哀悼の意義

「セクシー田中さん」の作者・芦原妃名子さんが自殺されたとのニュースがありました。
自身を追い詰めてしまった結果なのかもしれませんがとても残念なことです。

首吊り自殺未遂した事がある身からしますと、そこまで行くともう死ぬこと以外の道は見えなくなってしまっているので他人が無理矢理にでもそこから引きずり出してあげる事が大切です。 
気分転換とか考え直すという余裕のある時にしか出来ない選択は不可能で、死ぬことが最も楽に思えてしまいますしそれしか選べない状況になり突発的にやってしまいます。

そんな最悪ともいえる状態で死んでしまうと、その時の波動状態に死後も包み込まれてしまい永くその状態が続くと思われます。
 死ねば無になる訳ではなく、ただ肉体が無くなるだけで自意識は依然と存在します。
そして魂(波動そのもの)だけの剥き出し状態になってしまうと、死亡時の絶望的な波動を肉体の緩和作用無しにダイレクトに受ける事になります。

自ら生み出した濃いマイナス波動の中に自らが埋もれてしまう状態。
ここにどれだけの期間埋もれていなければならないのか検討もつきませんが、絶望的な状況というのは主観的時間経過が極めて遅くなるので気の遠くなるような時間をその波動状態の中で過ごすことになるでしょう。

この状態こそまさに地獄の責め苦ともいえるものかと思いますが、魂を包み込むマイナス波動が消失すればその状況も改善されます。
自然に任せるとほんの少しづつの改善しか見込めず何十年、何百年とかかってしまいます。
自殺された魂にはもう何も出来ないので、肉体を持って生きている人間が温かい想い(プラス波動)を送り、対象者を包み込む暗い環境を少しでも明るく温かなものへと変えてあげる事がこちら側の人間が出来るせめてもの行いだと思いますし肉体を持って生きている人間にしか出来ないことでもあります。

哀悼の念、逝かれた方を想いやる気持ちには大きなプラス波動が含まれています。
それが先に逝かれた方々の状況をより良くする事へ繋がっています。
日本には先祖を敬ったり死者を慈しむ慣わしが古来伝わっていますが、それは人間が肉体を持っているだけの存在ではなく肉体消失後も故人は確かに存在している事を知っていたからではないでしょうか。

自殺されてしまうとその人を慕っていた人は悲しいので悲しみの念を送ってしまいがちですが、それは死者に鞭打つのと何ら変わりありません。
強いマイナス波動に苦しんでいる魂に悲しみの念といった更なるマイナス波動を送るのはよくありませんので冥福を祈ること。故人に感謝の想いを送ること。
そんな温かい気持ちが故人を取り巻く状況をより良いものへと変えていくことに繋がります。

多くの方々が亡くなられた場合、碑が建てられたり神社が創建されたりしますが、そうすると1箇所に人々の想いが集中するのでより人々の想いが収束し強いプラス波動となって多くの故人を癒しているのは間違いないと観ています。
とある平和記念式典会場はとても温かい波動で覆われていますし、式典当日にはとても強いプラス波動溢れる場になっています。

多くの人の温かな想いが故人の魂を深く癒し、より良い環境へと故人を導いていく礎となっているのでしょうね💐‪‪
 どれだけ離れてしまおうとも、想いだけは確実に故人へ届いています。


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