カリン

2000年生まれ / ポエマー気取りの散文書き / 誰かの何かのために働く総合広告代理…

カリン

2000年生まれ / ポエマー気取りの散文書き / 誰かの何かのために働く総合広告代理店の人 / Instagram:@_kino_stagram_ ¦ @kinosfav / Twitter:@___kino__o0

最近の記事

2023年振り返り

新卒として働き始めたり、立て続けに大事な存在を亡くしたり、かと思えば入籍したりで、たぶんこの先類を見ないジェットコースターな一年になったと思います。 どれだけ大事な人でも徳が高い人でも命はみんな有限だし、よくある通説でもある「人間は『人間』という生物のDNAの入れ物」という考えはご最もだなとますます思うようになってきたのは、大事な存在を立て続けになくしてしまったここ最近だけど、 私という存在が人間のDNAを次世代に引き継ぐことに貢献できるかはさておいて、「人生を楽しむ」とい

    • 生きてる

      始発で出発し、4時間以上かけて実家に着くと、1時間もしないうちに愛犬は天国へと旅立ってしまった。待っててくれたのかな、私のこと。 実家にやってきたのは13年前、私が10歳のとき。実は幼いときの私は犬がそんなに得意ではなくて、小型犬なら怖くない…可愛い…という感じの子だった。犬と触れ合うならニンテンドッグス(当時流行ってた、犬と散歩したりお世話できるゲーム)で十分だよ!なんて言ったことが犬を迎えるきっかけだったとか。 いつ何時も可愛くて、あまり頭は賢くなかったんだけどいたず

      • ありがとう

        つい先日亡くなった母方の祖父の家を整理していると、なんと私の名前が書かれたビデオテープを発掘。 流してみると、7年前に亡くなった祖母に抱きかかえられながら、まだ元気だった頃の祖父たちに見守られ、ふてぶてしい顔をしてお食い初めをしている動画が。23年前、私が生を受けて3ヶ月ほど経ったときの動画。 通夜で住職さんが「人間はつい『自分がやってやったんじゃ!』って思ってしまいがちだけれども、こういうときに周りの人のおかげで今の自分があると感じていただければなと思います」と挨拶をして

        • 現在バイアス強めな私の 今更な2022-2023

          遅ればせながら、みなさんあけましておめでとうございます🐰 巻き爪の治療に新年から2万円を飛ばし、巻き爪よりも出費が辛い木下です。 どうにかこうにか「新年」と呼んでも許されるうちに、振り返りやら抱負やらのnoteを書いておきたかったのです。 高校卒業までは、長期休みの宿題も最後まで溜めるタイプではなかったし、受験勉強も計画的に取り組むタイプだったはずなのに、 大学入学後は課題も卒論もギリギリになってしまいました。 まだ今は「新年」と呼べるはずだから、こんなnoteを書いても許

        2023年振り返り

          今年も、たいへんよく泣きました。

          さあさあ、この時期にnoteを書くということは! 最早毎年恒例の1年の振り返りnoteの季節ですね!⛄ 今年もいろんな人や物事に出会いました。 あらためて、私に関わってくれたすべての人たち物事たちに感謝です。 本当にこの1年間、ありがとうございました。 奇跡みたいに嬉しくてたまらないことも、ああ信じていいんだって思えることも、中指立てたくなったりすることも、牙を向きたくなったりすることも、いろんな出来事がありました。 いろんなことが起こるたびに泣きたくなりました。 私は

          今年も、たいへんよく泣きました。

          2021年、料理との出会い

          高校を卒業した頃の私(と母)は、家具を揃えるためにホームセンターで「春の新生活応援!」的な売り文句のやっすくてちっちゃな冷蔵庫を買いました。「家具を買い揃える」ってほんとうに疲れる。だから、とりあえず生活に必要なものを揃えよう。そんな気持ちでした。 6畳ちょっとの小さな部屋には丁度いいサイズだった、はずだったのに… 2年後。料理を作ることがこんなにも好きになるとは思いもしなかったから、いつも冷蔵庫は野菜やお肉でパンパン。一人暮らしであることに加えて、バイト先で賄いが出るのを

          2021年、料理との出会い

          やっぱり私は、お父さんに似ている。

          「お父さんにそっくりやなあ〜!」 思春期の私はこう言われてあまり良い気持ちはしなかった。 ガサツで、仕事ばかりしている、そんな人だったから。 まあ実際私も割とガサツなところは多いから、良い気持ちはしなかったけど否定もできなかった。でも、夜遅くまで働いたり休日出勤も厭わないお父さんを見ていると、そんな人に似ているのかと思うことはやめられなかった。ちなみに、顔まで似ているらしい。 21歳になった私。 とっくに『思春期』を抜け出し、将来と向き合い始めている。 やりたいこと、叶えた

