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これまでに読んだおすすめ本のレビューです。
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#読書記録

人の倍稼ぐフリーランス46の心得【ブックレビュー】

人の倍稼ぐフリーランス46の心得【ブックレビュー】

私が上阪徹さんのことを知ったのは、「書いて生きていく プロ文章論」を読んだことがはじまりだった。

https://note.com/wf_tsumugi/n/n45de1848641b

そこから、上阪さんが主宰する「上阪徹ブックライター塾」に入塾し、本も複数読むようになった。その中の1冊がこの本だ。

本書は、豊富な取材経験、取材からの執筆を手掛ける、
ブックライターであり自著も数多くある上阪

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書いて生きていく プロ文章論:②【ブックレビュー】

書いて生きていく プロ文章論:②【ブックレビュー】

本記事②は、①の後編として、主に第四~七章から、書き留め置きたいトピックを挙げて紹介したい。

本書は、豊富な取材経験、取材からの執筆を手掛ける、
ブックライターであり自著も数多くある上阪徹氏による

書いて生きていく プロ文章論

出版社: ミシマ社
発売日:2010/11/26(第一刷)

感謝の気持ちを持って臨んでいますか?同じ企業に取材に行ったとしても、例えばクライアントへ取材しに行ったの

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文章のみがき方(辰濃和男:著)②【ブックレビュー】

文章のみがき方(辰濃和男:著)②【ブックレビュー】

書き留めておきたい見出しが多く、長くなってしまったので、記事を二つに分けて紹介したい。

①はこちらから。

本書は、『朝日新聞』のコラム「天声人語」の元筆者である、辰濃和男氏による

文章のみがき方

出版社: 岩波新書
発売日: 2007/10/19(第一刷)

すでにブックレビューを書いた「文章の書き方」の姉妹編でもある。

①の記事では、目次にあるⅠ「基本的な事を、いくつか」、Ⅱ「さあ、書

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noteからのお知らせ【マガジン追加】

noteからのお知らせ【マガジン追加】

きのう、うれしいお知らせが届いた。

先週アップしたこの記事、

なんと、noteマガジン運営のマガジン「【ビジネス書】読書感想文」に追加されたという。

これまでいくつかの文章術・文章読本系のものをブックレビューしてきた。その中で、この1冊をお仲間に加えていただけて、とてもありがたい。

私が文章術系の本を選ぶとき、
「筆者がだれか」
というのはもちろん重要だが、
「タイトル」も気になるところ。

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必ず書ける「3つが基本」の文章術【ブックレビュー】

必ず書ける「3つが基本」の文章術【ブックレビュー】

不思議なもので、どんなことも「3つ」と言われると、スルッと頭に入ってきたりするものだ。
覚えにくいものも「3つ」という呪文にかかれば、「なんか、覚えられそう」と安易に食いついてしまう。
実に単純なものである。

本書は、コラムニスト・毎日新聞客員編集委員である近藤勝重氏による

必ず書ける「3つが基本」の文章術

出版社: 幻冬舎新書
発売日: 2015/11/30(第一刷)

文章にはこの「3つ

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20歳の自分に受けさせたい文章講義【ブックレビュー】

20歳の自分に受けさせたい文章講義【ブックレビュー】

社会人になり、いくつもの年月を越えた今。
文章と向き合う仕事をしている今。

もう少し若いころに、文章の何たるかを知るべく。
文章の奥底に少しでも近づけるべく。
時間を費やしておけばよかったな…と思うこともある。

今、私が20歳だったら。
この本を読んでみるのもいいんじゃないかな、と。
簡単なようで意外に奥深い、この本を。

本書は、株式会社バトンズ代表、フリーライターの古賀史健氏による

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文章読本(谷崎潤一郎:著)【ブックレビュー】

文章読本(谷崎潤一郎:著)【ブックレビュー】

文章読本系のジャンルをかいつまんできた。
そんななかでも、いまだ文章読本系のトップに君臨するといえる、この本。

本書は、「痴人の愛」「細雪」「春琴抄」などの作品を世に送り出し、耽美派として知られる谷崎潤一郎氏による

文章読本

出版社: 中公文庫
発売日: 1975/1/10(初版)
     1996/2/18(改版)

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%

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1分で心が震えるプロの言葉100【ブックレビュー】

1分で心が震えるプロの言葉100【ブックレビュー】

その道のプロは、
どんな思いで自らの道を切り開いてきたのだろうか。
どんな思いがターニングポイントになったのだろうか。

何気ない日々を重ねるなか、
私たちは何かしら心に決め、一歩ずつ前へと進んでゆく。
ささいな選択の連続が、のちの人生を大きく変えるきっかけになる。

先人の方々の言葉を、前に進むエネルギーにできたら。

本書は、豊富な取材経験、取材からの執筆を手掛ける、ブックライターであり自著も

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伝わる・揺さぶる!文章を書く【ブックレビュー】

伝わる・揺さぶる!文章を書く【ブックレビュー】

最近、「これは…!」と思う本を手に取っては読みふける。そんな日々を過ごしている。

文章を書くことは楽しい反面、責任を伴うものだと思うし、やっぱりいい文章、伝わる文章を書きたいという欲が出る。

本書は、山田ズーニー氏による
「伝わる・揺さぶる!文章を書く」

出版社: PHP新書
発売日: 2001/11/29(第一版第一刷)

小論文のプロが教える「文章の書き方」著者は、ベネッセで小論文通信教

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