見出ししかない」というのを懇切丁寧にネットに説明をアップしていた。

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