マガジンのカバー画像

メディアの話。

213
メディアの話を、します。
運営しているクリエイター

記事一覧

メディアの話 戦争とSFの映画に「食料調達」の話が出てこないわけ(アンパンマンを除く)

食べものと水をひたすら調達するアンパンマンみたいなキャラクターを主人公にした戦闘ものって、なぜないんだろう。

日本軍の死亡原因の大半が餓死。

よく戦争犯罪で軍隊が敵方の村を襲うのも

レイプと遊びの殺しの絵ばっかり描くけど

あれ基本は食料と水の確保と強奪が目的。

セックスしなくても人殺さなくても人間は死なないが、飯を食わず水を飲まないとすぐ死ぬ。

メシと水の調達は一番重要なのに過去のSF

もっとみる

メディアの話。ライドシェアと自動運転を邪魔するわるもの。

日本「だけ」ライドシェアや自動運転が

一向に進まない最大の理由は、

政府やタクシー業界が邪魔しているから、じゃ、実はない。

円安のせいである。

円安のせいで一般の人もマスメディアも全く海外に行かなくなった。

アメリカにも東南アジアにも。そして中国にも。

だからライドシェアはもちろん自動運転も当たり前になりつつある、と言うのを経験値で知らないのである。

円高時代だったら学生からおじいち

もっとみる

メディアの話。作家とキモさとエモさと

Twitterに、作家とキモい、という言葉が並んでいた。

村上春樹さんが俎上に上がっていた。

タイミングとしては、ノーベル賞がらみだろう。

キモい、というのは、作家(この場合は、何かを創造する人)にとって一番不可欠な要素だと思う。

キモくない作家は、誰も動かさない。

なぜならば、キモさは、青臭さ、のことだからである。

未熟さ、青臭さ、こそが、人を動かす。

なぜか。

誰かがキモいと感

もっとみる
メディアの話。ラストマイルと映像配信と「ユニバース」視聴と。

メディアの話。ラストマイルと映像配信と「ユニバース」視聴と。

ラストマイルのヒットは、鬼滅の刃でできたテレビと映画を動画配信が繋ぎ動画配信が中心となるの新しいコンテンツ消費市場が形成されたことがピッタリ当てはまる。TBSの決断。

ラストマイルは公開17日で30億円を突破。100億円コースである。

実写映画としては久しぶりの大ヒット。

で、この映画については、もやもやした感想を抱いていたんだけど、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原

もっとみる
メディアの話。ハヤブサのいる街。

メディアの話。ハヤブサのいる街。

糸島の海っペり。
朝、散歩していたら、周囲で一番高い塔に、白い鳥が舞い降りたのを見た。

ハヤブサだ。

ハヤブサは、あたりを睥睨した。
そして、突然翼を広げると、一直線に眼下の川面へと飛び降りた。

水面スレスレを飛び、一瞬にしてチドリを捕まえる。

塔の上に戻ると一心不乱にチドリを啄む。羽がハラハラと舞う。
5分ほどで食べ終わると、再び、眼下を見据える。
時々、鳥の声がする。そのたび、ハヤブサ

もっとみる
メディアの話。クヌギの林。里山。田んぼ。糸島。

メディアの話。クヌギの林。里山。田んぼ。糸島。

糸島の朝の散歩。

「糸島でクワガタ取れるところない?」と地元の大学生に聞いたら、

「子供の頃、お父さんに連れてってもらったところがあります! お父さんも子供の頃、そこでクワガタとってたって」

で、行ってみた。

海沿いの道からかつて干潟だった田んぼを抜けて「里山」的な小さな山がポコポコあるエリアに。

山のへりの田圃道を走ると「あそこです!」

30*30mほどの薪炭林。

全てクヌギだ。

もっとみる
メディアの話。赤ちゃんと幼児とお母さんお父さんと本屋さん。

メディアの話。赤ちゃんと幼児とお母さんお父さんと本屋さん。

懐古でも趣味でもなく、物理的にリアルな本屋さんが永遠に必要な人たちがいる。

0〜7歳の子供を持った家庭である。

糸島の蔦屋書店を訪れると、この街に子育て世代が移り住んでいることが可視化される。

本屋の書籍の置いてあ4分の一くらいが、赤ちゃん、幼児向けコーナーで、たくさんの赤ちゃん、幼児を連れた夫婦がいるのだ。

後ろには、幼児教室もセットである。

0〜7歳は、ネットを活用する前に、リアルな

もっとみる

メディアの話。あい、どうじょ。いないないばあ。赤ちゃんの贈与と赤ちゃんの利他。

久しぶりに1歳半児と過ごした。

1歳半児は実に面白い。

まず「いないないばあ」が大好きである。

こっちがやると、どんどんやり返す。

で、大笑いする。

100回やっても終わらない。

次に。

1歳半児は、いろいろくれる。頼んでなくても。

絵本を開く。

パンが並んでいる。

フランスパンをつまんで、こっちの口に運ぶ。

あい、どーじょ。

ぱく!

次にフランスパンをつまんで、こっちの

もっとみる
メディアの話  米国産の邪悪にして学習能力ゼロのAIと暮らす未来の地獄について。

メディアの話  米国産の邪悪にして学習能力ゼロのAIと暮らす未来の地獄について。

世界で最も邪悪でかつ学習能力ゼロのfacebookのAIが、今週もまた私の投稿を削除した。

ここ3週間ほど、フェイスブックは投稿をすぐに削除する。

しかも、全て、無害どころかむしろ公式のコンテンツをシェアしたものばかり。

削除したのは、なんと先週削除したあと、こちらの抗議申請を受けて、削除を解除した、東工大と東京医科歯科大のライティングセンターに関する東工大の公式サイトの投稿。

https

もっとみる

メディアの話、16号線的話。綱島のイトーヨーカ堂が消える2024年8月18日。

1986年から88年まで、大学3年から4年にかけて、綱島に暮らしていた。

6畳4畳半2階の木造アパート。もちろん風呂なし。

綱島街道沿い。

グーグルストリートビューで見たら2016年まで、アパート残ってた。

私が入った時ですでにボロアパートだったので、多分50年くらいは立ってたんじゃないだろうか。

当時の綱島は、まだまだ温泉街の空気がたっぷり残っていて、私がいく風呂屋さんは、綱島街道沿い

もっとみる

メディアの話。戦艦大和が宇宙戦艦ヤマトになったわけ。

終戦記念日でいくつかの文章を読んでいるうちに、「なぜ戦艦大和は、『かっこいい』存在として、戦後語り継がれたのか」という疑問が湧いてきた。

すでによく知られているように、第一次世界大戦後に構想された巨大戦艦=大和の概念は、大艦巨砲主義は、航空機の発達によって、太平洋戦争勃発前までに、「時代遅れ」になっていた。

何より、日本軍の航空機による1941年12月8日の真珠湾奇襲が成功しているのだ。

もっとみる