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#音楽
音楽性の合う合わない
音楽性の合う合わないを友だちづくりの基準に据えていた時期があった。今考えれば、なんとまあ未熟な、可能性を狭める選択をしていたことか。若いってえげつない。
大学生の頃、あんまり友だちがいなかった。毎日がつまらなくて、授業には遅刻ばかりして、講義室に入るのがいやでサボるのはいつものことだった。
当時は「音楽がすべて」だった。軽音サークルに入って、歌を歌って、演奏をして。人間は音楽をするのが当たり前
「好きな音楽を誰とも共有できない悩み」 #洋楽好きnoteユーザーあつまれの会
数日前まで、noteではハッシュタグ企画「#いまから推しのアーティスト語らせて」が開催されて大変盛り上がっていた。
面白い企画だなぁと思った一方、私は即座に投稿することを諦めてしまった。それはなぜか。
カーペンターズ。
キャロルキング。
彼らは私の敬愛してやまないミュージシャンだけど、そんな彼らについて語ったところでどうせ誰も読まないだろうな、そう思ったからだ。
カーペンターズとキャロルキ
革命のエチュードを聴きながら【ショパンの故郷ポーランドをたずねて】
ショパンの話をしようとすると、いつも胸がいっぱいになってしまって、何から話したらいいかわからなくなってしまう。だからこの文章もどう頑張ったってムチャクチャになる。それでも想いの1/10でも記せたら良いのかなと思って書いてみることにする。
私にとって、ショパンは私のもう一つの心であり、理解者であり、気が合う人でありながら、偉大なる作曲家でもある。
クラシックの演奏はイタコに似ている。音を書き残す
変わる変わるよ音楽性は変わる 〜ショパンを弾いていた少女が大塚愛経由でDesperadoに辿り着くまで〜
音楽が好きな人ならきっと、聴いた途端センチメンタルスイッチが入る曲ってあると思うんだけど、私にとってのそれはイーグルスの”Desperado”だ。
1973年の発売当時に相当売れた曲みたいなので、私にとっての、というよりは全世界共通のセンチメンタルスイッチと言えるかもしれない。まあ、みんながみんなセンチメンタルな気持ちで聴いているのかどうかはわからないけど、少なくとも私はめちゃくちゃ胸が熱くなる
音楽と私|きらきら星
小学生だか中学生のとき、音楽高校でピアノのレッスンが受けられる企画があって、私はなんとなく興味があって参加した。当時の私は個人のピアノ教室で一番上手くて、大人も抜かしていつも発表会ではトリだった。もちろん毎日必死に練習して、厳しいレッスンにも堪え、相応の努力はしていたけど、それでもチヤホヤしてもらえるのは嬉しかったし、 言うなれば天狗になっていた。
音楽高校でのレッスン当日、小さなピアノ室には私