知人が亡くなった。癌と診断されてから3ヶ月だった。実家の母はその方から毎年お正月に御札を買ってきてもらってました。いつものように玄関に貼っていたものが、数日前剥がれ落ち、気にした母は、しっかりと貼り直したのにまた剥がれ落ち…。訃報を聞いたのは、その日の夕刻でした。故人を偲んで。
思い出に 残るモノには 理由あり 香りと音に 潜むあなたよ くるくると ひとさし指を まわすさま 思い出しては 儚さ滲む 夢追いし 若きあの日に 戻るなら 今を捨てても 何ら悔いなし 過去にしか いない人には 時はなし 我が思い出だけ 時生きてよと 忘れない 貴女の夢を