          やっぱり私は、お父さんに似ている。

          来世は、

          私は来世あたりに、水族館のスタッフさんになりたい。 水族館のスタッフさんになって、可愛い動物たちと戯れたり、あの幻想的で非日常な空間を作り上げたい。 はたまた、来世あたりに、キリストみたいな人になりたい。 自分の痛みを顧みず無償の愛を皆に捧げられるような、そんな人になりたい。 「来世は、」 この言葉ってつまり、何か選択肢を捨てるってことだと思う。 そう思うと私はたくさんの選択肢を捨てて、たくさんの中から選択肢を絞り抜こうとしている、らしい。 端から見たらバカみたいな

          来世は、

          こんな日だからこそ、書けるnoteを。

          思いつきでnoteを書き始めた。 ものすごいスピードで時間は過ぎてゆき、なんとまあこの木下かりんという人間が21歳になってしまったようです。おめでとう私。 0:00を過ぎて、親しい友人や後輩、先輩が各種SNSでお祝いしてくれてほんっとうに嬉しいと同時に、私はいつも通りひなちゃんねると竹脇まりなさんのYouTubeチャンネルを見ながら申し訳程度の運動に励み、いつもと同じシャワーを浴びている。いつも通り、大好きな椎名林檎さんの音楽を聴きながら。 当たり前だが、21歳になったか

          こんな日だからこそ、書けるnoteを。

          希望

          あっという間に2020年は終わろうとしている。 私がこの世に生を受けてから20年も経ったらしい。 ちなみに、2000年5月23日から今日2020年12月31日まで、7527日。 短いのか、長いのか、よくわかっていない。 はたちというと、まだまだこれから人生で待ち受けていることも多いらしい。 ワクワクすることもあるけれど、私は怖いという感情の方が強いのかもしれない。 (こんな暗い書き出しだけど、最終的に前向きな投稿なので、是非最後までお付き合いくださいませ。) 私の2020

          ずっと脳内平和ボケガールだと思っていたよ

          私は幸せだな~ってつくづく思う。 世の中に憎むようなできごとや人もたしかに存在する。 けれど、大好きな人たちを「大好き」だと思えていること。 ひょんなできごとだって幸せだと思えていること。 大好きな人たちに囲まれて、たくさんの物事の移り変わりの中で生かされて、そしてそんな中で自分自身が「生きる」という意思を持てていること。 様々な人や物に取り囲まれて、その補集合でしかない私は、その人や物に恵まれてきたんだろうなあと今まで思っていた。 でも、それを幸せだと感じられる私は、

          ずっと脳内平和ボケガールだと思っていたよ

          私はまだ、箱に入ったままの娘だったらしい。

          今日(9/29)は、私の母方の祖母の3周忌。 勉強と部活に勤しんでいた高校2年生の私。 長い間病に苦しんだ祖母がこの世を去ったときの悲しみや、この世を去る前の、感情の津波がやってきた1週間のことは、今でも容易に思い出せる。 もう3年が経ってしまったらしい。 「そういえば、就活っていつから始めるん?」 「どんな企業に就職するの?」 「結婚はいつ頃?」 大学2年生になった私は、母と電話するたびにこんな話題を出されることもだんだん多くなってきた。 「うーん…3年生なったら始め

          私はまだ、箱に入ったままの娘だったらしい。

          やっぱり、私は強くない。

          私は、強くない。 やっぱり、強くない。 今年に入ってから、とても、とても、感じていたこと。 自分を自分たらしめているもの。 性格、性質、信条、経歴、仲間、家族、展望 … とても、とても、大切にしているのに 大切にしているからこそ、どこかバランスを崩したときに、一気に私の大切にしているものたちの山は崩れ去ってしまう。 そして、大切なものを大切にしているからこそ、大切なものを守れない自分を何よりも許せない。 それが とても、とても、怖い。 こうなったら、大切なものを守り切る

          やっぱり、私は強くない。

          憧れ

          いつまでたっても忘れられない人。 私の母方のおばあちゃん。 一言で言うと、“かっこいい”人だ。 自分のことを顧みずに、人に愛を降り注ぐことができる。 おばあちゃんのお葬式は、集まった人が皆泣いていた。 自分が過去にしたことやかけた思いが、集まっていた人それぞれに鮮やかに蘇っていた。 昔は(今はどうなんだろ…?)内向的で、あまりわかりやすく感情を出さなかった私にも、たくさんの愛情をくれた。 おばあちゃんだから愛してくれるのは当たり前じゃない? いやいや、そうではなかった。 私

          「縁」

          2019年最後に、noteを始めてみました。 自分の中や、狭いコミュニティーの中だけで、考えていることをとどめておくのがもったいないような気がして。 そんなことを言うのはおこがましいかもしれないけれど。 まあ自分も嫌ではないので、せっかくなら発信しようと思います。 上手く投稿できるかな。 きのしたにとっての2019年月並みな表現ではあるけれど、激動の1年でした。 今一度、何があったか振り返ってみるとしましょう。 1月 センター試験。芳しくない結果。諦めるのは嫌だったから、