先日、仕事でお世話になった或る分野の先生が亡くなった。 数年前から入退院を繰り返し、昨年秋に容態が悪化、年明け頃から終末期の医療施設に入っていた。職場で事情を知…
先日、午後半休を取り、都内をぶらぶら散歩した。 まず、竹橋まで足を運び、東京都近代美術館で展覧会を鑑賞した。1時間半ほど滞在した後、今にも雨が降りそうな天気だった…
兄が亡くなって10年経った。亡くなったのは2012年11月のこと。 最期の半年間は、お見舞いに行って家に帰ってきては、私も両親もいつも泣いていた。本当に辛い日々だった。 …
主にスポーツ選手が試合後のインタビューで使う「自分(たち)の〇〇」という言葉。 自分の相撲、自分のマラソン、自分たちのサッカー、など。 この言葉にはいつも微かな違…
(ここに書いてあることは、全くの私見で、誰かに聞いたわけでも芸能ニュースから取ったものでもありません。ファンの方、気を悪くしたらすみません。) 先日、小室哲哉と…
はじめまして。じゃなくって普通に、こんにちは。 これは2回目の投稿です。前回初投稿をしてから気づきましたが、皆さんこのような自己紹介を最初に書いているんですね。勢…
2013年秋から2014年春までの半年間、イギリスのオックスフォードに語学留学をした。 前年、兄が病気で亡くなり、その後数カ月間は胸がえぐられるような気持ちで仕事を続け…
山田もめん
2024年4月16日 18:25
先日、仕事でお世話になった或る分野の先生が亡くなった。数年前から入退院を繰り返し、昨年秋に容態が悪化、年明け頃から終末期の医療施設に入っていた。職場で事情を知っている人はほとんどいなかったのだが、私の上司がお見舞いに行ったところ、先生が私の名前を出してくださったので、私は知ることができた。お見舞いに行くと、先生は少し痩せていたものの、ベットの上でよく話し、いつもの溌剌とした明るい声を聞かせて
2023年4月26日 21:25
先日、午後半休を取り、都内をぶらぶら散歩した。まず、竹橋まで足を運び、東京都近代美術館で展覧会を鑑賞した。1時間半ほど滞在した後、今にも雨が降りそうな天気だったが、平日の休みという高揚感から、私はそこから九段下まで歩いてみることにした。元来、散歩というものがあまり上手くない私は(よく、散歩に上手いも下手もあるのかと聞かれるが、間違いなくある)、ただ九段下に向かうとミッションを自らに課したのだ
2022年11月5日 20:31
兄が亡くなって10年経った。亡くなったのは2012年11月のこと。最期の半年間は、お見舞いに行って家に帰ってきては、私も両親もいつも泣いていた。本当に辛い日々だった。 この10年、兄のことを思い出さない日はなかった。そして、思い出して涙が出ない日もなかった。 私は、祖母のことが大好きで、孫の中でも最も好きだったと言える自信があるほどおばあちゃん子だった。祖母は14年前に亡くなったが、同じ
2021年5月15日 19:46
主にスポーツ選手が試合後のインタビューで使う「自分(たち)の〇〇」という言葉。自分の相撲、自分のマラソン、自分たちのサッカー、など。この言葉にはいつも微かな違和感を覚える。特に悪い結果の時に「自分の試合/プレーができなくて…」という感じで使われていると。言わんとしていることは分かるが、この言葉って具体的に伝えることを放棄した結果ではないかと思う。具体的に伝える、それは例えば「自分が持って
2021年4月29日 22:24
(ここに書いてあることは、全くの私見で、誰かに聞いたわけでも芸能ニュースから取ったものでもありません。ファンの方、気を悪くしたらすみません。)先日、小室哲哉とKEIKOが離婚した。病気になった妻と献身的に支えている夫、というのが長年のイメージであったと思うが、ここ数年は不倫やら別居やら(あと小室の詐欺事件)という報道もあった。でも私は、まぁそんなことも経て末永く連れ添っていくのかななんて思っ
2021年3月28日 14:55
はじめまして。じゃなくって普通に、こんにちは。これは2回目の投稿です。前回初投稿をしてから気づきましたが、皆さんこのような自己紹介を最初に書いているんですね。勢いあまって、いきなり過去の思い出を載せてしまいました。遅筆のくせに、こういうことをしてしまう私です。気を取り直して、自己紹介をしたいと思います。山田もめんです。東京生まれ、東京育ち、東京在住です(2021年3月現在)。私の祖母が「
2021年3月6日 21:50
2013年秋から2014年春までの半年間、イギリスのオックスフォードに語学留学をした。前年、兄が病気で亡くなり、その後数カ月間は胸がえぐられるような気持ちで仕事を続けていた。それまでだって日々の生活に希望が持てず、ぼんやりとした絶望を抱えて過ごしていたのだが、兄の死を境にその絶望ははっきりとしたものに変わった。このままではこの生活もこの気持ちも絶対に変わることはないのだと悟った時、とてつもな